Leap Motionという、空中で手を動かすだけでPCなどのデバイスを操作できる機器がある。
ビデオを見ていただくと、「お、未来!」といういかにもなデバイスで、興味があったので購入して操作してみました。
相当かっこいい機械です。PCをマウスを使うこと無く操作できれば面白いなと思って、いろいろ試してみたのですが、結論から言うと「もう少し待った方がいい」と感じました。理由は大きく3つです。
1.操作になれるのに時間がかかる。
奥行きや、独特の慣性を持つ動きがむずかしく、慣れが必要です。使い始めて直ぐは思ったとおりに全然動きません。ただ、長時間使ってくるとだんだんスムーズに仕えるのですが、マウスのほうが操作性がまだ良いと感じました。
2.マシンパワーが必要
このデバイスを使ってPCを操作すると、滅茶苦茶PCが熱くなります。デスクトップPCでもファンが回りっぱなし。ノートPCだと電池がすぐに無くなってしまいます。MacbookAirにつないでみましたが、ハイスペックのPCを使わないとまともに動かない。
これだと「外に持ち出して、マウスの代わりに・・・」とは行きません。
3.対応ソフトが少ない
これは私が勘違いしていたのですが、専用ソフトでないと動かない。GoogleEarthなどはいいのですが、デスクトップで動かせないとアプリケーションの切り替えができず、結局マウスやタッチパッドを使わざるを得ないので、なんともフラストレーションがたまります。
新しいものはこういう「失敗」があるから楽しいのですが、まだまだ一般に広がるには改良が必要だと思いました。
ただ、未来を感じるデバイスなのは間違いないので、新しい物好きの人はどうぞ。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)