スマートフォンが旧来の携帯電話(いわゆるガラケー)に取って代わろうとしている。この記事によれば、日本の全ての携帯電話のうちスマートフォンが占める割合は約40%、まだガラケーが多いとはいえ、現在の新規契約の割合は7割がスマートフォンですので、近い将来、スマートフォンとガラケーののシェアが逆転するとおもいますが、どうでしょう。
そこで今日は
「スマートフォン、どういう風に使ってますか?」
というお話です。
フルに使い倒している、という方。よかったですね~。こんど、うまい使い方を私にも教えて下さい。
まあ、そこそこ使っているよ、という方。ホームページ閲覧、ゲーム、ショッピングなどにお使いですかね?それでもいいですが、もっとたくさんの可能性があります。
残念ながら、携帯電話料金が高くなっただけだった・・・。という方。大丈夫です。直ぐに元は取れます。
では、細かい技術的なところはともかく、何ができるかをお知らせします。
1.新聞の代わりになる
スマートフォンは、新聞を不要にしてくれます。しかも、新聞よりも面白い記事を、毎日配信してくれるしくみを簡単に作ることができます。
RSSリーダー、と言うしくみがあります(こんなやつです)。RSSを使えば、ホームページをわざわざ巡回しなくても、全てのニュースサイト、ブログ、ショッピングサイトの最新情報を手元で一括して見ることができます。
スマートフォンを持っているのに、RSSを使わないなんて、なんともったいない!
2.CDやDVDの代わりになる
世の中のほとんどの音楽やビデオは、Youtubeやその他のインターネット上のサイトで無料で聞くことも、見ることもできます。著作権だけは気をつけて・・・。
Youtubeの音楽やビデオをスマートフォンに保存して、好きなときに見ることができるアプリです(Android)
3.スケジューラの代わりになる
スケジュールを管理したい?そんなときはCalengooを使いましょう。(iPhone)
Androidの人は、そのままスマートフォンに付いているカレンダーアプリを使えばいいと思いますが、もしもっと良いのを・・・という方がいれば、
Business Calendarがお勧めです。
4.メモ代わりになる
Evernoteを使おう。メモが検索できて、場所も取らない。紙に手書き、というメモにこだわりがある人はともかくとして、
私は紙の手帳を捨てることが出来ました。
毎年、古い手帳から新しい手帳に移行するときに書き写す手間も無くなりますよ!
5.家族のアルバムとして使える
iPhoneを持っている人、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにipadを是非プレゼントしてあげてください。こっちで撮った子供や家族の写真が、すぐにインターネットを通じて、おじいちゃんたちのipadやiPhoneへ配信されます。Photostreamというしくみですが、とてもいいです。
Androidの人、同じようなしくみをdropboxを使えば実現出来ます。ちなみに、これを使うとiPhoneとAndroid間のリアルタイム写真共有も可能です。ご興味ある方はコメントなどで要望をいただければ、記事を書きますので・・・。
6.雑誌として
面白い雑誌が見たい・・・という方。Flipboardというアプリがあります。(日本語版があります)デザインが良く、色々なジャンルの話題を一つに集めているので、とても見やすく、また、操作が工夫されているので雑誌をめくる感覚でアプリを使えます。
綺麗ですよ!
7.パスワード管理ツールとして
いろいろなサイトを訪問すると、パスワードがわからないくて、苦労したりしませんか?パスワードはサイトごとに変えたほうが良いのですが、憶えるのが難しいとか、忘れたら困るとか、いろいろな理由でなかなか安全性の高いパスワードを使うことができません。
そんな時は、パスワード管理ソフトを使うのが一番。おすすめはKeePassです。解説はこちら(iPhone、Androidともにあります)
8.ラジオとして
radiko一択です。スマートフォンであらゆるラジオ局の番組を聞くことができます。(ただし、地域によって聴ける番組が異なります)
ラジオの電波の強弱に関係なく、インターネット回線があればどこでもラジオが聞けます。(最近では、地下鉄の中でもインターネット回線がつながるので、ラジオが聞ける?!)
9.本の代わりになる
Kindleで、間違いありません。最近の本では電子書籍化されているものが多く、読みたい本が昔よりは見つかるケースが増えています。このブログで紹介した遠藤周作の「キリストの誕生」や「イエスの生涯」などもKindleで読めます。
10.家計簿として
貯金したいですか?貯金したいなら、家計簿をつけることが最も近道です。でも、レシートを集めていちいちノートに書き込むのが面倒くさい・・・。という人は多いのではないでしょうか。
ReceRecoがおすすめです。スマートフォンのカメラで撮影すれば、数字を認識して、自動で金額を入力してくれます。使ってみましたが、認識の精度は結構いいです。
ざっとあげてみましたが、どうでしょう?
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)