最近「仕事」ってキーワードで記事書く依頼を受けた。あまり得意じゃないし、そんな時はまずはインターネット様にお伺いたてる。
一昔前だったら、本屋とか図書館に行って「調べ物、調べ物」なんて言って、あっち行ったりこっち行ったりしてたと思う。
でも今はインターネットの中にある人間の膨大な知識の塊を、綺麗に整理して届けてくれるヤツがいる。人はそれを「グーグル博士」と呼ぶ。
文字通り指一本で検索できる。「サジェスト検索」ってやつで。
グーグルという会社はほんとにクレイジー。シリコンバレー的とでも言えるんだけれど、検索する前にその人が検索したいものが表示されればいいよね!って無邪気かつ強欲に言い始めた人たちがいて(たぶん創業者たち)、実際グーグルはそれを「サジェスト検索」という形で実装している。検索窓に一文字入れるだけで先回りしたかのようにワードが出てくるアレ。
びっくりした。人生観変えられるほどびっくりした。自分の人生甘かったと思った。
指一本で検索できる「サジェスト機能」のことじゃない。「仕事」って入力した瞬間に出てくるワード。(※もちろんプライベート検索をはずしてます)
「仕事」の後にサジェスト(例示)されて出てくる第1位は「仕事 行きたくない」第2位が「仕事辞めたい」だった。
8個中6個がネガティブワード。
まさかと思って「仕事+あ行」を調べてみた。「仕事」と入力して後に「あ・い・…」と順に入力してみると
ネガティブワードのオンパレード。「仕事+う」のトップが「仕事 占い」だなんて…上司がどんなに説教しても勝てないはずだ。
「な行」なんかもっとひどい↓
すべてネガティブワード。
ついでだから「上司+な」も調べてみた。
上司は常に危険に晒されていることが判明。しかし一番不気味なのは「上司 なるほど」。それ調べて何になるんだ?
「仕事+数字」
巷では「最低3年がんばれ」って言われるけど、ことごとく「◯ヶ月 辞めたい」がでてくる。そんな中での「2ch」のがんばり乙。
唯一の救いは「仕事+10」
「10連勤」を除けば見た目が前向きっぽい。
はー…ため息が出た。これが現実か。
サジェスト機能をつくり、ワードをいわばランキング化したグーグル。
いつの間にか「人間の心」を見える化してしまっていた。
それは「博士」の仕事ではなく、もはや「神」の仕事だよ。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

ティネクト代表の安達裕哉が東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。
ティネクトでは現在、生成AIやマーケティング事業に力を入れていますが、今回はその事業への「投資」という観点でお話しします。
経営に関わる全ての方にお役に立つ内容となっておりますでの、ぜひご参加ください。東京都主催ですが、ウェビナー形式ですので全国どこからでもご参加できます。
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)