こんちは。ナラハラカズマサです。呼吸するのと同じくらい、本を読むことが当たり前となっている私ですが、どれが一番好きかって言うと、それは論語です。本読んでると、よくおすすめの本は?って聞かれます。自分にとってそれは、迷うことなく論語なんですが、なんか名前が、シンプルすぎるっていうか、固すぎるっていうか、普通っていうか、意味不明っていうか、とにかくグッとこない名前ですよね。

大体の人が、ススメても読まないです。難しい本と思っている人が多いです。そもそも漢文ですしね。

自分だって、こんな名前の本、全く眼中になかった(しかも漢文ですからね)のですが、

ある日突然、向こうから呼ばれたんですよね。今でも、それを手に取った場所、おぼえてます。

仕事の昼休みに、大井町のアトレにある本屋に行ったら、中国フェアみたなコーナーに平積みされてました。平凡なシチュエーションですがはっきり覚えています。手に取って、ぱっと開いて、一行読んだ(もちろん白文でもなく、書き下し文でもなく、口語訳ですよ。)瞬間に、とてつもない深さを感じたんです。なにか、人間の深さというか、本質っていうか。そっか、人間の本質に、中国も日本も関係ないな(同じ人間だしな)、言語なんてのも関係ないな(漢文を理解しなくても口語訳でも本質はかわらないな)、時代なんて関係ないな(少なくとも人間の歴史って生物学的には浅いしな)、人間の行動には正解があるのか(人それぞれとはよく言うけれど)って思ったんですよ。少なくとも、人間の本質というものがあるとしたら、その正解にとても近いことを言っている人だなって思ったんです。今の自分では表現できない(いつかは表現したいと思っている)のですが、一言で言うと「孔子は生きている」って思ったんです。魂が死なないっていうのは、こういことかって感じたことを覚えています。

それ以来、ずっと読み続けています。いつもかばんには論語が入っています。いろんな論語も買いました。(相変わらず原文は読む気はしないですが)

これから、いろんな論語を紹介していきたいと思います。

論語は、もちろん著作権freeeeeee!ですので、いろんな人が多くの訳を出してますし。それを基に書かれている本がたくさんあります。それも楽しみのひとつです。タイトルに論語って入ってるの見ると、すぐ買っちゃいます。

とりあえず、今日は私がはじめて出会った論語を紹介します。さあ、クリッキット!(Click it!)

なぜ、このバージョンなのかって、それは、そこでそいつに呼ばれからさ。(∵平積みされてからw)

出会いってそんなもんでしょ。

 

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