仕事はとにかく、「質より量」と言われる。「いい仕事」を追求すると、どうしても労働時間は増えるが、芸術であろうが、ビジネスであろうが、学問であろうが、「量は常に質に勝利する」ことは、昔から言われてる。
発明王エジソンの言葉として引用される「天才は1%の閃きと99%の努力」という言葉は、実は「努力が大事」といっているのではなく、「考えるのは1%、手を動かすのが99%」と言い換えてもいいくらいだと個人的には思う。
しかし、この言葉は少し言葉足らずではないかと思う時がある。さらに、「量が質を生み出すとは限らない」という反論は常に存在する。だから、少し補足が必要だ。
実は、「質より量」に反論する人々は、このように勘違いしている
「つまらない仕事を沢山やることで、質が生み出されるなんて、ありえない」
仰るとおり、つまらない仕事を大量にやった所で、質など生み出されないし、やっている本人も不幸せである。実は、「量が質に変化する」ためには、もう一つ考えなければいけないことがある。それは
「どうしたらこの大量のつまらない仕事を、効率よく、楽しくできるか?」
ということだ。
眼の前にある仕事をこなすだけでは、「量」は「質」に転換しない。それに加えて
「量」をどのようにしたら効率よくこなせるか?
「量」をどのようにしたら楽しくできるか?
を考えることが、「質」を生み出す。
ルーチンワークの延長には、ルーチンワークしか存在しない。階段をひとつ上って、質を生み出す公式は
「質」=「量」×「楽しくやるための工夫」×「効率良くやるための工夫」
だから、丹羽宇一郎氏は「汗出せ」「もっと働け」だけではなく、それに続けて「知恵出せ」と言っているのだろうと思う。
(2026/6/26更新)
Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。

<2026年7月30日 開催予定>
AI検索対策最前線:手法から効果測定まで
安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー
講演概要
これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。
登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。
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