こんにちは。大喜利をする人工知能を作る会社「株式会社わたしは」社長の竹之内です。
弊社にご興味をもって頂いた方々の中には、我々にこのような質問をする方が数多くいらっしゃいます。
「ところで、御社はどんな商売をするのですか?」
単に「大喜利ができる人工知能の開発をしています」だけでは稼ぐイメージが全く浮かばないためなのだと思いますが、そこはきちんと我々も「どうやって稼ごうか」を考えています。
結論から言うと、我々は「育成して遊ぶ、人工知能のペットを作りたい」と考えています。
昔、「たまごっち」というデジタルペットがありました。
餌を与えるタイミングや、どれだけかまってあげたかによって、その後の成長が変わるという、玩具のペットです。
基本的に、我々が作ろうと思っている人工知能はそれと同じです。
もちろん、たまごっちと比べて、育成の方針はより幅広く、ユーザーの方々がそれぞれ決められます。Wikipediaを読ませるも、写真集を見せるも自由です。
また、LINEのようにメッセージを人工知能とやり取りをしたり、あなたの行動を学習することにより、人工知能は成長します。
さらに、ネットワークを介し、ある程度育てた人工知能を「他の人に使ってもらう」ことも可能です。
自分の育てた人工知能が誰かの端末に入り、大喜利をしてその持ち主を笑わせる……そんなことがあったら面白いと思いませんか?
もともとわたしは「普通の人たちがこっそり考えている面白い事」に強く興味を持っていました。例えばラジオ番組に投稿されるネタ、昔の「ジャンプ放送局」のように投稿で成り立っている雑誌の一コーナー。
そういった「ネタ」が大好きでした。その頂点に立っているのが「ビックリハウス」という雑誌です。
ビックリハウスは「完全投稿型」の雑誌で、糸井重里さんやみうらじゅん、ナンシー関さんなどが関わっていた、サブカルの「オールスター」とも呼んで良いようなものでした。
ここにはまさに、「一般の人々が密かに考えているおもしろいネタ」が詰まっているのです。そして「投稿」というのは、本質的に大喜利なのです。
ただ、紙媒体やラジオ番組などはその性質上、一過性です。
もっとその熱量や、その場の雰囲気を残したい……そう考え、結論としてだしたのが、「大喜利ができる人工知能ペットをつくって、皆に利用してもらう」でした。
現在の人工知能は、まだまだ我々が目指す姿とは遠いものです。
ですが、人工知能は日々進化しています。
「自分の育てた人工知能」が世の中に出回る日を楽しみにしていてください。
【大喜利PickUp】
@SKULD_71 性欲 / 大喜利βさんの弱点は?
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年7月16日
@bolcof2 駅の匂いがする / 駅から徒歩1分で3LDK。なのに家賃が1万円の理由とは?
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年7月15日
@Sisisisisita ちょんまげなう / もしも江戸時代にTwitterがあったら
— 大喜利β (@ogiribeta) 2016年7月15日
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