誰にでも「違和感のある人」の一人や二人、いるだろう。仕事をしていて「この人とは合わないな」と思う、あの感覚を持つ人だ。
そして、違和感のある人と働くのは大変なストレスである。「会社はお金を稼ぐ場」と割り切っている人と「会社は夢をかなえる場」と考えている人が共存するのは難しい。
少年野球チームで多いトラブルが、「勝ちたい」と考える人と「楽しく有りたい」と考える人の対立だ。会社も全く同じである。
さて、そんな時どうすればよいだろうか。そこには二つの考え方がある。
一つは、合わない人でも、自分の成長のために頑張って付き合ってみよう、という考え方。もう一つは、合わない人とは、そもそも付き合う必要が無い、という考え方だ。
そして私は後者に与する。
なぜ後者を支持するのか。それは「合わない人と無理して付き合う」ということが、本質的に無駄であり、かつ、そこから得られるものがあまりにも少ないからだ。
もちろんそれに対して、そんなことはないだろう、嫌なことから逃げているだけではないのか、というご意見もあるかもしれない。
でも、私はそう思わない。
多くの会社で見たのは「あわない人」と仕事をするのは、お互いに成長どころか時間の無駄でしかない、という事実だった。
勘違いしやすいが「合わない」というのは「嫌なことを言う」とイコールではない。厳しく、嫌なことをいう人でも、合う人はいる。
その場合は「あの人、嫌なことを言ってくれるけど、まっとうだな」と感じるはずだ。
しかし、合わない人には、何を言われても響かない。言っていることも空虚に聞こえる。「この人は結局信用できない」と感じるはずだ。
誰でも、付き合いが長くなれば本能的に「この人は信用できそうである」という判断ができる。子供ですらできる。
合わない、というのは本質的に「この人物は信用出来ない」というシグナルを感じ取っているのであり、無理して付き合ってもそれが解消されることは稀である。
まっとうではないな、信用出来ないな、と感じる人と無理して働く必要はない。それは努力の問題ではない。思想の問題、考え方の違いに起因するものであり、解決不能なものだ。
生成AIでメディア運営はここまで変わる!
記事制作・SEO・メール文面まで、コンテンツ業務の自動化が加速中。
本セミナーでは、AIを活用した「記事作成」「SEO最適化」「運営効率化」の最新事例と実践ノウハウをお届けします。

【開催概要】
・開催日:2025年7月24日(木)
・時間:16:00〜17:00(+Q&A)
・形式:Zoomウェビナー(参加無料)
【こんな方におすすめ】
・企業のPR・マーケティング・メディア担当者
・AIによるコンテンツ制作・運用に関心がある方
・SEO・ニュースレター・営業メールの効率化を進めたい方
【セミナー内容】
・AIが“記事を書く”とはどういうことか?
・SEOも、メールも、ニュースレターも。コンテンツ制作はどこまでAIで置き換えられるか?
・人がやるべきこととは何か?
・導入事例と運用のポイント
【登壇者】
・安達 裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役)
【お申込み・詳細】
こちらウェビナーお申込みページをご覧ください
(2025/7/14更新)
・筆者Twitterアカウント安達裕哉(人の能力について興味があります。企業、組織、マーケティング、マネジメント、生産性、知識労働者と格差について発信。)
・筆者Facebookアカウント https://www.facebook.com/yuya.adachi.58 (フォローしていただければ、最新の記事をタイムラインにお届けします))
・大学・研究の楽しさを伝える、【大学探訪記】をはじめました。
【大学探訪記 Vol.22】コスプレの研究をする大学の先生がいた。
【大学探訪記 Vol.21】人間は、なぜ1種しか地球上に存在しないのか?という疑問に迫る。
【大学探訪記 Vol.20】地球に隕石が飛んできているからそれ調べてるんですけど何か?
・仕事の楽しさを伝える、【仕事のチカラ】をはじめました。
【仕事のチカラ Vol.7】月間170万PVのオウンドメディアを1年で作り上げた人はどんな人?
【仕事のチカラ Vol.6】27歳にして3社を渡り歩き、起業した人の話。
【仕事のチカラ Vol.5】データサイエンティストって、どんな人?どうやったらなれるの? という疑問に答えてもらいました。
・ブログが本になりました。
「仕事ができるやつ」になる最短の道
- 安達 裕哉
- 日本実業出版社
- 価格¥324(2025/07/14 14:26時点)
- 発売日2015/07/30
- 商品ランキング37,735位
(Photo;Jasmine Bailey)