私はデザイナーではありません。しかし、デザインを考えなければならないシーンはよく有ります。おそらく、「フツーの人」がデザインの感覚を求められるシーンは増えていると思います。例えば、
・ブログの作成
・ホームページのレビュー・記事の企画
・広告の作成・実施
・プレゼンテーション資料の作成
・会議資料の作成
などなど、いままではプロに任せなければいけなかったところでも、時間やコストを考えると自分でやらなければならない場合が増えています。
けれど、デザインの勉強はどうやってすればいいのでしょう?
体系的に教える人も身の回りにはなかなかいませんよね。
私は幸いにも友人に「デザイン」をやっている人間がいましたので、デザインに関しての話を聴くことが出来ました。友人の話がもしかしたら役に立つ方もいらっしゃるかもしれませんので、備忘録的にまとめてみます。
繰り返しますが、私はプロではありまえせんので、おそらく彼の言っていることの5分の1も理解していません。デザイナーの方から見れば「ダメダメ」でしょうが、素人が「それっぽく見せる」には十分だと思います。
1.フォントが重要である。
プレゼンテーションや通常の文書等のフォントに、MS明朝やArialを何も考えず使っていませんか?フォントは思った以上に印象の多くの部分を占めます。
フォントはかなり高価なものもあるのですが、フリーで仕えるフォントもあるので、インストールして使ってみるとかなり印象が変わります。Windowsユーザーは、とりあえずMSゴシックやMS明朝をやめて、メイリオやMeiryoUIなどのフォントを使ってみてはどうでしょう。
2.端を揃える
良いデザインと言われるものは「右端」「左端」などをキチンと揃えています。
パワーポイントのオブジェクトを適当に配置していませんか?とりあえず「中央揃え」ではなく、右か左に揃えてみましょう。印象が変わります。
3.メリハリを付ける
デザインは「中途半端」はダメです。大きくするなら、思い切って大きな文字や画像を使う。小さくするなら思い切って小さくする。
「読みにくい」と思うかもしれませんが、メリハリがある方がかえって読みやすいです。フォント12、16や18はヤメて、おもいきって30、8などを使ってみてはどうでしょう。
4.間隔を揃える
オブジェクトとオブジェクト、文章と文章の間、写真と写真などの間隔を揃えると、洗練されて見えます。感覚がバラバラだとそれだけで素人臭くなります。
5.配色にはルールが有る
色使いは重要ですが、素人にはわかりません。そこで、「調和のとれた色だけを表示させるwebサービス」などを利用することで、色使いの参考となります。
6.写真は加工する
プロが撮った写真と、素人が撮った写真は、発色に雲泥の差があります。それっぽく見せたいならば、とりあえず明度と彩度をいじるだけでもかなり写真の印象が変わりますので、自分で撮影した写真は必ず加工する必要があります。
Photoshopなどの有名写真編集ソフトは高いですが、フリーでも結構高度な操作が可能なソフトも有りますので、使ってみるといいと思います。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)