知人で子育てに悩んでいる方がいる。聞くところによると、自分の子供と他人の子供を比べてイライラしてしまう、という。
その知人はいわゆる「教育ママ」なのかもしれない。小学生の息子に水泳、英語、音楽など、様々な習い事をさせ、一週間のスケジュールはぎっしり詰まっている。
だが、これだけ熱心にやってもなかなか息子さんの習い事が上達しない。水泳はなかなか進級できず、後から始めた近所の子供にあっさり抜かれてしまった。彼女はどうしても抑えきれず、「なぜ出来なかったのか」と息子に怒鳴ってしまった。
勉強についても彼女は悩む。どうやらあまり学校の成績が良くないとのことで、これから始まる中学受験では、ますますイライラすることが多くなりそうだ、と彼女は言う。
なぜ、そんなに怒るのかと聞くと「息子が反省しないのが一番腹が立つ」と答えた。
「最初から出来なくてもいい。でも「なぜ出来なかったのか」と反省して、次はできるようになってやる、とやる気を見せてくれれば、こんなにイライラしないのに」と、彼女は言った。
この話を聞いた方々は「子供にそこまでしなくても」というかもしれない。でも、それは綺麗事であって、「うちの子は」と子供にスタートダッシュをかけさせる親はかなりの数存在する。
中にはすでに3歳の時から子供に複数の習い事を掛け持ちさせ、詰め込みを行っている親も東京では珍しくない。「子供はのびのびと育てよう」と言いつつ、自分の子供には詰め込みを行っている教職関係の方を私は何人も知っている。
また、面白いことに最近では彼らはすでに「いい学校に入れば、将来が保証される」という古い考え方に固執はしていない。
彼らはすでに、将来必要とされるのは、学歴などという古い指標ではなく、知力、体力、人格、感性など、能力そのものであることを知っている。
だから「能力を強化する」ということに対し、恐ろしいほど固執するのである。
私はこれらの行為が良いことがどうかはよくわからない。かと言って、悪いこととも言えない。なにせ、企業においては同じようなことが毎日行われているのだ。
「能力がなくて成果が出せない」社員は必要ないと言われてしまう。
「反省がない」社員は上司から叱責される。
子供と大人は違う、という方もいるかもしれないが、では何歳からやって良いのか。大人になってからいきなりそのような目に合うほうが良いのか。
私の知る限りでは、子供の時から訓練したほうが良い、という方も多いのではないかと思う。
教育熱心なある方はこう言った。
「価値観が多様化し、幸せになるための道筋が見えにくいからこそ、あらゆるリスクから子供を守ってあげたいという親の願いが、子供に対する過剰な期待と、熱心な能力強化のための教育につながる。」
彼らの子どもたちは、30年後に親に感謝しているか、それとも親を呪っているか、どちらになるのだろうか。
製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。 (2026/01/19更新)
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【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、
メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
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(Photo:Christos Tsoumplekas)




