
プレゼンテーションの資料や、提案書などを作成する時、信頼出来るデータがほしい、という時がないだろうか?ビジネス書や、webサイトの情報は今ひとつ信頼性が低い場合が多いし、何よりもビジネス書などでひどいのは、データの出典が書いていないものが多いことだ。
例えば、ビジネス書などでよく紹介されている、「メラビアンの法則」というものがある。
これは、話し方に関する本などでよく『話の内容よりも喋り方のテクニックが重要』などと紹介されているが、実は元の論文にはそんなことは書かれていない。そういうことを立証した実験でもない。拡大解釈されているのだ。
さらに、モチベーションに関する有名な研究である、「マズローの欲求5段階説」であるが、内容は「人間の欲求には5段階ある」という仮説を述べたものである。
こちらもよく自己啓発系のセミナー等で引用されているが、そこで述べられることとして、『人間は自己実現をしたいと願う生き物である』などと紹介される。だが、実証実験には相当の批判も有り、信頼出来るかどうかは疑わしい。実際は「自己実現したい人もいる」位にとどめておいたほうがいいだろう。
従って、ウェブサイトやビジネス書などで示されるデータの出典がきちんと書かれていない場合、(この本からの引用です、位でもいい)それは、基本的に信用出来ないデータだと思ったほうが良い、ということである。
では、出典をどのように探せばよいか?あるいは信頼出来るデータはどのように手に入れたらよいか?
おすすめは、公開された統計情報を使う、もしくは、論文をGoogle scholarなどを使って引っ張ってくることである。統計の話は後日にまわすとして、Google scholarは大変優れた論文の検索エンジンであって、是非使ってみて欲しい。
世界各国の最先端の研究が英語、日本語の両方で検索できる上に、引用された回数なども表示され、どの程度有用な研究だったか、あるいは信頼に足るものなのかどうかがわかる。
自分に都合の良い情報だけを取り上げずに、元ネタをきちんと調べて、読み込む癖をつけることは結構大事なことではないだろうか。
(2026/9/1更新)
Googleの検索結果はAI Overviewが上部を占めるようになり、「〇〇とは」型の解説記事は掲載されても訪問されなくなりつつあります。それでも読まれ、AIに推奨されるコンテンツをどう作るか——安達裕哉が解説するウェビナーを開催します。

このウェビナーでお伝えする内容
・AI Overviewの拡大によって、検索経由の流入がどれだけ減っているのか(最新データで確認)
・辞書系・解説記事・単純な統計など、AIの登場で効果が低下したコンテンツの共通点
・AIまとめに「勝っている」ページの共通点と、これから力を入れるべき7種類のコンテンツ
・AIの回答の中で、自社が名指しで推奨されるための3原則
・AIに推奨されると、なぜクリック率・コンバージョン率・滞在時間が高くなるのか
・GA・コンバージョンフォーム・プロンプト監視による、AI検索対策の効果測定の方法
【対象】
BtoB企業のマーケティング、広報・PR、コンテンツ企画、Webサイトの担当者・責任者/オウンドメディアやSEO記事の流入減少に直面している方/ChatGPTやGoogleのAI回答の中で自社を推奨・引用させたい方/経営層・事業責任者として限られた予算でAI時代の情報発信を見直したい方
セミナー名:AIの登場で効果が低下したコンテンツを救うたった2つの対策
開催日時:2026年9月10日(木)11:00-12:00
配信形式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
登壇:安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役)
お申込み・詳細
こちらのウェビナー詳細ページ
をご覧ください。














