a7c0d0be371495ec1761a6ce9d005325_s社長は企業のトップだ。だから、上司はいない。だから、会社を思うままにできるとおもっている人もいるだろう。でも、本当にそうだろうか?

 

EvernoteのCEOである、フィル・リービンは、次のように語っている。

 

”スタートアップ(ベンチャー)を起業してCEOになってみると、実は自分以外が全員ボスのように感じられるものです。

つまり、自分の会社で働いてくれる社員は全員自分の上司同然の扱いで接しなければなりません。加えて顧客、投資家、メディアなど、みんながあなたのボスになります。

かくいう僕も、エバーノートを始めるまで、これほどたくさんの“上司”のもとで働いたことはありませんでした。起業家になれば名声や権威が付いてくると思うのは大間違いです。極めて例外的な場合を除き、起業家の生活はとっても謙虚にしなくてはダメなんです。”(日経ビジネス)

 

これは、お手本のような答えだろう。結局のところ、経営者が会社を思うがままにできるなんて、幻想なのだ。

 

しかし、個人的には上のような話だけではないと思っている。

「Calling」という英単語を知っているだろうか。日本語の意味では、「天職」という意味だ。

語源は聖職者が「神に呼ばれて」その職を全うするということからということだ。

 

天職は、「天命」というほどの大げさなものではないが、何かしらの使命感を感じる職業、というのはあながちまちがってはいないだろう。

 

話を元に戻そう。社長の上司は誰なのか。

それは、「自分自身の使命感」に他ならない。使命感というと大げさかもしれない。「何かしらの衝動」と言っても良い。

そういった「心の声」は、普段とても小さいので、聞き取ることは難しい。しかし、自分が一人になって耳を澄ますと、心のなかから聞こえてくる。

 

「今のままでいいのか」

「もっと頑張れるんじゃないか」

「手抜きしてはいけない」

 

そういった、「自分の中の声」が社長の上司だ。

 

社長に上司がいないなんて、とんでもない。嘘をつけない、最も厳しい上司が四六時中見張っている。

 

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システム開発やITコンサルティングを経て、
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現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。

岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。


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(2026/01/19更新)