GoPro買ったらジョブズ魔法が解けた

でジョブズ魔法が解けた僕ですが、

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MacBook Pro 15″ とiPhone6

と立て続けに買っちゃました。クック魔法(楢語 求 第一10)ですかね。

iPhone6に関してはこちら→iPhone6に変えた。でも、本当に変えたかったものは…

MacBook Pro 15″ みたいなハイスペックなものは、はじめての購入です。GoProのせい。

結局シリコンバレーエコノミーにとりこまれちゃってます。

 

ちなみに私のマック遍歴

iBook  2001年頃購入 (20万円程度)

PowerBookG4 12″ 2004年頃購入(20万円程度)

iMacG4 27″ 2009年頃購入 (25万円程度)

MacBook Air 13″ 2012年頃購入(20万円程度)

Mac mini 2012年頃購入(6万円程度)

MacBook pro 15″ 2014年購入(25万円程度)

はじめてマック持ったのが2001年なので、14年間で6台乗り継いでます。

おもしろいなって思うのは、はじめてマック買って以来大体20万円程度で買い続けていたってことです。かの有名なムーアの法則によると 1.5年周期(最近は2年周期説の方が有力らしい)で性能が2倍になっていくそうなんですが、毎回使ってる金額が一緒ってことは、14年経った今、性能は1000倍(2の5乗倍)くらいになってるんですかね? (とりあえずCPUのクロック数調べたら800Hz→10GHzになっていて、1000倍ではない様子)

さて、今回私が新しくMacを買ったもう一つの理由がOne to Oneです。

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これは、Appleストアで専任のスタッフがつきっきりでMacやAppleのソフトウェアの使い方をいろいろ教えてくれるってサービスです。

現在Appleストアにいくと、Genius Barっていうところが必ずあってスタッフ(と客)たくさんいますね。ここ最近は多くの人がiPhoneの修理依頼に来ているので激混みで、行く前に予約が絶対に必要だし、行ったら行ったで座る場所もない、という状態です。

で、本来はそういう場所じゃない、ってことを言うのが今日の私の仕事(オレのスティーブ)です。

まだ「Macってすぐ落ちるんでしょ?」って言われてた時代(しかもそれは風評)、銀座アップルストアが出来たばかりの頃(2004年頃)は、1フロアにスタッフ10名客5名!という感じで、いつ行ってもガラガラでした。本当です。

行ったらここぞとばかりにGeniusたちが出てきてすぐ対応してくれてました。超貴重なMacGeniusな人たちです。「Macってすぐ落ちるんでしょ?」(風評)って言われた時代なんですから。

壊れたHD(PowerMacG4のHDが経年劣化)から自力でデータを抽出する(要するに業者のデータサルベージに出さずに)方法を一緒に一生懸命考えて試してくれたり(結果自力で取り出せた)、iTunesのデータ移行のやり方教えてもらったり(iTunes ライブラリの存在をはじめて知った)、4Fホールで行っているセミナーの聴衆が自分一人だったり(プレゼンの予行演習に付き合ってるみたいだった)、と牧歌的な時代でした。オレのためにこんな場所つくってくれてたんだ。さすがスティーブ、サンクスと勝手に思い込んでました。

あの時はよかった!iPhoneでぼろ儲けした今は 大企業病。クックは激烈な採算主義者。OSアップデートにお金払ってたなんてまるでお布施。もうAppleオワタ。

と言うのは簡単ですが、オレのスティーブがこう言ってました

「Genius BarならGeniusらしく仕事しろ、修理対応なんかGeniusじゃなくてもできるだろボケ。頭使って働けボケ。人多すぎ?うるせえーボケ。お前らがなんとかしろ。Appleらしく働け(Think different)」

そう、そうして生まれた(とオレが想像している)のが

One to Oneというサービスなのです。

特に最近のGenius BarのGeniusたちが修理対応ばかりに追われているようで、聞きたいことを時間をとって聞けなくなっちゃってるんです。

でも、このOne to Oneを利用すれば、AppleのGeniusたちに気軽に何でも聞けてしまう。という、ストレートすぎて今まで通り運営していたら到底実現不可なサービスなんですが、Think differentな彼らはうまいことやってくれてます。

 

まず、それがどこにあってどうやって入るのかって言うと、 とりあえずAppleHPのサポートページの一番下。スクリーンショット 2014-12-24 1.35.57

一番下のこんな目立たない場所。やる気あるんか? そこクリックすると、こんなこと書かれてます。

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なんか良さげな事言ってる。が気になるのは年会費9800円。金とってんじゃねーかよ!そう、これ今までタダ同然でやっていたものを有料化して収益化してます。やるね。

さらによく見てください。これは考えようによっては、もっと高いです。

Macをお近くのApple StoreまたはApple Online Storeで購入する際にのみ、お申し込みいただけます。

実はAppleストアでMacの新品を購入した場合しか入ることができないサービスなのです。(したがってiPhoneしか持ってないないあなたは無理)

スクリーンショット 2014-12-24 3.51.21さらに厳しい制約があって、オンラインストアで購入する際に上記のような選択肢が出てきて、基本的には申し込めるのはこの時だけなのです。(リアル店舗だと、購入した際に直接勧められるようです)

後からは入れません。2年前マック購入した時、やっぱり入っとけば良かったと思って、一週間後(もしかしたら1カ月後だったかも)Appleに直接電話して、「入れてくれー」とめっちゃ粘りましたが絶対絶対絶対入れてくれませんでした。

こういうところは相変わらずAppleらしくて「そのサービスの意義がわかる人だけわかればいい」というスタンスなのです。入り口拡げすぎると、対応できなくなるってのいう計算もあってのことでしょう。うまいことやってます(Think different)。

 

ということで、私は最近新品購入して念願のOne to Oneにようやく入ったのであります。Appleの思うツボです。オレはオレのスティーブに言ってやりました「入ってやったぜ。お前の部下たちスゲー」と。

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AppleストアでOne to Oneに参加している様子です。右上の人がGenius。プログラムが準備されていてレクチャー受けてます。特に、このFinal Cut Pro(動画編集ソフト)が覚えたくて毎週通ってます。ガシガシ利用しようと思います。

(了)

 

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安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
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(2025/6/2更新)

 

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