8653129078_9f1a1f2045_z仕事の現場で様々な人とやりとりをすると「これは自重したほうが良いな」と思う言葉がいくつかある。文脈次第ではあるがこれらの言葉はちらりと出てしまう「悪意」のようなものだ。

友達と話すときには気にする必要がないのかもしれないが、仕事では気をつけようと思っている。

 

 

 ・あの人あんな(ひどい)事言ってましたよ

悪い噂をわざわざ本人に教える必要があるのだろうか?ないと思う。良い話ならともかく、その人のためになるとは思えない。欠点を指摘するなら噂ではなく、自分の思ったことを言えばよい。

悪いうわさを伝えるのは、親身なふりをして、対立を煽っているだけだ。

 

 

・私はあの時反対しましたよ

相手を責める言葉としてはメジャーだが、言ってしまいがち。ただこれを言っているようでは、話にならない。黙って協力すればそれで済むのだ。

 

 

・誰の責任なんですかね

自分の責任を逃れながら、責任追及のターゲットを探している言葉。もちろん責任は問われなければならないが、この言葉を言う時はだいたい悪意がある。

責任追及をしたいなら「◯◯さんに責任があると思います」と堂々と言えばよい。

 

 

・できる人にしかわからないよね

特権意識を強化する言葉。部下に言うと勘違いされやすいので使わないほうが良い。

実際、どこでも「できる」人なんて、ほぼ皆無であり、ある場所で「できる」人でも、別の場所では「できない」ことがよくある。

 

 

・あの人悪い人じゃないんだけどね

使ってしまいがちだが、この後に必ず悪意がある言葉が来る。この言葉はたいてい、本人不在の時にできない人をやんわり非難するための言葉である。

改善して欲しいなら本人に言おう。

 

 

・あなたのためだから

大抵の場合それは「あなたのため」ではなく、言っている本人のためである。経験的にはこの言葉をつかう人は、自己愛が非常に強い傾向にある。

 

 

・興味がないです

目の前の人を最も効果的に傷つけようとするときにつかう言葉。興味が無いのは嫌いよりもたちが悪い。

 

 

人に悪意を持たない、ということは非常に難しいが、少なくとも言葉に出さない、伝播させない、偏見を持たせない、といったことのためにできることはいくつかあるだろう、とは思う。

 

【お知らせ】
前回(3月8日開催)に大変ご好評をいただいたウェビナーを、皆さまの声にお応えして再び開催いたします。 今回は、最新の生成AIの活用方法や最新知見を中心に、ティネクト主催でお届けします。 ぜひご参加いただき、実務に役立つ情報をお持ち帰りください。



ティネクトだからこんなことが話せる!4つのポイント
・SEOの「検索順位至上主義」を否定し、AI時代の検索戦略をご提案
・「先読みSEO」」で未来の検索ニーズに先回りし、圧倒的トラフィックを獲得した実例
・SEOを「ブランド × コンバージョン」の両立として設計し、ビジネス成果へ直結する方法
・SEO無料診断のご提供

<2025年4月10日実施予定>

AI時代のSEO最前線:企業が知るべき戦略とは?コンテンツの専門家が徹底解説

SEOはもはや「検索エンジン対策」ではなく「AI対策」へと変化しつつある

【内容】
1. AI検索時代のSEOとは?
2. SEOの未来を予測し、先回りする「トレンド予測型SEO」の重要性
3. コンバージョンまで設計するSEO
4. まとめ & Q&A


日時:
2025/4/10(木) 16:00-17:30

参加費:無料  
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。


お申込み・詳細 こちらウェビナーお申込みページをご覧ください

(2025/3/27更新)

 

 

・筆者Facebookアカウント https://www.facebook.com/yuya.adachi.58 (フォローしていただければ、最新の記事をタイムラインにお届けします))

・筆者Twitterアカウントhttps://twitter.com/Books_Apps

・大学・研究の楽しさを伝える、【大学探訪記】をはじめました。

【大学探訪記 Vol.22】コスプレの研究をする大学の先生がいた。

【大学探訪記 Vol.21】人間は、なぜ1種しか地球上に存在しないのか?という疑問に迫る。

【大学探訪記 Vol.20】地球に隕石が飛んできているからそれ調べてるんですけど何か?

・仕事の楽しさを伝える、【仕事のチカラ】をはじめました。

【仕事のチカラ Vol.7】月間170万PVのオウンドメディアを1年で作り上げた人はどんな人?

【仕事のチカラ Vol.6】27歳にして3社を渡り歩き、起業した人の話。

【仕事のチカラ Vol.5】データサイエンティストって、どんな人?どうやったらなれるの? という疑問に答えてもらいました。