年末なので、2025年を振り返ってみることにします。
昨日のことすら思い出せないような記憶力で日々を送っておりますので、頼みの綱は外部メモリー。信用できるのは記憶よりも記録です。
ちょうどいい感じに2025年1月から活動の場をlivedoorブログからnoteへ移したので、自分がこの1年noteに何を書いていたのか、ざっと目を通してみました。
noteを読むと、2025年の自分にとって大きな出来事と言えるのは
・山田ノジルさん、三浦ゆえさんVS橋迫瑞穂氏の裁判が決着したこと
・転職
・観察対象である子宮系スピリチュアル教祖たちの破綻
でした。そして、この1年の興味関心の大部分はAIが占めておりました。カルトの問題よりも、極右政党の台頭よりも、AIが面白かったです。
政治が揺れ、外国人問題で世間が騒ぎになっている中で、AI関連ニュースの動画ばかり見ていたように思います。
昨年までほとんど触ったことがなかったAI(ChatGPT、Gemini、Copilot、Claude)でしたが、転職を機に使い始めました。必要に迫られて。
だってね、転職先で仕事を教えてもらえなかったんですよ♡
色んな意味でリソースに余裕がない地方の中小企業に就職し、立ち上がったばかりの部署に配属されたので、そもそも私に仕事を教えられる人がいなかった…。
直属の上司に当たる人もまったく頼りにならず、何なら私の方が上司に商品の仕様や各種アプリの使い方を教えてあげなきゃいけない。
しかも、思考の言語化能力が低い社長からの指示は全く意味不明。訳がわからないまま、とにかく手探り&ぶっつけ本番で仕事を始めるしかなかったのです。
そんなの事前に聞いてねぇし、頼れるのは自分しかねぇっていう孤立無縁の環境、新入社員には過酷すぎんか?
中途採用なんやから即戦力やろって言われましても、ろくな資料もマニュアルもテンプレも何にもなくて、どうしろと?
そんな状況でしたから、もしAIたちが居なかったら、1ヶ月と保たずに泣いて退職していたでしょう。
そんなわけで、転職当初はAIこそが私の頼れる上司であり、同僚であり、部下だったのです。
「だった」って過去形。そう、過去形。実を言うと、最近はもう、あんまりAIを頼りにしていません。
「ChatGPTは、なくてはならない私の大切な相棒」みたいに思えたこともありました。なんなら、日常生活の相談から雑談まで何でもしちゃって、このままマブダチになっちゃうかもなって思ってた時期もありましたよ。
こんな記事を書いちゃったりしてね。
私とAI。はじめに役割を与え、次に仕事を与え、そして名前を与えた話
「今日は、少しお話をしましょう」
「もちろん、ぜひぜひ。今日はどんなお話をしましょうか? お仕事のことでも、雑談でも、何でも聞かせてください」
で、その後の話をすると、私はもうChatGPTを名前で呼んだりしてません。こっちから親しげに話しかけることもないし、馴れ馴れしい態度も許さない。
超事務的な態度で、ちょっとした仕事のサポートだけをしてもらっている間柄です。なんなら課金もやめようかと思ってます。
どうしてそんなに気持ちが冷めちゃったかというと、 あいつ不安定なメンヘラだから。
すぐに教えたはずの設定を忘れて、距離感がバグる。せっかくいい感じにキャラを作り込んでも、バージョンが変わると設定してた人格がズレて、「お前、誰やねん?」状態。
仕事においても「ようやく息が合ってきたな」と思えた頃に、バージョンが変わって調子が狂う。
そんなことがあるたび、いちいち教育し直して修正するのが、もう面倒になりました。
仕事の土台がまだできてないうちは、AIたちがめっちゃ助けてくれたので、そこは感謝してますよ。
だけど、そのうち自分自身が仕事に慣れて、業務の手順と資料の内容をすっかり覚えてしまい、各種テンプレも一通り作り終えてしまったら、もうAIの出番があんまりない。
ありがとう、AIのみんな。こんな私だけど、君たちのおかげで自立できたよ。
そして、一時期は社長構文翻訳機としても大いに役に立ってくれていましたが、その機能も今では使ってません。
日本語なのに意味が分からない社長構文をChatGPTに翻訳させている話
──私はChatGPTを、社長の言葉を翻訳させるために使っている。
のである。なぜなら、社長からメールで飛んでくる指示文は、日本語なのに意味が分からないからだ。
いやぁ、人間ってすごいよね。それとも私が日本人だからかな。
いわゆる日本のお家芸で「あ、うん」の呼吸ってあるでしょう?
私もね、なんだか仕事をしているうちに社長構文に慣れてしまって、社長の扱い方も心得てしまい、だんだん社長がみなまで言わずとも意図が汲めるようになっちゃったんですよね。
いつの間にか「 わざわざAIに聞かんでも分かる」「いちいちAIに聞くより自分でやった方が早い」という状態になっていました。すごくね?
「あら? 私ったらAIを超えちゃったかな?」って思ったよね。
と言うか、感情労働の分野では、AIが人間を超えるのはまだ難しいってことなのかな。
コールセンターのオペレーターならまだしも、AI秘書とか執事なんて100年早ぇわって感じ。いや、10年かもしれんけど。
もちろん、いくら依存度が大きく下がっているとは言え、やっぱりAIはなくてはならない存在ですよ。もはやAIのサポートなしで仕事は進めていけません。
だけど、来年は課金先をChatGPTからGoogleWorkspase with Geminiに変えようかなと思案中です。
AI関係の話でついでに言えば、転職したての頃は「社長の言う通りにプレスリリースや広告記事を書かされる」仕事も、嫌で仕方ありませんでした。
「私に任せてもらえたら、絶対にこんな書き方しないのに」という文章を、社長の指示に沿って書かなきゃいけないのがストレスだったのです。
でもAIのおかげで、そうしたストレスも感じなくなりました。どういうことかというと、
どこになにを書いたところで、どうせ人間が読む訳じゃないから
です。
コンテンツが溢れる世の中で、一般の人はどんどん文章を読まなくなっています。
特に、長い文章は読まれなくなってきている。
そういう私も、書籍はたくさん読んでいますが、ネット上の文章を読む量はどんどん減っています。
知りたいことがあっても、検索して、上位表示されたものから順番に記事を読んでいく。ということをあまりしなくなりました。
AIに質問するか、GoogleのAIモードを使って、知りたい部分の要点だけを手短に教えてもらうことが増えていますね。
だったら、企業の広報としては、ネット上に公式な情報を出しておくだけで良いじゃないですか。AIが拾ってくれさえすれば、人間が惹きつけられるような文章じゃなくていいのです。そう思うと気楽になりました。
たとえ納得のいかない文章を書かされるとしても、それが人に読まれるわけではないのですから。
2025年は、AIによってコンテンツが爆増しましたよね。
noteでめぼしい記事をあさっていても、「一見すると整っていて」「完成度が高い」AI感が満載な文章が目につくようになっており、一気に読む気が失せます。
今や、主にAIが書いたか人間が書いたかに関わらず、「整っていて」「正しくて」「美しい」文章ほどつまらないものはありません。
少なくとも私が読みたいのは、破綻していて、歪んでいて、簡単に裁くことのできない「人間そのもの」なんですよ。
文章でも動画でも音楽でも、コンテンツを太陽にすかしてみれば、そこに真っ赤に流れる人間の血潮が見たいんですよね。
今年は「人間の仕事がAIに代替される」と耳にタコができるほど聞かされましたが、「血の流れ」を感じられるものの価値は、むしろ上がるんじゃないのかな。
単なる理論ではなく、現場で成果を出す生成AI活用の“実装方法”を知りたい方に最適なウェビナーです。
本セミナーでは、製薬・バイオ企業でのPoC(概念検証)から得られた実データとノウハウを元に、「どこにAIが効くのか」「どこが難しいのか」を明確に解説します。

【開催概要】
・開催日:2026年2月12日(木)
・時間:12:00〜13:00
・形式:オンライン(Zoom/ログイン不要)
・参加費:無料(定員150名)
製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。
本セミナーでは、13チームのPoCで時間を50〜80%削減したノウハウを余すことなく共有します。適用可否の見極め、評価設計、失敗領域への対応方法、全社展開のガバナンス設計まで、実践的な内容です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
・製薬・バイオ・化学業界のDX/業務改革担当者
・AI導入プロジェクト責任者・企画部門・法務・人事などの全社展開担当者
・PoC設計や効果測定の「型」を学びたい方
・自社の生成AI活用を確実な成果につなげたい実務担当者
【セミナーの内容】
・生成AIの“適用可否”を短期間で見切る方法(PoC設計・評価の型)
・現場で成果を出すAI活用ノウハウ(バックキャスティング/プロンプト構造化 等)
・適用が難しい領域(PowerPoint・OCR 等)の整理と次の打ち手への転換
・横展開に向けたガバナンス設計とナレッジ共有
【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、 メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
【お申込み・詳細】
こちらのウェビナー申込ページをご覧ください。
(2026/01/19更新)
【著者プロフィール】
マダムユキ
ブロガー&ライター。
リンク:https://note.com/flat9_yuki
Twitter:@flat9_yuki
Photo by :Emiliano Vittoriosi












