この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。

 

・次女とFC東京-川崎フロンターレ戦にいったら次女がサッカーにハマりました

・私も巻き込まれて、これまで殆どサッカーの話題が出ない家だったのに、いきなりサッカーブームが起きています

・一方長女は、演奏会で先輩が綺麗だったことに憧れたらしく、最近急に身だしなみに気を遣うようになりました

・長男にも共通することですが、自分で「好きなこと」「好きなもの」を見つけた瞬間の子どものパワーって強烈です

・「これが好き」が多ければ多いほど生きる力が強くなる、というのは、自分でも体感しています

・それに対して、親に出来ることは、たまたま「好き」に出会う確率を少し上げることくらいで、あとはそれを邪魔せず一緒に楽しむことくらいなのかな、とも思います

・今後とも、無理のない範囲で子どもの「好き探し」をサポートしていきたいと思います

 

以上です。よろしくお願いします。

さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。

 

ここ最近、子どもを見ていて興味深いなーと思ったことがいくつかあったので、ちょっと書かせてください。

しんざき家には、子どもが3人います。長男、春からの大学一年生。長女次女、中学三年の双子。

 

昨年まで、しんざき家ともっとも縁がないものといえば「スポーツ観戦」でした。

しんざき自身はそこそこスポーツ好きでして、学生時代に長距離走をやっていた頃から、やるのも観るのもわりと好きなんですが、妻はおよそスポーツと名の付くコンテンツにはほぼ一律で興味ゼロで、長男も大体それに準ずる傾向がありました。

 

それに対して長女と次女は、ここ最近、色んな漫画を読み漁る過程でスポーツ漫画にも突き当たっていまして、特に「ハイキュー!!」「ブルーロック」「メダリスト」あたりにはかなりどっぷりハマっていました。

で、漫画だけにおさまらなかった次女が、「バレーボールかサッカーかフィギュアスケートを観てみたい!」と言い出したわけです。

GWにたまたま私と次女の空き日程が被ったので、ちょうどよくチケットが空いていたサッカーを観にいくことにしました。

 

ということで、行ってきました味の素スタジアム、FC東京-川崎フロンターレ戦。私自身、Webでの中継などは見ていたものの、Jリーグの観戦に来るのは初めてで、スタジアムの雰囲気も含めて目いっぱい楽しめました。

【FC東京×川崎フロンターレ|ハイライト】明治安田J1百年構想リーグ 第14節

野澤の得点の前の佐藤龍之介の縦パスが物凄かったですよね。FC東京こんなに強くなってたんだ、知らなかった……

 

この時の試合は2-0でFC東京の勝ちだったんですが、サッカーと言えばブルーロックしか知らなかった次女が、「サッカーってチーム戦なんだね……!!」とか「みんなボール持ってない時も滅茶苦茶走っててすごい!!」とか、よく分からないところで感動したりしていました。

いやまあ確かに、ブルロはチーム戦を体感する素材としては若干偏ってるかも知れないが、最後日本代表と試合したりはしてたろ確か。

 

で、この試合がよほど衝撃的だったらしく、次女がいきなりサッカーにドハマりしてしまいました。

私におねだりしてDAZNを契約させたのを皮切りに、色んな過去の試合を観たり、選手のインタビューを聴き漁ったり、FC東京のチャントを覚え始めたり。

おかげで、私の脳内でも延々チャントが流れています。

 

どうも次女の同級生にもかなり強火のFC東京サポがいるようで、サッカー見始めて数日なのに「パパ、佐藤龍之介が海外いっちゃったらどうしよう……!?」とかいきなり言い始めました。

サッカーを観始めてから、その心配に至るまでの期間が短い。選手の海外移籍は暖かく応援するんやで、と言い聞かせておきました。

 

一方。次女のサッカーとは全然別の話として、これがまた個人的には驚きだったんですが、長女が身だしなみに気を使い始めました。

以前まで長女はあんまり見た目に気を使わない方で、髪型も殆ど素のままだし、小学校の頃の服がほつれていても全然気にしないでずっと着ておりました。

これは私に似てしまったかなーと申し訳なく思っていたのですが、最近になって急に服や髪形をちゃんと整え始めまして、どうしたのかなーと思っていたら「演奏会で先輩が綺麗だったから」と。

 

長女、昨年10月くらいから、「文化祭での演奏がかっこよかったから」ということで楽器(マンドリン)を始めまして、つい先日部活の定期演奏会があったんですが、そこで憧れの先輩が凄く綺麗な装いをしていたらしいんですね。

身だしなみについてはこれまでもちょこちょこ言ってはいたものの、全然馬耳東風だったところ、「こうなりたい」という憧れがあるとこんなにも一瞬で行動が変容するのか、と。

 

ちなみに長女、昨年までは寝坊が多くて遅刻しがちだったところ、それも楽器を始めてからほぼ一切なくなりまして、理由は何かというと「部活の練習があるから」と。

長男についても同じようなことは直近起きていて、高2まではあまり勉強に対してモチベがなかったところ、ある時点からいきなり受験スイッチが入って勉強し始めまして、これが何故かというと大学の授業を聴講しに行ったからなんです。

どうも高校の授業があまり性に合わなかったところ、「こういう授業なら聞いてみたい!」ってなったことが、彼にとっては勉強のスイッチになったみたいなんです。

 

次女による家全体のサッカー熱、長女の憧れによる行動変容、そして長男の受験勉強のきっかけ。「好き」ひとつで、子どもの行動が激変する瞬間。

これらはほんの一例で、他にも「これが好き」から子どもたちのスイッチが入ったものって色々あるんですが、何が共通してるかって「自分で見つけた」「自分で探し当てた」ことだ、って話なんですよね。

 

もちろん、「何か好きなものが見つかれば」っていうのは親として昔から考えてきたことで、今まで色々機会作りはしてきたものの、親主導で何かさせようとしても、まあやっぱりそんなに長続きしないんですよ。

例えば長男も一時期サッカーに興味を示したことはあって、小学校のサッカークラブに入ったりもしたんですが、あんまり長続きしませんでした。長女にも次女にも似たようなことはありまして、親の「お膳立て」がある程度以上になると、どうも強烈なパワーを生み出しにくいような気がする。

 

「親として、子どもにしてあげられること」って何なのかな、と、育児生活が20年近くになる今でも時々考えます。

親なら誰でも、一生涯考え続けることなのでしょう。

 

もちろん、身の回りの世話とか勉強の補助輪とか社会的なルールの教育とか、親の役割なんて山ほどあるんですが、根本的な「生きる力」みたいな話についていうと、結構親ができる範囲って限定されているかも知れない、と。

 

「好き」を見つける、というのは人生において根本的に大事な話で、「好きなこと」「やりたいこと」があればある程、生きる力は強くなります。

デスマで毎日午前2時まで働いた時、「これが終われば新作が遊べる」「帰りにちょこっと新作が読める」ということが唯一の心の支えになることもある。

これは私自身が体感していることで、家族の存在と同じくらい、私はゲームと楽器とSF小説に救われてきました。

 

一方、趣味とかコンテンツって、親が「好きになれ」って言ってなるようなものじゃなく、ただし子どもたちが自分一人でたどり着ける範囲にも限界がある。

「こういう選択肢がある」「こういうのが面白い」っていう、いわば趣味のカタログみたいなものは誰かが提示してあげなくてはならず、けれど「そこに飛び込む」というスイッチについては子どもそれぞれのタイミングやらバランスみたいなものがあって、最後は自分自身でスイッチを入れなくてはいけない。

 

となると、親にできることって、「提示」と「共感」までで、その後は時の運なのかもな、と思います。

こういう趣味があるよ、こういうコンテンツがあるよ、ということまでは提示してあげる。何かを選んで楽しみ始めたら、一緒に楽しむ。せいぜいそこまでなのかもな、と。

 

エンジンが駆動した後、オイルをさしてあげる役。いわば整備士。それが親の最大の役割なのかも知れないと、そんな風に思うわけです。

 

取り急ぎは、先刻エンジンが起動したばかりの次女のサッカー熱、そして長女の楽器熱が、もしも本人たちが望むならそのまま続けられるように、親としては一緒に楽しんでいければなーと思う次第なのです。

 

当面FC東京の新参サポとして、味スタにもちょくちょくお邪魔しようと思っていますので、皆さんよろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。

 

 

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【著者プロフィール】

著者名:しんざき

SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ。三児の父。

レトロゲームブログ「不倒城」を2004年に開設。以下、レトロゲーム、漫画、駄菓子、育児、ダライアス外伝などについて書き綴る日々を送る。好きな敵ボスはシャコ。

ブログ:不倒城

photo:Vienna Reyes