一般的に、人は時間をあまり大切にしない。「いつか終わりが来る」と頭ではわかっていても、本当にそれを実感するのは難しいからだ。そうでなければ、「暇つぶし」や「嫌な仕事」に少しでも時間を使うなど、考えられないだろう。
実際、本当に時間を大切にすることを学ぶのは、「人の死」に直面した時をおいて他にはない。死に直面した時、人は「時間をどのように使うか」を初めて真剣に考える。
故スティーブ・ジョブスはスタンフォード大学の卒業式のスピーチにて、こう述べた。
自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。
「死」を真剣に考えることは、今すぐ行動をおこすことに繋がる。結局のところ、「行動しない」ということは、自分が必ず死ぬという事実について、吟味が不足しているということだ。
なぜ行動しないのですか?と聞かれると、皆いくつかの原因を挙げる。
「やり方が分からないから行動しない」
「失敗が怖いから行動しない」
「やる気がでないから行動しない」
実際には、これらはさほど大きな理由ではない。やり方は聞けばわかるし、失敗は慣れる。
やる気も不要だ。例えば目の前で火事が起きていて、何もしない人は殆どいない。消したり逃げたり、方法を知らなくてもとりあえず行動するだろう。命の危険を感じれば、皆やる気に関係なく行動を起こす。
ある程度成功した人物が、宗教にハマったり、死生観について急に語り出すことが多くなるのも、結局のところ、究極の課題は「死」のみであることを我々に教えてくれる。
だが、決して彼らが弱いわけではない。我々は死についての吟味を普段は避けているだけである。彼らを嗤うことはできない。
自分がそう遠くない将来に死ぬという事実について、改めて深く考えてみるといい。そうすれば、やる気で悩むヒマなどない。自己啓発書など不要だ。
製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。 (2026/01/19更新)
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【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、
メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
【お申込み・詳細】
こちらのウェビナー申込ページをご覧ください。
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(Photo:Rinoninha)













