長いこと、プログラマは不遇の時代を過ごしてきた。プログラマに対して、決まって言われる言葉が、「インドや中国の安い人材と取り換えが可能」であるから、給与が低く抑えられている、という話だ。いわゆる「IT土方」と言われるような職種だ。
それに対して、SE(システムエンジニア)は、極端な話、プログラムができなくても良く、顧客への提案、要件固め、設計などが出来れば問題ないとされ、特に大手のSIerに在籍するSEは口八丁で高給を得てきた。
しかし、最近はこの傾向にストップがかかっているようだ。
「プログラマーとSEの年収を政府統計から調べてみた」という記事によれば、
- 企業規模1000名以上の会社では、すでにプログラマの給与がSEの給与を上回っている
- 企業規模100名以上、1000名未満の会社では、プログラマの給与は、SEに比べ劣っている
- 企業規模100名未満の会社では、現状はプログラマの給与がSEに比べて少ないものの、近い将来に逆転しそうである
ということが判明した。
業界をよく知る人にとっては、当たり前のことだと受け取られるかもしれないが、以前のIT業界しか知らない人にとっては衝撃だろう。なにせ、
「近い将来、プログラマは不要になる。自動でプログラミングが行われ、そうでなくともプログラミングは安価な労働力によって成されるようになるからだ」
という話がまことしやかに語られていたのだから。
しかし、実際にはそうはならなかったようだ。ウェブサービスを提供する多くの会社はシステムを内製化し、開発のスピードを上げている。そのためにプログラマが不足し、有能な技術者は現在引っ張りだこである。
先日、サイバーエージェントが小学生向けのプログラミング教育を行う会社を立ち上げたが、このような世相を反映してのことだろう。(ただ、今の小学生が成人する頃は全く状況が異なっている可能性が高いが・・・)
この傾向がいつまで続くかは分からないが、ITによる新しいサービスが続々と生まれ続ける限りはこの傾向は持続しそうだ。
(2026/6/26更新)
Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。

<2026年7月30日 開催予定>
AI検索対策最前線:手法から効果測定まで
安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー
講演概要
これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。
登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。
開催日時:2026年7月30日(木)13:35-13:55
配信形式:オンライン(経営oneplusサミット2026 Summer 内)
参加費:無料
特典:事前申込でアーカイブ動画(2週間)を全員にプレゼント
お申込み・詳細
こちらのイベント詳細ページ
をご覧ください。














