Kindleを購入してすでに1年以上たちました。スマートフォンで所持している音楽を全て持ち運び、気分に合わせて音楽を選ぶように、Kindleで所持している本を持ち歩くと、気分によって本を選べるので、非常に重宝しています。いや、重宝しているという言葉は穏やかすぎるかもしれません。
「これがないと暮らせない」
というレベルに達しているかも。
さて、そんなKindleですが、最近たてつづけにKindleはいろいろな機種があるけど、どれを選べばいいの?と聞かれました。
Kindleには大きく分けてKindle PaperWhiteという電子書籍を読む専門のデバイスと、Kindle Fireというタブレットの2種類があります。
Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi
- Amazon
- 発売日2013/10/22
Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット(第3世代)
- Amazon
- 発売日2013/11/28
PaperWhiteは「本を読むこと」に特化しているので、軽く、紙をめくるような感覚で本を読むことができるように画面に特殊なインクを使っています。(液晶ではないです)。だからとても見やすい。
Fireのほうはそれとは異なり、これは「iPad」のような普通のタブレット、と考えれば良いと思います。もともとはAndroidのタブレットだったようですが、Amazonが手を加えているようです。
どちらがオススメか、といえば、私はPaperWhiteをおすすめします。
タブレットはiPadを買えばいいのです。残念ながらタブレットの完成度はアップルに遠く及びません、しかも極めつけは上の端末でなくても、Kindleの電子書籍がよめる。だから、特にKindle Fireを買う必要はありません。お金を掛けたくなければ、どのスマートフォンでも、どのタブレットでもアプリをインストールすればKindle本が読めるので、別にKindleの端末を買う必要すらありません。
でも、PaperWhiteならば買って損はしないと思います。大きさと質感が本を読むのにちょうどいいんです。スマートフォンと違って画面が小さすぎず、かといってタブレットほど大きくない。文庫本のサイズなんです。この絶妙の大きさ。
また、表面は滑り止め加工されているプラスチックのようなゴムのような質感で、スマートフォンやタブレットと違ってツルツルすべりません。だから、タブレットを電車の中で持つのは非常に大変ですが、PaperWhiteは軽く摘めばしっかり持つことができます。しかも薄くて軽い。
また、画面の明るさや、字の大きさもワンタッチで変えられるインターフェースにより、すぐに本に合わせて読みやすさを最適化できます。
ちなみに、PaperWhiteにも2種類あります。ノーマルのPaperWhiteと、3GのPaperWhite。
Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi + 3G
- Amazon
- 発売日2014/01/01
価格が5000円ほど高いです。Amazonの説明を引用すると、3Gモデルは
- インターネット環境なしで利用可能―追加料金や煩雑な契約は不要で無料3G接続(日本国内のみ。大容量ファイル等除く)
とあります。要はWifi環境がなくても、追加料金無してネットにつないで本をダウンロードできるということです。
これは人によりどっちを買ったほうが良いかはわかれると思います。ざっくり言うと、3G版を買ったほうが良い人は次の人です。
- スマートフォンのテザリングが使えない人
かつ
- 漫画を読まない人
です。スマートフォンがあれば、テザリングを使ってKindleをインターネットに接続できます。また、マンガはサイズが大きいので3Gからダウンロードできません。
ガラケーを使っていて、かつ漫画を読まない人(おじいちゃんとか)には、3G版を買ってあげるといいかも。他の人は安い方で問題無いです。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)