自信満々の若手エンジニア社長が、起業時に絶対やってはいけない3つのこと


みなさん、お疲れ様です。

トップフラワーデザイナーにお花のオーダーメイドができるwebサイトを運営している、株式会社Sakaseruの広報部です。今週もわたくし代表の小尾(おび)が頑張って報告しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

さて、早速お花屋さんがうまくいかなくなってしまったので、大工へ転職しました。

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というのは、僕なりの渾身の冗談です。

 

実はSakaseruを始める前、フラワーキッチンというリアルのお花屋さんを経営していました。

内装費を抑えるため、お店は自分たちで作りました。写真はその時のものです。

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これはお店の看板です。自分で言うのもなんですが、結構良い感じじゃないですか?

 

結果から言うと、このお店は全然うまくいきませんでした。オープンして2年であっけなく閉めることになりました。

 

自分たちで手作りしたお店が他人の手に渡っていくのを見るのは、めちゃくちゃ切なかったです。でも、この時経験した失敗の数々が、今のSakaseruに活きていると感じます。

お恥ずかしい限りですが、今日は僕の失敗談を3つお話したいと思います。

 

失敗1:花屋なのか、カフェなのかわからない店を作る。

「花を売らない花屋さんを作ろう」

これがフラワーキッチンのテーマでした。

え?何言ってるのかって?そうですよね。すいません、早速わかりにくくて。

 

新宿歌舞伎町の花屋さんを手伝っていた時、「ただ花を売るだけではすぐに頭打ちになる」という課題を強く感じていました(詳しくは週報001号の『小心者のエンジニアがイケイケベンチャーを起業したらこうなった』をどうぞ)。

だから、ただ花を売るだけではなく、花以外の価値を提供し、結果的に花が売れるというビジネスモデルを作りたかった。今までと同じことをやっても面白くない。どうせやるなら新しい花屋をやりたい!という想いもありました。

 

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上の写真の通り、お店のコンセプトはカフェです。

例えばス○バのようなお店が日本のコーヒー文化を変えたように、花屋にも気軽に立ち寄れる文化を作りたかった

コーヒーの種類と大きさを選んで買うように、花も色味と大きさ、ラッピングを選ぶだけで、気軽に買える

 

ブラウン系の花束は「ショコラ」。

グリーン系の花束は「グリーンティ」。

 

サイズもショート/トール/グランデと用意し、ラッピングもストライプやドット柄から好きなものを自分で選べるようにしました。

我ながら良いアイデアだと思いました。

 

でも、見事に失敗。皆さんはこのアイデアの大きな欠点は何だと思いますか。

チッチッチッチッチッチッ・・・

 

正解は「カフェなのか、花屋なのかわからない。」です。

六本木のテレ朝通りに面していたので、それなりに人は通ります。お店をチラチラ見てくれる方もいます。でも、入ってくれない。

 

ようやくお客さんが来店し喜んでいると「ホットコーヒ、Sサイズで」と・・・。カフェだと思われてしまいました。カフェを目指したがゆえ、カフェと勘違いされる。もう、致命的ミスです。

 

普通だったら「カフェっぽいお花屋なんて、理解されるのは難しいかもね」と反省すべきところですよね。

 

でも、僕らは何も見えていませんでした。

お客さんの目線が低いんだ。僕たちのセンスについてこれない客には、わかってもらわなくて結構。

 

イキがっていました。最低です。

今考えれば、客の立場で考えるという商売の基本を忘れていました。

自分たちのエゴを通しても、お客さんには伝わらない。お客さんが求めている商品を作ることが大事だと、この経験から学びました。

 

失敗2:無料で花を配りまくる。

当初は「絶対この店は流行る」と強気の僕らでしたが、オープンしてから3〜4か月たってもオーダーは全く入りませんでした。

 

「まずはフラワーキッチンを知ってもらわないと!」

オーダーが入らない理由は認知度の低さだと考え、広報活動を開始。街中にお花を無料で配る”フリー・フラワーキャンペーン”を始めました。

 

お店の説明が書かれたラッピングで一輪一輪を包み、新宿の紀伊国屋書店の前、渋谷のマークシティ、銀座中央通りなど、人が集まる場所で配りまくりました。

無料で花がもらえると聞いた人たちが殺到し、1000本用意した花はあっという間になくりました。

また、このラッピングには「友達に無料で花を送れるクーポンコード」を付けていました。友達に紹介してもらうことで更に見込み客が増えるんじゃないかって・・・あざといんですけどね。

結局、合計4万本ものフリーフラワーを配り、それなりの手応えを感じていました。

 

しかし、結果はこれまた大失敗

さて、皆さんはこのアイデアの大きな欠点は何だと思いますか。

チッチッチッチッチッチッ・・・

 

正解は、「無料というキーワードで惹きつけたお客さんは、その後も無料を求めてくる」です。

無料に慣れたお客さんって、無料が当たり前だと思っちゃうんですね。無料以外は響かなくなってしまう。

 

また、これは予想外だったんですが、

白いガーベラは、キリスト教だと縁起が悪いんです」とか、

すぐにしおれちゃいました!」といった、苦言が来るように

お金をきちんと頂いていれば、僕たちもきちんと対応ができたはずです。でも、無料で配ったお花を交換できる余裕は、その頃はありませんでした。

「無料」という、自分たちの価値を自ら下げる行為の浅はかさを痛感する経験でした。

 

 

失敗3:大雪の日に、スタッフをチャリでお客さんの元へ走らせる。

僕がやらかした最大の失敗。それがスタッフへの対応です。

当時の僕は、スタッフさんの気持ちがわからない、いや、わかろうともしないクソヤローでした。

 

例えばお客さんからオーダーが入れば、大雨だろうが大雪だろうが「今すぐチャリで行ってきて」の容赦ない一言を浴びせます。手加減はありません。労いの言葉もありません。

 

そんなクソヤローぶりのおかげで、スタッフは一人、二人と辞めていきました。

 

・・・思い出したら胸が苦しくなってきました。この辺でどこか懺悔できる場所はありますか?

 

いや、懺悔なんてしている場合ではありません。

もしこれから起業を考えている方、またはマネジメントで悩んでいる方は、絶対に僕の二の舞になってほしくありません。

この話は長くなりそうなので、また来週ご報告させていただきます(次回へつづく)。

 

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株式会社Sakaseru (英名 Sakaseru,inc.)

所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-2 #1307

設立:2015 10 14

https://www.sakaseru.jp/

 

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