本を読まない人が増えているらしい。NHKの番組がそう報じた。
本を読まない。
読書時間ゼロ。
日本人の2人に1人にまで拡大しています。今、大学でも本を読まない人が増えています。
論文の課題を出しても自分の意見を言えない学生が増え、読書ゼロの影響を危惧する専門家もいます。
大学教授
「表面的な話をいくつかつなげて、それが自分の意見であるというふうに錯覚する。」20万冊の蔵書を持つジャーナリストの立花隆さんは、人々が本を読まなくなったのはむしろ自然な流れだと指摘します。
ジャーナリスト 立花隆さん
「インターネット経由で人類の知識の総体にアクセスできる、今は。
本の持つ社会的機能が変わった。」読書ゼロは社会に何をもたらすのか。
読書ゼロの実態と最新研究から考えます。(NHKオンライン)
記事を見る限りではなぜかPCやスマートフォンが叩かれていたり、「本の機能が変わった」など分析がされており、それぞれの人が一理ある事を言っている。
でも、本が読まれなくなったのはなんというか、あたりまえのことだと思う。そんな難しい理由ではない。理由は「殆どの本がハズレ」だからだ。
日本で今どの程度本が出ているかというデータがある。

(出典:日本著作販促センター)
この、「新刊発行点数」を見てみると、ここ50年で約7倍になっている。7倍、すごい数だ。一方、売れた本の数は30年位前からほとんど変わっていない。消費者にとって、選択肢が増えすぎて「どの本が面白いのかもわからない」状態だ。
そうすると、消費者はせいぜい「ランキング」や「売り場」を頼りに本を探すのだが、実はランキングも必ずしも「良い本」を探せるわけではない。某ブックセンターなどで出ている「売れ筋ランキング」はほとんどインチキで、ランキングをあげるために著者が本を買い取って人為的にランキングをあげたりもしている。
したがって、「本の良さ」ではなく、「出版社の営業力」で本の売れ筋がある程度決まってくる側面もあるから、「本当に面白い本」が埋もれたまま、ということはよくある。
いや、それ以上に問題なのは「ゴミ本」を掴まされた消費者だ。「本はwebよりも情報の質が高い」と信じて買ったのに、「これならwebでいいじゃない」と、本そのものへの信頼が失われる。
「書店」がキチンと良い本をキュレーション出来ていないのかもしれない。
私の事務所には本が大量に積まれて、分類されている。
「1000年本」・・・1000年以上読み継がれた本。名著、とよぶ域を超えた本。意識はしていないが、この本のどれかに誰もが必ず影響を受けている。世界の思想の底流をなす偉大な本。
「100年本」・・・100年単位で読み継がれた、あるいは読み継がれそうな本。いわゆる「古典」に分類されるものが多い。多くの思想や技術に影響を与えた、人類の至宝。
「10年本」・・・これから歴史の評価に耐えられるかどうか、試されている本。だが、「本当に良い本」、「出会ってよかった」と同時代の多くの人が思う良本。
「1年本」・・・いわゆる「ベストセラー」にはなったが、その後決して読み返されない本。単なるノウハウ本に多い。
「ゴミ本」・・・そのままゴミ箱に直行する本。
「本」の方が良質な情報がある、と言う方もいる。しかし、個人的にはゴミ本、1年本はwebに劣る。お金を出して買っているので、なおさらだ。webであればつまらない文章は「すぐ閉じる」ことができるが、本は勿体無くて最後まで読んでしまう。そして、「あーあ。」と後悔するのだ。
私も、何回タイトルに騙されたかわからない。感覚的には10年本にであえるのは30冊に1冊程度で、本は本当に「当たりを引くまでお金がかかる」のだ
したがって、「本を読まない人が増えている」というのは驚くに当たらない。「本を読まないので、表面的な知識しかない」というのも間違いだ。
本は今、いわば「マイルドなアタリショック」の状態にあるのだ。
北米における家庭用ゲームの売上高は1982年の時点で約32億ドル(同年末の日本円で約7520億円)に達していたが、1985年にはわずか1億ドル(同年末の日本円で約200億円)にまで減少した。北米の家庭用ゲーム市場は崩壊し、ゲーム機やホビーパソコンを販売していた大手メーカーのいくつかが破産に追い込まれた。ゲーム市場最大手であったアタリ社も崩壊、分割された。この1983年から1985年にかけての北米家庭用ゲーム市場の崩壊をVideo game crash of 1983と呼ぶ。日本ではアタリショックと呼ばれる。(中略)
1986年当時の任天堂社長の山内博の認識によると、「サードパーティによる低品質ゲームソフト(俗に言う「クソゲー」)の乱発がアタリの市場崩壊を招いた」と言う。
これは後世まで業界の共通認識となっており、2010年現在の任天堂社長である岩田聡は、「粗悪なソフトが粗製乱造されたことで、お客さんからの信頼を失ってしまった。」と定義している。ここから転じて、ハードやジャンルに関わらずゲームソフトの供給過剰や粗製濫造により、ユーザーがゲームに対する興味を急速に失い、市場需要および市場規模が急激に縮退する現象を「アタリショックの再来」または単に「アタリショック」と呼ぶこともある。
(Wikipedia)
今の時代は、「良い物を出せば、売れる」時代だ。出版社には今後、「良い本」を数多く出してくれることを大いに期待している。
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奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、
メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
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