あなたがベッドで寝ている時のあなたの部屋のソファー。
あなたがソファーで寝ている時のあなたの部屋の床。
空いています。
その空きを、誰かが求めているかも知れない。そんなニーズを満たすサービスがあります。
おもしろいと思いました。だから使ってみました。Airbnbを使って東京を旅行しました。(東京に住んでいる私が)
これからそのときの体験記をかきます。
ステップ1 場所を決めます。
東京だけでもたくさんの人が自分の部屋を貸し出してます。どうやら外人が多いみたいです。 みんな英語です。英語できない人はだめです。そういう時代になりました。
ステップ2 部屋を選択します
宿泊料や部屋の内装を写真でみて、良いと思ったものを選び、相手にオファーを出します。今回は、クリックした瞬間に成立しました。ホスト(貸し主)が、そのように設定していたためです。支払いはペイパルを通してクレジットです。
ステップ3 部屋に行きます。
翌々日には、門前仲町に行きました。Airbnbのサイトを通して、ホストとやり取りを多少しつつ、無事部屋にたどり着きました。部屋はきれいに掃除してあり、ゲストがスムーズに宿泊できるように随所に気を使ってくれてました。ホストは日本人の男性で、普段はこの部屋に住んでいるようです。おわり。
そう、こんな感じなんです。本当にこのサービスは成り立つのか?って思って使ってみたんですが、想像以上に普通でした。普通ってのは最大級の賛辞です。だって、全く知らない会ったこともない人の家に泊まりに行く(貸す人もまた同様)なんて、あり得ないでしょ。それを、さも普通にやっちゃってます。Airbnbを創った人たちって変態ですわ、イカれてる。
あと強く感じたことは、これはお互いの善意のもとに成り立っているサービスということです。お互いが、本当に相手のことを思いやって行動するのならば、お互いの同意のもと価格を決めて、やり取りしてくださいね、と。善意を売って、善意を買う。って感じですかね。これをお金に換算すると…、つまらないのでやりません。家事を年収に置き換えるアレ、大嫌いです。家事をお金ではかるのではなくて、お金の価値を家事ではかってください。
まあ、つまり、楽しかったです。なんかワクワクしました。人の家に泊まるだけで。門前仲町も今まで何度か行ったことがありましたが、「旅行」って思っていくと、また全然見える風景が違いますね。夕飯はどこで食べよう?その後、あそこに飲み行こう!とか。東京ってほんと楽しいなって思いました。
で、それがAirbnbの狙いなんだと思います。安い宿泊先を提供しているのではなく、その場所の生活そのものを商品にしてしまえばいい、みたいな。そういえば、キャッチコピーがこうなってました。大ファンになりました。
おまけ
後日、ホストの方にお願いして、直接会ってインタビューをしました。快く受けてくれました。
ホストの方は、現在銀座の人材コンサル系の会社に勤める若い社会人でした。若いだけあって、こういうものに敏感ですね。
でも、登録までする人はそういないんじゃねーのか?多分、好奇心旺盛なんだと思います。気持ちわかります。私も興味津々で泊まりに行っちゃったわけですから。
半年くらい前からはじめたらしく、やって見ると思った以上に泊まりに来るとのことです。ほとんど外人だそうです。月によっては黒字になった(家賃より稼いだ)こともあるとのことで、本人も驚いてました。ちなみにゲストが泊まりに来る時は、銀座の徹夜用に借りている1Rに泊まっているそうです。だから、本人はそこにいません。
ってことで、私にもビビっと閃くものがありましたので、本気で自分の部屋を貸し出すことを決意した次第です。(vol.2へつづく)
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【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)