ちょっと前に、「安定は希望です」というポスターをよく見かけた。去年の夏の参院選における、公明党の参院選のキャッチフレーズだ。
この言葉を見て、まず思ったのは「意味がわからない」である。
文字通りに読むと、安定=希望 ということなのだろうが、ますます意味がわからない。真剣に悩むほどの話でもないと思ったのだが、ブログを書いているとタイトルの付け方が難しいので、プロのキャッチフレーズがどのような意図を持っているかを知りたく、調べてみた。
公明党のサイトには、安定は希望です のあとにこう続いている。
”「安定は希望です」
参院選で、公明党はこの言葉を掲げます。今の日本に必要なのは、政治を安定させること。つまり、この夏の参院選でねじれを解消することです。”
要するに議席をたくさん確保して、政治の安定を目指すことだったようだ。
であれば、「安定が希望です」とでもすればよかったのに。
でもなぜ、「安定が希望です」ではなく、「安定は希望です」としたのか。「が」と、「は」の使い分けは専門家の間でも見解がわかれているようだ。
「が」は格助詞であり、主体の願望や要求を表すので、「公明党が」という部分が強調されることになる。
「は」は係助詞であり、「は」の後の言葉を強調しているので、「希望」を強調することになる。
したがって、公明党は「公明党」という名前を控えつつ、「希望」を強調したかったといえる。
あらためて、キャッチフレーズの日本語訳をすると、
「公明党が望む政治的安定は、希望ですよ」と、書ける。
さて、次に解釈が必要なのは、「希望」という言葉だ。希望は言葉の意味からして「誰かの何かの」希望である。具体的には何なのだろう。
これも、公明党のページを見るとどうやら「国民一人ひとりが感じる未来への希望」ということのようだ。
これもつなげて、更に補足してみると、
「公明党が望む政治的安定が実現すれば、国民一人ひとりが未来へ希望を感じますよ」
と書くことができた。
これ、「安定は希望です」から解釈するのはちょっと難易度高すぎないか・・・?
(2023/3/15更新)
2023年3月8日に実施したセミナーが非常に好評だったため追加実施します。企業サイトのSEO対策の改善に10年以上実績あるWEBコンサルティング会社 日本文化創出株式会社と弊社ティネクト(Books&Apps運営会社)がwebマーケティングの実践方法をご紹介するセミナーのご案内です。今回のセミナーはご希望企業様1社限定でセミナー中リアルタイムで御社サイトのSEO診断を行います。
ぶっちゃけ自分の会社のサイトのSEO対策はあやしいと思っている方へ。
とうとうGoogleもE(経験)を重要視。SEOテクニカル現場17年のプロからみたE-E-A-Tの重要性
一体どうやって企業サイトのSEO評価を高めるのか?現場17年のプロが回答します
SEO対策17年のプロが企業サイト改善で注目する10項目
<内容>
第1部:日本文化創出株式会社代表 講師:代表取締役 吉田幸生
・SEOのトレンド(E-E-A-T)
・SEOの前提(Googleの評価指標など)
・SEO診断に入る前に(診断企業様の背景説明、診断方法説明)
・SEO診断(相対評価テクニカル10項目ほど)
・SEO診断後(診断企業様のご感想)
第2部:ティネクト株式会社 講師:楢原一雅
・EEATを満たすコンテンツとは
・SEOの条件を満たす質の高い記事を量産
・事例紹介
第3部:Q&Aタイム
ファシリテーター:倉増(ティネクト)
日時:
2023年4月12日(水)15:00〜16:30
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細は
こちらBooks&Appsオンラインセミナーお申込みページをご覧ください