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100万人が集まるメディアを作ったライターノウハウを公開「バズは1日にしてならず」

配信日:2017/4/26

 

さて、今回は日本植物燃料株式会社の企業広報として書かれた

「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話

という記事について、考察してみます。

ページビュー数は約20万、いいね!数は9700を記録した、いわゆる「バズを起こした記事」です。

読まれるコンテンツは、「共感」「役に立つ」「笑える」の3つのうちのいずれか、もしくはその組み合わせですが、大変多く読まれる記事、いわゆる「バズ」は、更にいくつかの特徴があります。

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前提として、「バズをおこす」にはいくつかの条件があります。

1.記事を掲載したサイトに、ある程度のトラフィックがあること

2.タイトルが良いこと

3.ポジティブな内容であること

4.新しい概念を提供するものであること

 

今回は1、および2、について解説します。

1.記事を掲載したサイトに、ある程度のトラフィックがあること

「バズ」は、ある程度のトラフィックがあるサイトでなければ起きません。

幾つかのサイトに同じ記事を掲載して実験してみると、1日に1000セッション以上(月間のPVの目安は4~5万PV)あるサイトだと、バズをおこす最低限の要件がある、といえます。(もちろん例外もあります)

「うちのサイトの記事はなぜバズらないのだ」と聞かれることがありますが、もともとのサイトのトラフィックが小さければバズは起きません。

まずは1日1000セッション、人が訪れるサイトを作るか、もしくはそう言った外部サイトに記事を寄稿しましょう。

「バズは1日にしてならず」

です。

 

2.タイトルが良いこと

タイトルは重要です。webのタイトル=新聞の見出しだからです。新聞の見出しは相当気を使って作られていますが、webでも同じです。

例えば、何処かで見たような「◯◯を◯◯する7つのポイント」といったタイトルは、今は既に読者に飽きられ始めており、SEO対策としては良いですが、企業の広報や、SNS上ではあまり読まれません。

また、

「数字をタイトルに入れろ」

「煽りタイトルにせよ」

「不安を掻き立てなさい」

といったいわゆる「釣りタイトル」を使うように指導をするマーケティング会社もありますが、長期的に見ると、「タイトル」と「内容」がマッチしていない記事は、読者から信用を失います。

そこでオススメなのは、「記事の文中から抜き出して作る」方法です。

(「タイトルを最初につけているんだけど」という方も、必ず書き始めにつけたタイトルは、もう一度見直してください。書き始めた後に、方向性が変わることはいくらでもあります)

 

記事にはほとんどの場合、「決めゼリフ」や「総括」が存在します。(そうでなければ読みにくくてたまらないでしょう)

その「決めゼリフ」や「総括」は、記事の面白さや、内容をまとめて表現している可能性が高いです。

 

したがって、まずはタイトル「文中」の一文から抜書きします。

ただ、そのままでは長すぎるケースがありますので、あとは「同じ意味を、他の言葉でもっと短くできないか」という発想で書き直していきます。

この方法ですと、

「タイトルと内容が一致している」

「キャッチなコピーが作れる」

と、メリットが大きく、かつ作成も簡単です。

 

長くなりましたので、3,4は次回以降に説明していきます。

次回へ

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