誰にでも「違和感のある人」の一人や二人、いるだろう。仕事をしていて「この人とは合わないな」と思う、あの感覚を持つ人だ。
そして、違和感のある人と働くのは大変なストレスである。「会社はお金を稼ぐ場」と割り切っている人と「会社は夢をかなえる場」と考えている人が共存するのは難しい。
少年野球チームで多いトラブルが、「勝ちたい」と考える人と「楽しく有りたい」と考える人の対立だ。会社も全く同じである。
さて、そんな時どうすればよいだろうか。そこには二つの考え方がある。
一つは、合わない人でも、自分の成長のために頑張って付き合ってみよう、という考え方。もう一つは、合わない人とは、そもそも付き合う必要が無い、という考え方だ。
そして私は後者に与する。
なぜ後者を支持するのか。それは「合わない人と無理して付き合う」ということが、本質的に無駄であり、かつ、そこから得られるものがあまりにも少ないからだ。
もちろんそれに対して、そんなことはないだろう、嫌なことから逃げているだけではないのか、というご意見もあるかもしれない。
でも、私はそう思わない。
多くの会社で見たのは「あわない人」と仕事をするのは、お互いに成長どころか時間の無駄でしかない、という事実だった。
勘違いしやすいが「合わない」というのは「嫌なことを言う」とイコールではない。厳しく、嫌なことをいう人でも、合う人はいる。
その場合は「あの人、嫌なことを言ってくれるけど、まっとうだな」と感じるはずだ。
しかし、合わない人には、何を言われても響かない。言っていることも空虚に聞こえる。「この人は結局信用できない」と感じるはずだ。
誰でも、付き合いが長くなれば本能的に「この人は信用できそうである」という判断ができる。子供ですらできる。
合わない、というのは本質的に「この人物は信用出来ない」というシグナルを感じ取っているのであり、無理して付き合ってもそれが解消されることは稀である。
まっとうではないな、信用出来ないな、と感じる人と無理して働く必要はない。それは努力の問題ではない。思想の問題、考え方の違いに起因するものであり、解決不能なものだ。
(2026/6/26更新)
Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。

<2026年7月30日 開催予定>
AI検索対策最前線:手法から効果測定まで
安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー
講演概要
これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。
登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。
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