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記事に埋め込むべき「共感」を得るポイントの作り方とは?

配信日:2017/3/1

 

さて、今回は1記事で5万PV,6000以上のいいね!を得た、

「なぜ「システムが無事に動いている」ことの価値は理解されないのか」

という記事について、考察してみます。

 

読まれるコンテンツは、「共感」「役に立つ」「笑える」の3つのうちのいずれか、もしくはその組み合わせですが、この記事は、「共感」がメインのコンテンツです。

 

では、何に「共感」したか。共感を呼び起こす最大のコンテンツは、「経験談」です。読者層の多くと被る経験をコンテンツにすることが、共感を得る最も効果的なやり方です。

ですが、そう言われると、「でも、私の経験なんて、皆共感できるものなのかなあ?」
という方もいるでしょう。

 

実際この記事、実際の事例は「システム保守」であり、読者の経験とはかぶらないはずです。にも関わらず、なぜ読者の方々の多くが共感したのでしょう。

 

その秘密は、中盤の一言にあります。

“それだけ大変な作業をやったとして、その作業が目に見える形でユーザーに評価されることは極めて稀です。”

この一言は、システム保守ではなく、ほとんどすべての仕事に言えるのではないでしょうか。

 

「縁の下の力持ち」的な仕事は報われにくい、でも大事、そういった仕事を経験したことのある人であれば、この記事に対して共感するでしょう。

 

「個人の経験」を「一般的な共感ネタ」に置き換えることで、多くの人の心に届くコンテンツになるのです。

(了)

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