こんにちは、Ascent Business Consulting 株式会社、代表の北村貴明です。

 

Weworkという企業をご存知でしょうか。

時価総額2兆円とも言われているコワーキングスペースを運営している創業8年ほどのシリコンバレーの企業です。(※1)

 

コワーキングスペースの主だった利用者と言えば、フリーランスや若い起業家たちでしょう。

一つ興味深い指標があります。

現在のアメリカでは全労働人口の35%にあたる約5500万人がフリーランスとして働いており、その市場規模は約1兆円にもなっているのです。さらに2020年には労働人口の50%以上がフリーランスになるとの試算もされているのです。

(※2)

その影響もありコワーキングスペースの需要は今後さらに伸びると考えられており、Weworkはシリコンバレーで最も注目される企業の1つとされているのです。

 

おや?それだけで注目の企業になるかな?

投資や不動産業界にお詳しい方ならお気づきでしょう。

コワーキングスペース」の企業が、時価総額「2兆円」の評価になるのだろうか?

 

簡単にはならないはずです。

実際、レンタルオフィス世界No.1ブランドと自ら謳っているRegus(リージャス)という企業の時価総額は、3000億円程度なのです(※3)

 

ではなぜ、Weworkの時価総額がそんなにも高くなっているのでしょうか?

WIRED誌にその創業者たちがこのように答えていました。

彼らは空間の価値を、若い起業家たちが支持するようなブランドとして創出したいと考えた。人間工学に基づくオフィス用品を並べた味気ないロフトスペースを提供するのでは、コワーキング・スペースの「ブランド」にはならない。「新しいデスクの写真を撮ってInstagramに載せたい、と思わせる場所でなければならない」とマケルヴィは語る。つまり、WeWorkの創業者たちは自分たちのことを単なる「大家さん」だとは思っていない。幼少時代をイスラエルの集団共同体キブツで過ごしたニューマンは、以前『Bloomberg Businessweek』のなかで、自分は「クリエイターのためのコミュニティを構築している」と語っている。

(引用:2兆円のコワーキングスペースWeWork。その価値は彼らが「テック」企業であることにある WIRED誌)

 

彼らの行っていることは短期的にオフィスを貸し出す、いわゆる貸スペース業であることは間違いないのですが、それに留まらず、おしゃれな内装に拘ったスペースを創ることその場に集まるフリーランスや起業家同士のコミュニティを育てること並々ならぬ力を入れていったのです。

その空間づくりは、フリーランスや起業家の多いアメリカの都市圏で大ウケし、現在ではサンフランシスやニューヨークをはじめとしたアメリカの21都市にまで展開され、さらにはパリ、ロンドンなどアメリカ以外でも20都市を展開するまでになっているのです。(※4 拠点都市はWework HPより抜粋)

もちろん、理由はそれだけではないでしょうが、彼らがそのように考えてコワーキングスペースを運営していることは大いに参考になると思います。

(※4)

 

さて、日本ではどうでしょう?

私は、この流れはアメリカだけではなく、日本にも必ず訪れると私は思っています。

実際、日本にはすでに約1000万人超のフリーランスがいると言われているのです。(※5 )

 

私は現在、主に首都圏で働いていますが、例えばスターバックスに入ると、明らかに学生ではない大人たちがパソコンを広げて仕事をしているのを見かけます。特に、ここ数年でもの凄く増えたと思います。

 

以前から喫茶店でビジネスの商談や打ち合わせをしているのはよく見かけましたが、カフェなどで一人で黙々と仕事をする人たちをこんなにも多く見かけるようになったのはここ5、6年のことではないでしょうか。

実は、気になってオフィス街にあるスターバックスで1日に出入りしている人数を調べたことがあります。なんと1日に延べ800人も出入りしていたのです。

フリーランスに限らず、スターアップ企業などの若手起業家、コンサルタント、プログラマーなど働く場所を限定しない労働者は、日本特に東京では相当な数いるのではないかと思っています。

 

さらには、もう一つ日本には特有の事情があります。

それは前回お話しした通り、政府が「働き方改革」を推進しており、企業での残業が厳しく制限されつつあります。

したがってフリーランスだけでなく、週末起業家、仕事帰りの副業など、今まで以上に場所や時間にとらわれない働き方をする労働者はさらに増えてくる可能性があるのです。

 

そこで、我々がコワーキングスペースの運営を行っていて気づいたことは、

フリーランスや若手起業家が求めているものは、人と人とが繋がるコミュニティの場であり、自由にストレスなく使える快適な場所であり、しかもそこへ来ることでモチベーションが上がるような場を求めているということでした。

そのような場を目指して創られているのがWeworkであり、我々のBasis Point】でもあるのです。

そして、それは今まであるようでなかったのです。

スターバックスは居心地良い空間ですが、仕事をする場として設計されているわけではないのです。

(Basis Point 新橋)

 

正直に言うとWeworkのことを知って

「黒船襲来だ」。

なんて思ったりもしたのですが、ポジティブに考えれば今我々が行っている方向が間違ってなかったとも言えるわけです。

私たちは私たちのやり方で、まずは東京にこの新しい価値観を根付かせ、多くのフリーランサーや起業家、副業をする方達を後押ししていきたいと思っています。

 

政府は、プレミアムフライデーなどを推進し「消費」を促進していますが、空いた時間を副業などで自ら「生産」するという選択も悪くないと思います。

そういうことする方がきっと面白いですよ。

皆で東京を盛り上げましょう。

 

 

コワーキングスペース「Basis Point」サービスサイト

コンサルポータル

Ascent Business Consulting 株式会社コーポレートサイト

 

(※1SoftBank set to invest more than $3 billion in WeWork ※2Freelancing in America 20162020年には米国の労働人口の半分がフリーランスになる見込み ※3Regus時価総額 ※4拠点都市はWework HPより抜粋 ※5 一億総活躍、働き方を自ら選ぶ国内フリーランス人口は1,064万人に!


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