届きました噂の「Amazon Dash Button」。

エリエール Dash Button

 

友人AによるとAmazon Dash Buttonを買う人は仕事できる人とのことです。

今、Amazonダッシュボタンを買っている人は、多分仕事できる人。

 

そうなんだ。見た瞬間買ったオレ仕事できるヤツだな。

 

とりあえずこんな箱が届きます。箱の真ん中に穴があって、そこから「エリエール」と覗けます。

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カッコキャワイイ。

この中に、「トイレットペーパーがなくなったその瞬間にそのボタンを押せば、翌日にそれは届く」という、「男のロマン」と「主婦の実用性」という古来より対立している2大テーゼを満たす稀有なプロダクトが入っているのです。

 

あなたがもしITリテラテシーの非常に高い方ならば「アマゾンには『定期おトク便』というのがあってそれを登録してれば、そんな必要ないだろ」とお思いでしょう。

確かに。

しかしそれは百歩譲って「主婦の実用性」を満たすかもしれませんが「男のロマン」を満たしません。

 

少なくとも私はウ○コして「紙なくなった。」と思った時に、

「メモ帳に『トイレットペーパー買う』と書いていて買うのずっと忘れる」とか、

「母ちゃんに『トイレットペーパーなくなったよ』と伝えて、『じゃあ、アンタ買ってきて』と言われるリスク」ということが、

ポチっとボタンを押すことで回避できることに「男のロマン」的満足を得ます。

 

ともかくウチに届いたのです。この夢の「ボタン」が。

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届いたらつい押したくなっちゃいますが、押してもまだ届きません。なぜならばセットアップをしてないからです。

 

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セットアップ方法は、このちっちゃなマニュアルに書かれています。多言語で書かれているだけで実際に必要な部分は見開き2ページ分しかありません。

スマホのAmazonアプリを開いて、「右上メニューボタン」→「アカウントサービス」→「Dash端末 新しい端末をセットアップ」と図で説明されています

おそらく1分以内で下記画面にたどり着きます。

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スマホの普及と共にモバイルファーストも着実に進行しています。上記の「Dash端末」画面は、スマホアプリにはあるのですが、PC版アマゾンページには(少なくとも現時点では)ありません。

セットアップと言えば、以前ならIDやパスワード、名前や生年月日の入力を想像してしまいますが、そんなものは必要ありません。

なぜならば、スマホで上記画面にやって来てる時点でアマゾンにログインしているからです。

 

ここからやることは以下の2つだけです。

①Wi-Fiのセットアップ

セットアップといっても、入力するものは「自宅のWi-Fiパスワード」入力のみです。

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ボタンを6秒間押すとスマホの方で下記のWi-Fiネットワーク画面が開きます。

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自宅のWi-Fiネットワークを選びパスワード入力するだけです。

 

②注文をする商品を選ぶ

Wi-Fiが繋がると下記の画面が表示されます。

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あらかじめメーカー側が設定している製品の中からダッシュボタンで届けて欲しい製品を1つだけ選びます。

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私は、もちろんトイレットペーパーを選びます。513円です。近くにあるスーパーマルエツで同一商品を調べてみたところ475円でした。ちょっと離れた場所のドラッグストアでは特売として420円で売られてました。

でもそれくらいの差ならすぐ届くこちらでいいって気分です。

ウ○コして紙なくなったと思った時に、ポチっとボタン押せる喜び、それこそが「男のロマン」です。100円くらいだったら喜んで払います。

お子様のいる母親も超便利です。歩いて5分の場所にスーパーがあるとして、お子さん連れて行って帰って来るのに買い物時間入れて正味20分。今、日本で最も賃金の高い東京の最低時給は900円弱。お母さんのその仕事、その行為だけで300円近くと換算されます。子供の面倒も同時に見てるので本当はもっと高い。それがたったの100円でできるのです。

「主婦の実用性」も十分に満たしてる。

これは、凄い製品だ。

 

これでセットアップ終了です。大体5分以内に終わります。

 

セットアップすれば、男たるもの当然ボタンを押します。このボタンを押すことその行為そのものが、「男のロマン」なのですから。

ここまで、来てもまだ理解できないあなた。このボタンを子供の前に差し出してみてください。ソッコー押すでしょう。それが、「男のロマン」の正体です

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ものの数秒でスマホにメッセージ届きました。

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早い。さすがです。

シリコンバレー企業を筆頭にイケてるIT企業の支払いフローの洗練具合は半端ないです。一度買うと決めた人に対して「本当にこれで大丈夫ですか?」なんてことは絶対に聞いてきません。

注文を受ければ一心不乱に粛々とブツを届けるのみです。もうこの瞬間には、アマゾンの倉庫ではロボットが商品を取りに行ってるんでしょう。

人間界に例えると、優秀な営業マンが契約が完了した瞬間にスマートにすぐその場を立ち去るのと似てます。一度「はい」と言わせたものを迷わせるような隙は寸分も与えないのです。

 

さて、もうボタンは押してしまったのですが、大事な仕事が残っています。

この夢の「ボタン」をどこに設置するかです。

 

トイレットペーパーなんだからもちろんトイレだろ。

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とりあえず、一番目立つここにつけたくなります。でも、これはダメです。

うちには多くのガイジンが来るのです。絶対に「大のボタン」と間違えると思います。

 

じゃ、目立たないところに置けばいいよね。ちょっと控えめにここはどうだろう。

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縦にして脇に置いてみたら、さらに「大」のボタンに近づいている気がする。却下。

 

じゃ思い切って離れた場所にボタンを置いてみては?

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180cm以上の人じゃないと背伸びしないと届かない位置。

悪くない、わけない。離れすぎだろう。

何のためのボタンなのか?アマゾンがセットアップ含めこれだけ簡単な仕組みを作ってくれているのに、最後の最後ボタンが押しにくければ全て水の泡じゃないか。

 

そして、見つけました最適な場所。

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ここだ。

何が素晴らしいって、これならトイレットペーパーのストックがなくなりそうだと思ったその瞬間に、このボタンが目の前にある。

このボタンは、ウ○コして紙なくなった時に押すボタンではなく、ストックがなくなった時に押すボタンなんだ

 

凄いこれぞできる男の発想。

唯一の懸念は、「小」してるMensの視界には入ることだが、多分押さない。なぜならもっと近い手の届く場所に本物の「大小レバー」があるから。普通、そっちいくだろ。もし押したらそいつ罵る。

 

仕事できる人とはこのことだ。

満足。超満足。満足して、もう一度ボタンを押してしまうオレ。

 

どうなる?もう1パック届くのか?

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いいえ。届きません。Apple Watchにメッセージが届きました。コイツこういう時でしゃばります。(同時にiPhoneにも同様のメッセージは届いている)

注文中の商品がある場合は届かない設定になっているのです。(ただし重複追加を設定することはできる)

 

報告は以上です。

細いことは、とりあえず買ってみて試したらいいと思います。すでに日用雑貨中心に現在42ブランドのボタンが販売されています。ボタン1つごとに500円分の割引がついているので、ボタン自体は実質無料ってわけです。アマゾンズルい。お前はいつもできるヤツだ。

 

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システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、 メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。

岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。


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(2026/01/19更新)


著者:楢原一雅

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