こんにちは、YeLLという会社を経営している吉沢です。

 

さて、当社では「毎日仕事するのが楽しくて仕方ない」という状況を日本中に創り出すことをビジョンとして活動をしているのですが、先日

「せっかく夏だし、とことん仕事を楽しんでる連中を集めて、イベントでもやってみよう」

ということで、中高の同級生でもあるBooks&Appsの安達さんと一緒に、1つ仕掛けることにしてみました。

(参考記事:なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから

 

登壇者としてノリで集めたのが、下記の3名:

アフリカでFintechを展開する合田真氏

お笑いアプリ『bokete』など、プロデュースしたアプリは合計1000万DLを超えるイセオサム氏

デロイトのコンサルタントだったのが、妻から実家のコタツで”あんたの仕事ってそれ?”と言われたブログで独立した安達氏

 

とにもかくにも、「楽しい仕事にありついている」とおぼしきこの3名から、その場即興で、一切の事前打合せ無しにて展開したこのイベント。

その場で共有され、議論された「楽しい仕事にありつくための7つの技術」は、会場からも様々な反響がありました。

 

楽しく、ワクワクする仕事をしたいなと強く感じました(40代男性 マーケティング)

学びが多かったです!人の話を聞くのは、大切だなと思いました(30代女性 ヘルスケア)

内容・構成の濃さが、申し分なく感激レベルでした(30代男性 コンサルティング)

登壇者の方はもちろんのこと、参加者の質問が冴えていて、学びがありました。スパッとした視点に勇気をもらえた(30代女性 編集)

 

そこで本記事では、会場にて登壇者と参加者のやり取りの中で共有された、特に役立つ7つの「楽しい仕事にありつくための技術」について、具体的に紹介します。

 

1:狭き門より入れ

安達氏によるノウハウ。新入社員の教育を任せたい、など、難しくめんどくさい仕事が回ってきたときほど、進んで受け入れるというのがポイントです。

こうした仕事を引き受けると、結果的に後々、やりたい仕事が回ってくるようになります。失敗しても、元々引き受けてもらった仕事なので、上司からするとそれほどキツく咎めることもありません。

評価が下がりそう、できるか分からないな、という仕事ほど進んで引き受けよというのがこのノウハウの要諦となります。

 

2:面白い人と仕事をする

イセオサム氏によるノウハウ。仕事を選ぶときに、常に「面白い人と仕事ができるか?」というところを大切にします。そのためには、自分が面白い仕事をしている、人がやっていないことをやっていると、結果的に「面白い人」からも自分が面白いと感じてもらい、仕事相手に選んでもらえるようになります。

イセさんの場合、圧倒的に釣りが得意なので、面白い経営者と仕事をしよう、とすると、まずは釣りに誘うところから始まったりします。

ちなみに、最初は面白いと思っても、ちょっと一緒に仕事をしたら「実は、自分にとってはあまり面白い人ではない」と気づくこともあるので、そういうときは、サッと引いてしまうことも大切。

 

3:自分で産み出す

合田氏のノウハウ。完全にオリジナルなものというのは難しいが、いろいろな要素を自分で組み合わせてみて、それによって「誰かが喜んでくれるかも」と思いながら組み立てることで、ワクワクする仕事が生まれるというもの。

例えば、合田氏が仕事をするアフリカでエボラ熱が流行したときに、ワクチンを大量生成するのに何かいい方法はないかと模索し、ダチョウの卵による培養方法を深掘りする研究者にいきついたのが、いい事例。

とにかくこうした場合、取り組んでいるテーマに「愛情」を降り注いて取り組むのが大切。そうであれば長続きし、新しいものが生まれやすくなります。

 

4:やりきった感じ

安達氏のノウハウ。何か仕事に取り組んだときは、必ず自分なりの「やりきった感じ」まで完遂する。それによって、「自分はなんとかできるんだ」という自信が生まれ、次につながっていく。具体的な「やりきる」基準は、会社を辞めても、そのテーマで食べていけるんだ、という水準までやること。

これに関しては、大組織の内部でだけ通用する強みなどはあてはまらないため、様々な仕事にクビをつっこんでおいて、適切な内容について「やりきる」こともポイントとなります。

 

5:やったことがないものをやる

イセ氏のノウハウ。やったことがないものは難易度が高く、この水準が「ギリギリで高い」というのが大切。

それに加えて、新しいことをやると、予想外のことも発生し、そこから学ぶこともできます。

新しいことをするために、イセ氏は情報収集の方法に工夫をしています。新聞やTVなどはルーティンとしては見ることなく、自分で取捨選択したツイッター、フェイスブックの投稿を眺め、感度の高い人からの情報を重視して、あたらしいことの要素を掴んでいきます。

 

6:自分は何が楽しいか知っておく

合田氏のノウハウ。ワクワクするテーマというのは、人によって全然違ってくるという話。主に、子供の頃の原体験とかによって違ってくるので、自分の中でどの瞬間が楽しいかを見つける努力が大切になる。これがベースにあると、資金調達なども、独自のスタンスを貫けます。

例えば合田さんの場合、このテーマで、この人からお金だしてもらおう、ってなって決めたら3年くらい時間をかけることもあり。

その人には、決算書も事業計画も出さないし、三ヶ月ごとに会いに行って、最近こんなかんじ、あんなかんじ、いい加減出してよ、と言って、そろそろだしてよ、というので1.6億出してもらったり。

事業計画書もかわるし、「こんなこといってたじゃん」という証拠は残さない!(笑)。合田さんの場合は、そういうアプローチが合っているとのこと。

 

7:Give&Takeで組織を超えてつながる

今回の開催のきっかけともなったアプローチ。米国の社会学者アダム・グラント氏が書籍「Give&Take」にて提唱する考え方。

「自分個人のためでなく、互いに他の人のために役立つように全力を尽くし合う。ただし、一方的に搾取する人がいたときだけは、それを排除する」というものです。これにより、互いが互いに、全体の系に貢献することができ、全体として楽しい仕事の総量も増えます。

 

 

今回の登壇者した3人も、互いにそうしたネットワークでつながっており、参加者サイドにも、こうしたつながりの中にいる面々が多数いらっしゃいました。

 

そんなわけで、開催終了後、たまたまトイレで居合わせた参加者の方と話をしていると、目を輝かせながら、この一言をいただきました。

「いやあ、中々これからどうしようかと迷っていましたが、今日は元気が出ました。世の中には、考え方次第で、いくらでも楽しい仕事に出会うチャンスがありますね!」

 

今日もまた、楽しい仕事を創り出し、より楽しい時間を過ごすための試行錯誤を続けてみてはいかがでしょうか?

 

 

本イベントでもご紹介した、組織に所属しながら、複業として別の大組織の社員アドバイザーとなる仕組み「YeLLサポーター」について、当日ご案内に加えた追加説明会を予定しています。ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください。

 

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