どーもー、ズイショと申します。本年もよろしくお願いしますー!

本題ではないので諸々省いて結論から申し上げますと、今の僕はうつ病になってしまい休職中の身となっております。

 

まず睡眠時間がコントロールできない。朝まで寝れない時もあれば、一日中起き上がれずに布団でうとうとしている日もある。

夜20時に倒れるように眠りにつき25時頃に覚醒してそれから布団に入り直してもずっと眠れない。このテキストは早朝5時に書き始めています。

 

食事を取れるも取れないもその日次第で家族の団欒の日としたい土日はすき焼きやら寿司やらハンバーガーやら飲み食いはできるが、そんなハレの日に対して家族が家にいない平日のケの日は薬を飲むために仕方なくパウチのゼリーを腹に入れて薬飲んでそれだけなんてことを繰り返しています。半年で体重が10kg減ったり、カップ麺なんかに頼って5kg戻したり。

 

こんな「うつ病って大変なんだよ」なんて話はネット上に出回って枚挙に暇がないありふれた話なので本題ではなくてですね、今回僕がしたいのは「マジョリティがマイノリティになってみてわかったことが色々ありました」という話です。

 

以下からが本題になります。

僕の自己紹介をすると、ステータスだけで言えばそれなりに楽しくご機嫌に生きてきたんだと思います。それなりの給料をもらえる会社員としての本業があり、副業もそれなりにこなして妻子を持ち働いてきました。つまりは特に福祉に頼らずマイペースに生きているそこらへんのおっさんです。次の3月で40歳になります。

 

ところがどっこい経緯は省きますがうつ病を患い急転直下でダメになってしまいました。

会社とか家族とか環境のせいにするつもりはさらさらありません。僕はどうもおかしくなってしまった。ずっとおかしかったのかもしれない。今までのように生きるのはどうにも難しい状態に陥っている。ただその現実を受け入れるばかりの毎日です。

 

人間を格上だとか格下だとかそういう考えのもとに他人を値踏みして生きてきた自覚は一切ありません。それでも僕は自分はもうダメだと思い至りうつ病になってしまいました。

しかし、その一方で俺は今までマジョリティであったことへの強い自覚と、僕は今マイノリティになってしまったんだという強い自覚があります。

 

うつ病になって休職に至ったことで、それ以前の僕には関係がなかった色々な手続きや制度に触れる機会が増えました。

うつ病なんざいつ治るかはわからないため退職という選択肢も当然ありえるので、そういうサポートをしてくれるサービスを受けてみたりもしました。あるんですよ、退職給付金サポートみたいなサービスが、世の中には。

結論としては僕にとっては何の役にも立ちませんでしたが。

 

故郷を離れて生きる自分は現状報告を常に故郷の父親にはしていたものなのでありのままを共有していると、「退職給付金最大480万円!」と謳う広告を父親に紹介されて、一度相談してみれば?と促され、最悪の場合は父親に金の無心が必要になる可能性もあるのでこれを突っぱねては金の無心もやりにくいというので、とりあえず受けてみました。

 

しかし、そこでサポーターから聞かされたのは当たり前に自分でリサーチして知っている程度の傷病手当や失業保険の仕組みについてまでで、広告でひらひらとひけらかすようなおいしい話は特にありませんでした。1時間のオンライン面談のうち15分で「そこらへんは全部わかってます」で話は終わり、残りの45分は業界の情報交換に終始しました。

 

僕が「今回は初回無料相談ということですが、契約するとなるとどうなるんですか?」と尋ねると彼は「最初の契約で30万前後、その後は失業保険の代行で月2万頂いてます」と回答しました。

全部自分でそこらへんの手続き未だできる僕からすると大変に馬鹿げた金額になるのですが、それを自分でできない方々がメイン顧客になるとのことです。手取り20万あるかないかのブラック環境下で働く方々が多いとの回答を得ました。

 

うつ病ながらもそこらへんの知識を以って自分で書類処理ができる人というのは面談希望者の全体の1割以下らしく、その人たち以外の9割の方々を助けるためのサービスをやっていると担当者の方はおっしゃっていました。

ふざけたサービスだなと僕は思いましたし、担当者の方もふざけたサービスであることを隠しもしませんでした。彼にも彼のノルマがあるし、絶対に契約してくれない僕とも1時間の面談を続ける義務があったのでしょう。

「人類の半分は偏差値50以下」というのは僕が好んで使う言葉ですが、なるほど世の中はこういう風に回っているんだなと改めて感じました。

 

僕がうつ病なのは事実なのであーだこーだ言う資格はないのかもしれませんが、見えない世界が見えてくる。

うつ病であることは診断を受けた以上間違いないながらも、これはあたかもダークツーリズムのようでいたたまれない気持ちになります。言葉を選ばなければ、下界に降りてきた気持ちもあります。自分が病を抱えて初めて見えた社会は助けてくれないんだなという冷酷な景色が見えます。

 

他にも色々な手続きを進めていますが、悪い世界をちょっと見学に行こうかなという感覚が抜けません。これは、僕が本当にうつ病であることを認めたくなくて面白がってるフリを気取ってるだけなのかもしれませんが。

それでもやっぱり感じるのはマイノリティへの不親切、存在するはずの福祉の存在をアピールしない世の中の仕組み、そういうものを頑なに隠して自己責任に追い詰める社会の有り様。そして、それをサポートしますよと手数料を掠め取る変な事業会社。

 

俺はそういうやつらと戦いながら何とか生き延びるしかやることがないんだけれども、「向こうがそのつもりなら俺だってハックしてやるぜ」の方針でやるしかないんですけど。

とりあえずはそういった現実をこの眼で見てやったぜを自分の誇りにしながら、まあなんとかやっていこうと考えています。何から卒業すればいいのかはわからないけど、何をハックすればいいのかはなんとなくわかる。そんな自分にも嫌気がさします。

 

詳細をここで多くは語りませんが、会社の制度とか国の制度とか、こんなに優しくなくてこんなに不親切でこんなに聞かないと説明してくれないんだとびっくりする毎日です。

 

俺はなんとかやってやるよやってみせるよと孤軍奮闘しながら、俺はもう一度くらいは上に登ってやるよと思いつつ、こんなのみんながみんなできるわけないじゃんもっと親切にしてやってくれよと思いつつ、僕は今できることを必死にやっています。同じように必死にやってる人がたくさんいるんだな、でも、うまくできない人もたくさんいるんだろうなということを思いながら。

 

ダークツーリズムは上からじゃなくても下からでも参戦できる。この世の中は狂っている。困っている人を助けながら生きてきたつもりではいたが、こんなにも世の中は困ってる人に冷たい世界なのかを思い知る一つの冒険を俺は今やっている。

 

無力感がある。俺のこれまでの善行ぶった振る舞いと関係なく世の中はマイノリティを虐げてきたし、俺も虐げた側だったのかもしれない。それだけが辛い。誰かを助けたかった、それは叶わなかった。その報いを一手に引き受けるほどの愛も情も俺には無かった結果が今なのだろうか。無念としか言いようがない。愛すべき人間が増えただけでその人らを抱きしめる腕の数は足りないまま、とぼとぼと歩く。

 

以上、ズイショでしたー!本年もよろしくお願いします!

 

 

 

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【著者プロフィール】

著者名:ズイショ

関西在住アラフォー妻子持ち男性、本職はデジタルマーケター。
それだけでは物足りないのでどうにか暇な時間を捻出してはインターネットに文章を書いて遊んだりしている。
そのため仕事やコミュニケーションの効率化の話をしてると思ったら時間の無駄としか思えない与太話をしてたりもするのでお前は一体なんなんだと怒られがち。けれど、一見相反する色んな思考や感情は案外両立するものだと考えている。

ブログ:←ズイショ→ https://zuisho.hatenadiary.jp/
X:https://x.com/zuiji_zuisho

photo by Kinga Howard