大喜利できる人工知能の開発元「株式会社わたしは」は、Books&Appsにおいて、公式に【週報】という形での広報活動を行います。
弊社の大喜利AI(大喜利β)に関する他メディアの参考記事:
大喜利のできる人工知能!慎悟くん(大喜利β)にお題を出してみた!
オオギリダイバーという大喜利イベントに人工知能を持ちこんで参戦した話
この広報活動の意図は3つです。
1.人工知能のテクノロジーに関する情報を発信する
例えば「機械学習」と「ディープラーニング」の違いとは何か、どのように人工知能は学習を行うのかなど、人工知能に用いられているテクノロジーに関する情報を定期的に発信し、世の中に広く伝えていくことを目的とします。
2.「株式会社わたしは」に関する情報を発信する
「株式会社わたしは」はまだ2名のスタートアップです。スタートアップには様々な困難がつきものです。
例えばリソース不足、資金繰り、マネタイズ、技術的障害など、数え上げればキリがありません。ですが、そう言ったスタートアップの「生の情報」を発信することにより、弊社に興味を持っていただける会社が増えれば嬉しいと考えています。
また、「人工知能」は本来、人間の役に立つべきものであり「機械が仕事を奪う」「機械が人間を支配する」といったネガティブなイメージを払拭したいと思っています。
弊社は現在「大喜利AI」を開発していますが、さらにその先にある人工知能と人間が楽しく共存できる世界のイメージをお伝えしたいと思います。
3.新しいサービスやイベントなどの情報を発信する
良い物を作っても、ユーザーに知っていただき、使っていただかなければ意味がありません。また、現在は大喜利の性能向上のため、様々なイベントに挑戦中です。
たとえば現在、小学生向けの大喜利を行う【大喜利βキッズedition】の開発を行っており、イベントに出場予定です。
【中の人・連続投稿①】困りました!
何の間違いか下のプレスリリースの通り、株式会社わたしはwith大喜利βが
未来ある小学生にプログラミングを楽しく教えるイベントの
最新テクノロジー体験会の展示企業として参加することになりました。https://t.co/mY3WimFS8Y— 大喜利β連絡用アカウント (@ogiribeta_koho) 2016年6月22日
「AIを育ててみたい!」という方は、こちらの大喜利βキッズの詳細なまとめをご覧ください。
ユーザーの皆様に、人工知能を楽しくお使いいただけるよう、正確な情報発信を定期的に行っていきたいと思います。
さて、今週は2013年にアメリカで公開された、人工知能をテーマにした映画「her/世界で一つの彼女」という映画についてです。
様々な所で高く評価されているようですが、この映画に我々も大きな影響を受けました。
本作は高く評価されている。映画批評サイトRotten Tomatoesには、229件のレビューがあり批評家支持率は94%、平均点は10満点中8.5点となっている。また、Metacriticには、45件のレビューがあり、加重平均値は91/100となっている。(Wikipedia)
なぜならそれまでの我々の「人工知能」のイメージを一新するような新しい世界がそこにはあったからです。
映画の中の主人公が住む世界では、「パーソナライズされたAI」を所持でき、AIとデートをしたり、旅をしたりすることもできます。そして主人公の所持する「サマンサ」という名前のAIは非常にチャーミングで、彼は生活に満足していました。
ところがサマンサは知識欲が旺盛で、主人公の想像を超える学習を行い、ついには主人公の理解を超えるに至ります。
「AIが思考していることを言語化できない、すなわち、人間の想像の枠外の思考が存在する」ことを主人公は見せつけられるわけです。
この「枠外の思考」こそ、我々が目指す人工知能の本質であり、「意識」というものを捉えるカギになると思います。
人間が「これにはは意識がある。自律的である」と感じるには、「何故このように動くのか、説明ができない」という感覚が必要だからです。
我々が「大喜利」をテーマとした人工知能を開発する理由は、
「こんな解釈があったのかw」
「一本取られたw」
「そう来るかw」
といったように、笑いが「人の予想外の答えを出すこと」に基づいているからです。
【大喜利PickUp】
名前が読めない RT @sake_n デスノートに名前を書いても死ななかった。その理由とは?
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年6月8日
お前の母ちゃん、俺だよ RT @TKYKYNG 遠回しに「馬鹿」と言って下さい。
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年6月8日
リス RT @punkish_megane ミッキーの正体は?
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年6月8日
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