結婚についての話です。

 

最初に前提ですが、家庭の事情というのは家庭の数だけあります。

やり方も家庭それぞれですし、あり方も家庭それぞれです。何か一つのやり方が、他のやり方と比べて「正しい」「間違っている」ということはありません。

 

同じく、結婚に対するスタンスというのも人それぞれです。

結婚して良かったという人も、結婚するべきではなかったという人も、結婚したいという人も、結婚したくないという人もいると思います。それは当たり前です。

 

ただ、webを観測している限り、「結婚のデメリット」とか、「結婚するとこんなに不自由」みたいな、結婚に対するネガティブ情報の方がどちらかというと可視化されやすいような気がしています。

「結婚なんてするもんじゃない」という情報の方が、何故か話題として盛り上がりやすいんですよね。

 

 しんざき夫婦は結婚して13年くらいになりますが、私自身は嫁さん超可愛いし超大好きですし、嫁さんと一緒に暮らせて毎日一緒に寝起き出来て、しかも私と嫁さんの子どもとまで一緒に暮らせるとか結婚って神イベント以外のなんなの?という程度に結婚に満足してはおります。

私について言えば、結婚で人生が劇的に改善されたことは間違いありません。

 

それでも、結婚したことによってやりにくくなったこと、結婚したことによって発生するストレス、というのも多分あるでしょう。それ自体は仕方ないというか、当然のことです。

 ただ、「結婚することで負荷ばっかり増える」とか、「結婚なんてデメリットばっかり」みたいな文言を見ると、それは何か違うんじゃないかなー、ちょっと見方が偏り過ぎなんじゃないかなー、とは思ってしまうのです。

だって、色んな問題に二人で対応できるんですよ?一人の時よりも楽になりません?

 

 

結婚って、多分「人生のプロジェクトメンバー集め」だと思うんですよ。

幸せに生きるということが目的の、人生プロジェクト。

それに対して、一人で対応するか?二人で対応するか?勿論あまりうまくいかないプロジェクトだってあるかも知れませんが、いい感じにプロジェクトを運営出来れば、大体の場合一人の時よりも成果物を出すのは楽になります。

 

同じ方向を向いて協力することさえ出来れば、一人よりも複数人の方が色んな問題に対して対応しやすい。勿論、その「同じ方向を向いて、協力出来る」ということが大事なところなんですが。

 

要は、「夫婦間で「問題解決の仕組みと合意」さえできていれば、結婚は人生の負荷を大きく下げてくれる」というところまでは、多分割と一般的に言えるんじゃないかなーと私は思っているのです。

 

私は、この問題解決というものを、「やりたいことがちゃんと出来ているか?やりたくないことに対する不満が溜まっていないか?」という課題に対する、夫婦間のPDCAサイクルとして捉えています。

 

別に結婚しているいないに関わらず、人生には色んな問題がつきものです。

大抵の場合、それらの問題は、「やりたいことが出来ない」「やりたくないことをやらなくてはいけない」という、二つの形をとって現われます。

そして、どちらかだけがこれをため込んでしまうと、それは即ストレスになりますし、色んなことが上手くいかなくなります。

逆に、その辺をきちんと協力して解決出来ていれば、大体家族で楽しく暮らしていけそうだ、というのが現在の私の結論です。

 

 大事なのは、多分「ルール決めによる仕組みづくり」だろうと思っています。

プロジェクト運営でもそうですが、人間の不満とかストレスというものには、どうしてもファジーな部分が混じります。

それをファジーなまま解決しようとすると、その内必ず支障をきたします。だから、そこは飽くまでビジネスライクに、きちんとルールを決めて、そのルール通り回す。

 

しんざき家で採用しているルールは、下記のような感じです。

・定期的に、「やりたいことが出来ているか」「やりたくないことがどちらかに偏っていないか」をお互い話し合うミーティングを設ける

・週に一回以上はそのミーティングを実施する

・お互いが、お互いの問題を自分の問題として考える

・妥協する場合はバランスよく、順番に妥協する

・何かあったらちゃんと言葉にする

これはルールなので、疑問を挟むことなく守らなくてはいけません。

 

例えば。

しんざき家では、夫婦どちらも別団体で音楽活動をしています。

「やりたいことが出来ているか?」の部分で、「下の子を見ないといけないので次の日曜の練習にいけない」といった課題があったとします。

その場合、当たり前ですがもう一方が予定を調整して、下の子を見るなり遊びに連れていくなりします。その際、もし自分の予定を変更しなくてはならなくなったら、次回は優先して自分の予定を実施出来るようにする、ということになります。

ここは極めてビジネスライクに実施しますし、もし偏ったら貸しも借りもカウントします。

 

例えば。

「予算的な問題で、行きたい習い事にいけない」という課題があったとします。

その場合、その予算を解決できるかどうか二人で考えます。こっちの費用は削れないか?こっちの費用は我慢できないか?これも同じく、どちらか一人だけが被害を被るということは無しで、バランスよく順番に妥協します。

 

逆に、「この問題についてはこっちが得意だから、率先して対応する」というケースもあります。

私は細かい作業が壊滅的に苦手なので、事務作業が得意な奥様に色々事務作業をやってもらうことは多いです。

逆に、例えば町内会とか、マンションの理事会とか、渉外やら対人のとりまとめが必要なタスクは私が担当することが極めて多いです。この辺は、夫婦間の得意分野が被っていない方が色々と便利です。

 

一番大事なのは、「ちゃんと言葉にする」という部分だと思っています。

恋人時代ならいざ知らず、一緒に生活するとなったら「察して欲しい」というのはコミュニケーション上の害悪以外の何者でもありません。

お互いに、言いたくなったことをきちんと言うという合意が出来ているからこそ、こういうルールが成立する。

エスパーでない限り、相手が何を考えているかは言葉にしないと分からない。これは、夫婦間だけではなくしんざき家全体での、最大の前提事項になります。

 

こういった合意がきちんとできているのであれば、人生の負荷ってものはぐぐっと下がるんじゃないかなあと。私はそう考えているのです。

 

この方法は飽くまで「しんざき家で、今のところ上手くいっている方法」というだけの話であって、どこのご家庭でも使える方法かというとそうではないと思います。

ただ、多分なんですが、別に明示的に文章にしなくても、また違ったルールで、同じようにバランスよく、うまいこと「人生プロジェクト」を運営されているご夫婦、たくさんいると思うんですよ。

ただ、そういうのってあんまり可視化されない。身内褒めに対する遠慮とか、結婚に対して脊髄反射で殴り掛かってくる人とか、色んな要因で見えづらくなっちゃってる部分ってあると思うんですよね。

 

本来、結婚なんてメリットデメリットでするものじゃないとは思うんですが。

ただ、デメリットばかりというテキストに対して、ある程度カウンターとして「ちゃんとメリットを享受しまくれるケースもあるよ」ということを可視化したく、このようなテキストを書かせて頂きました。

 

あと、一番言いたかった部分は「しんざき奥様超可愛い」という身内自慢であって、他に言いたいことは特にない、ということを最後に申し添えておきます。

今日書きたいことはそれくらいです。

 

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システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、 メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。

岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。


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(2026/01/19更新)

 

 

【プロフィール】

著者名:しんざき

SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ。三児の父。

レトロゲームブログ「不倒城」を2004年に開設。以下、レトロゲーム、漫画、駄菓子、育児、ダライアス外伝などについて書き綴る日々を送る。好きな敵ボスはシャコ。

ブログ:不倒城

 

(Photo:Kamaljith K V