遠藤周作の「沈黙」が、マーティン・スコセッシによって映画化された。
知人の評価は「最高の映画」ということだった。
一方、私は映画をまだ見てはいないのだが、小説については多くの方におすすめできる傑作であると思う。
遠藤周作は、日本人作家としては珍しいクリスチャンであるので、「キリスト教」をテーマとした作品を数多く発表している。
個人的には
「イエスの生涯」
「キリストの誕生」
そして今回の「沈黙」
の3冊を非常に気に入っている。
私たち日本人は、キリスト教における「信仰」の概念を理解するのは難しいが、彼の小説では、遠藤周作という人物が考える「信仰」が克明に描かれる。
そして私は、遠藤周作の描く「信仰」についての議論は、2つに集約されると思っている。
1つは、「なぜ人生は、これほど不条理で、苦しみに満ちたものなのか?」
2つめは、「全能の神が存在するとすれば、なぜ我々を救わないのか?」
普通に考えれば、これらの問題は
「考えるだけ無駄」であり、日々の生活をこのような答えの出ない疑問に対して捧げる日本人はそう多くないだろう。
徳川家康は「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」と言ったが、現代となって生活が豊かになった今ですら、人生は相も変わらず辛く、長いものであり、この事実を認識せずにはいられない。
思い通りに行かない仕事や、失業、あるいは身近な人の死や、重い病など、世の中は辛く、厳しいことに溢れており、いずれは誰もがそのようなことを経験することになる。
「人生は楽しいことばかり」ではないのだ。
「信仰」とは、そういったことに一種の救いを与えようとしてくれているものであり、依然として世界中の人々が人生の何処かで必ず必要とするものなのだろう。
信仰とは理解するものではない、という方もいるが、私は必ずしも相反するものではなく、遠藤周作の小説は「信仰というものの本当の理解」の一助となるものではないかと、密かに考えている。
前回(3月8日開催)に大変ご好評をいただいたウェビナーを、皆さまの声にお応えして再び開催いたします。 今回は、最新の生成AIの活用方法や最新知見を中心に、ティネクト主催でお届けします。 ぜひご参加いただき、実務に役立つ情報をお持ち帰りください。

ティネクトだからこんなことが話せる!4つのポイント
・SEOの「検索順位至上主義」を否定し、AI時代の検索戦略をご提案
・「先読みSEO」」で未来の検索ニーズに先回りし、圧倒的トラフィックを獲得した実例
・SEOを「ブランド × コンバージョン」の両立として設計し、ビジネス成果へ直結する方法
・SEO無料診断のご提供
<2025年4月10日実施予定>
AI時代のSEO最前線:企業が知るべき戦略とは?コンテンツの専門家が徹底解説
SEOはもはや「検索エンジン対策」ではなく「AI対策」へと変化しつつある【内容】
1. AI検索時代のSEOとは?
2. SEOの未来を予測し、先回りする「トレンド予測型SEO」の重要性
3. コンバージョンまで設計するSEO
4. まとめ & Q&A
日時:
2025/4/10(木) 16:00-17:30
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細 こちらウェビナーお申込みページをご覧ください
(2025/3/27更新)
【著者プロフィール】
・安達裕哉Facebookアカウント (安達の最新記事をフォローできます)
・編集部がつぶやくBooks&AppsTwitterアカウント
・すべての最新記事をチェックできるBooks&Appsフェイスブックページ
・ブログが本になりました。