前に書いたのだが、最近は家でケトルベルを使ってトレーニングをしている。

最強のデブ飯「ラーメン」のために、家で筋トレしようと試行錯誤した結果。 | Books&Apps

最近職場が変わった事もあって、僕はいま物凄く忙しい。

こんなにも忙しい生活環境の中で、ジムでトレーニングする時間とジムを往復する時間を捻出するだなんて、あまりにも非現実的である。

そもそも自分は極度のインドア気質で、休日ですら外に行くのがタルい。

そんな自分からすると、ジム通いなんて天竺よりも遠い何かである。

「なんとか家で、場所をあまり取らずにやれないものか」

そうして色々物色しているうちに割と丁度いいものを見つけた。ケトルベルである。

で、これを書いて3ヶ月たったのだが、いまのところ楽しく習慣化する事に成功している。

筋トレはこれまでも何度か習慣化しようとして失敗しているだけに、今回のケースは結構嬉しい。

 

これまでは器具を使うのが面倒で自重でやろうと色々と画策していたが、自重はどうも達成感がイマイチ乏しい。

それと比較すると重りを使ったトレーニングは即肉体にガッと負荷をかけられるので、とても楽しい。

 

重たいものをグググっとあげるのは言いようがない面白みがある。

前はジムにわざわざでかけて重たいものを持ち上げてる人の事が不思議でしかたがなかったのだが、重量挙げには人間の原始的な喜びが詰まっている。とてもいい。

 

Wifi体重計は色々と便利すぎる

国から10万円もらったのとせっかく筋トレをしているのだからという事もあって、ちょっと高い体重計を買うことにした。

色々と調べた結果、どうもWifi対応の体重計というのがあるらしく、こいつは”乗っただけで勝手に体重からBMI、筋肉量などなどをデータをスマホに送ってグラフにしてくれる”らしい。

 

いい・・・これはいい。横着な自分にはたまらなく最高の品だ。

 

いま現在、Wifi対応の体重計は

エレコム エクリア

Fitbit Fitbit Aria 2

Withings Body+

の3つがあり自分は最後のWithings Body+を選択したのだが、一瞬で全てがデータ化されてスマホに送信されるので、毎日体重計にのるのがとても楽しい。

 

値段は一万円程度と体重計にしちゃ高くはあるが、それに十分見合った価値はある。

正直、かなりオススメである。

 

ダイエットがコンテンツとして楽しくないのは攻めの要素が少ないからなんじゃないか

突然だが、みなさんは攻撃と守備どっちが好きだろうか?

僕はゲームが趣味で色々なジャンルをやるのだが、ぶっちゃけた事をいうと守備はあまり好きではない。

 

格闘ゲームだろうが、将棋だろうが、RPGだろうが、アクションだろうが、ガンガン攻めてる時が一番楽しい。

本当はもうちょっと受けの技術を身に着けたほうが強くなれるのかもしれないが、やっぱり受けは面白くない・・・攻めて攻めて攻めまくって、相手を打ち倒す事にゲームの喜びがある。

 

改めて考えてみると、ダイエットというのは何となくガマンするという印象が強いコンテンツである。

食事制限やらキツイ運動は守備っぽい。

我慢して我慢して・・・「はぁ、痩せたら腹いっぱいチャーハン食べよ・・・」みたいな攻撃のフェーズを待ち続ける為の行動というような認知があった。

 

そういう事もあって、僕はダイエットというコンテンツの事が全然好きになれなかったのだが、ケトルベルとWifi体重計の組み合わせでダイエットに”攻め”っぽい感覚が産まれ、このコンテンツの可能性を随分とみなおした。

朝起きて、体重計にのるのはそれまでの成果の集大成が現れる瞬間である。

前日の夜にガンガンに重たいものを持ち上げて追い込んだ筋肉痛を訴える身体を体重計の乗せた瞬間、”攻め”の成果がそこに提示される。

 

そこにあるのはガマンのような守りの意識ではない。徹底して攻め込んだ事に対する冷徹で厳正なる結果である。

そしてそれがグラフとなってデータ化され、いつでも振り替えられるこのコンテンツは・・・攻め好きにとってはなかなか楽しいものがある。

 

ヘビーウエイトとWifi体重計の組み合わせは、ゲームで攻めるのが好きな人には非常に向いていると思う。

とてもオススメである。

 

ポピュリズム政治にも攻撃っぽい要素がある気がする

話は全く変わるのだが、最近身の回りで石井 妙子さんが書かれた”女帝 小池百合子”という本が非常に話題になっていたので読んだのだが、これがまあ凄かった。

都知事選前にさわりだけでも読んでおくのがオススメである。

この本を読んでいて僕が痛感させられたのが、大衆のポピュリズム政治好きの根源が”攻め好き”にあるのではないかという事である。

 

前回の都知事選の頃、小池百合子さんはオリンピックと豊洲への市場移転で全ての都政の闇を暴き出すといわんばかりの勢いで大衆を熱狂の渦に巻き込んでいった。

あのとき東京都民の中にあったのは「小池百合子さんに一票をいれたら、既得権へ一撃を食らわせられる」という確かなる手応えだったように思う。

 

選挙というコンテンツは基本的には凄くつまらない。

期日前にしろ選挙日にしろ、わざわざでかけて見も知らぬ人間に票をいれたところで、結果がどう返ってくるのかが極めてわかりにくい。

 

投票した人が凄くいい事をしてくれるかもしれないし、逆に何もしないのかもしれない。

なんていうか、ダイエットでいう所の食事制限やらキツイ運動みたいな”受け”的な要素が強く、効果がイマイチ実感しにくいのである。

 

それと比較すると、扇動的なニュアンスの強い選挙には確かなる”攻めの手ごたえ”がある。

小泉さんの郵政民営化の時も、橋下さんの大阪都構想の時も、民主党が政権を奪還した時も、前回の都知事選の時もそうだったけど、自分がそこに一票をいれると誰かに物凄くダメージが与えられるような、そういう確かなる感覚が一票の中にある。

 

正直、そういう扇動的な選挙がどういう結果を起こすかというと・・・今までの経験上、あまりいい結果は起こさない。

しかしそんな事は重々承知の上で、やっぱり私たちは今までの価値観が延々と続く保守的な”守り”のスタンスには価値を見いだせない。

 

やっぱり・・・”守り”よりも”攻め”の方が全然楽しい。

これはもう、ゲームをやる人もやらない人も同じような価値観が内包されていると考える方が無難だろう。

ポピュリズム政治は結果がどうであれ票が集まる位には”コンテンツとして凄く楽しい”のである。

 

その攻め、孔明の罠なんじゃないですか?

インターネットでよく使われる画像の一つに横山光輝さんの三国志の孔明の罠がある。

気持ちよく攻めてると思ったらそれは罠であり、気がついたら手痛いカウンターを食らわされていた。

こういう苦い経験から「ひょっとして敵の手のひらで踊らされているのではないか?」と気持ちよく事が運んでいる時に疑うのが上記の思考に至る顛末である。

 

古来より、インターネットには嘘が多い。

釣りもそうだし、最近は大国の大統領が直々にフェイクニュースを流す有様である。

何が本当で何が嘘か、正直本当に見抜きにくい世の中だと思うのだけど、気持ちよく攻めさせられてしまっている感覚がしたときこそ、守りの価値を改めて見直すべきなのだろうと最近は本当によく思う。

 

守り的なコンテンツは本当につまらない。

早寝早起きもそうだし、腹八分の健康的な食事も全く楽しものではない。

それに対して、攻めは人生最高のコンテンツだ。

夜ふかしや惰眠を貪るのはいつだって多幸感に満ち溢れており、暴飲暴食の限りを尽くして官能を刺激しまくっている時、確かに”生きてる”という実感を身体で感じる。

 

いつなんどきも”ガンガンいこうぜ”でありたい。

少なくとも僕はそうだ。が、それはあくまで自分本位で、他人から利用されていない時に限る。

孔明の罠にはめられるような攻めは・・・これからは出来る限り距離を置きたい。

 

これからはガッと気が荒ぶってしまったときこそ、「その攻め、孔明の罠なんじゃないか?」という感覚を忘れずに持ち続けていたい。

愚かな投票を繰り返してしまった自分への戒めとして、本当にそう思う。

 

 

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(2020/8/28更新)

 

 

 

【プロフィール】

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高須賀

都内で勤務医としてまったり生活中。

趣味はおいしいレストラン開拓とワインと読書です。

twitter:takasuka_toki ブログ→ 珈琲をゴクゴク呑むように

noteで食事に関するコラム執筆と人生相談もやってます→ https://note.mu/takasuka_toki

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