たまには買ってよかったものでも書いてみようかと思う。

 

1.ダイソンのドライヤー

2019年、圧倒的に買ってよかったもの|紫原明子|note

これはこの記事を読んで知った。

 

実は・・・僕はドライヤーで髪を乾かすのが本当に心の底から嫌いだ。

あの、何もしないで、ずーーーっと髪が乾くのを待つ時間が苦痛でしかたがなく、ぶっちゃけ去年まではドライヤーなんて使ってなかった。

 

それがまあ、ダイソンのドライヤーを買ってからというもの。僕は毎日普通にドライヤーで髪を乾かしている。

ここまで極端に人間の習慣を根本から変えているのだから、いかにこのアイテムが凄いことかわかろうものである。

 

なにが凄いかって、本当にマジで”瞬!”で髪が乾くのである。

ちょっともうダイソンのドライヤー以前の世界には帰れない。

日常生活でここまでビックリな体験をしたのは本当に久方ぶりで、まさに改革の一言がふさわしい逸品である。

 

値段が4万円とかなり張るのがネックだが、毎日髪を乾かす時間が激短している事を思えば、全然元が取れるだろう。

「さすがにちょっと高すぎぃ」という人は、運がいいとメルカリとかで安価で売られているのでそれを狙うといいかもしれない。

 

なお、Amazonで安く売ってるのはアメリカで売ってるものの二次流通品なので注意されたし(日本と米国では電圧が異なる。まあ普通に使えるっちゃ使えるのだが)

 

2.HARIO V60珈琲王2 コーヒーメーカー

僕は毎朝一杯のコーヒーを飲むのだが、それまではイチイチお湯を沸かして自分で一杯一杯ハンドドリップしていた。

コーヒーのドリップは結構奥が深くて、それこそ○○道のように極めがいがあるものなのだけど、ちょっと去年辺りから本業が異常なレベルで忙しくなってしまい、生活を何とかラクにしようと画策していた頃にこの商品を見つけた。

 

これがまあ当たりであった。

 

お陰様で朝のコーヒー制作が湯沸かしからドリップまでボタン一つで行われるようになり、僕は貴重な朝時間の確保に成功した。

コーヒーの味も普通以上に上出来だ。

これも時間を買ってると思えば、安いものである。

 

以前にヘルシオの記事を書いたときも思ったのだが、家事は投げられるものは全部機械に投げてしまうべきだと思う。

一日は24時間しかないし、一日に使える意思の力の総量は有限だ。

自分は自分にしかできない事に集中すべきであり、逆に言えば機械ができる事を自分がやるのは生産性から言っても”もったいなさすぎる”。

 

どんどん仕事を機械にぶん投げて、ラクしていこう。

機械化系だと、他にも電動歯ブラシ(僕はフィリップスのソニックケア)とか電気シェーバー(これもフィリップスがいい。カミソリ負けしない)とかもオススメだ。

忙しさは精神を疲弊させる。ラクをして悪いことなど一つもない。というかむしろ逆にラクは善行だと考えよう。

 

3.お風呂掃除ブラシ

子供の頃に、スポンジで風呂掃除をして思った。

風呂掃除は、なんて大変な重労働なんだろう、と。

こんなゴシゴシ・・・腰をかがめて力強くゴシゴシ・・・徹底してやらねばいかんのか。

マジでオワコンだろこれ、こんなことやってられへんわ。はい、解散!

 

あれから時が流れた。実家を出てからは、残念ながら風呂掃除はそこに暮らす住民のものである。

排水溝にネットをつけたりと、いろいろ仕事減の策を練ったのだが、スポンジ作業だけはどうしようもない。

ああ、なんで風呂掃除用のルンバがないんや!と嘆いていた時、ある人が

 

「風呂掃除?棒使えば5分で終わんじゃん」

と呟いたのを聞いてから、人生が一変した。

 

今では毎晩風呂の水を抜き終わったらスプレーでシュッシュして、棒を使ってキュッキュして風呂掃除は終わりである。

スポンジに棒がつくだけで、こんなにもラクになるのだから、世の中というのは誠にコロンブスの卵で満ち溢れている。

 

というか冷静に考えれば床掃除もモップ使ってやれば雑巾の100倍速だし、なんで今まで気が付かなかったんだろう・・・やはり小学校の雑巾掃除文化は悪である。

初めから1番ラクな方法を教えてくれればよかったのに。

 

風呂で思い出したのだけど、クリニカ アドバンテージ デンタルフロス Y字タイプも導入して結構よかったなと思ったものの一つだ。

それまではドルツという水圧で歯間を洗うタイプのものをつかっていたのだけど、歯間ブラシに変えたら全然洗えてない事に改めて気付かされて驚いた。

 

4.駅チカのそこそこ広いハイグレードマンション(賃貸)

去年は、本当に、それはもう!夫婦喧嘩が多かった。

理由はいろいろあるのだろうが、1番影響がデカかったのは家賃をケチって少し生活が大変なマンションを契約したという事だろう。

 

僕は元来広い部屋というものが嫌いで(狭いほうが全体が把握しやすく、また色々な工夫を凝らすのが好き)、かつゴチャゴチャ散らかったりしてても全く気にしない性分なのだが、妻はこれが本当に駄目なようで、常に何かに突き動かされるが如くイライラ・イライラしていた。

 

あまりにも妻に色々と当たられるうちに、僕は一つの真理に到達した。

「高度に発達したイライラは旦那への不満と区別がつかない」のである。

本当、一日に一回ぐらいかつての妻は僕に爆発していたんじゃないだろうか。

 

正直シンドかったが、まあギリギリ耐えられない事もなかった。

結婚生活とはこんなもんかと現実を受け入れようかと思っていた時、これもまたある人が呟いた一言が僕を大きく変えた。

 

「狭い家から広い家に引っ越したら、めっちゃ夫婦喧嘩が減った。」

 

これを聞いた瞬間、引っ越しを決断した。

契約期間は一年以上まだ残っていたのでモッタイネーと心が悲鳴をあげていたが、それ以上に妻のイライラにいちいち対応し続けるのには、長い目でみたら身にも心にも悪そうでしかない。

 

そうとなれば、あとは妻のイライラができる限りたまりそうにない物件探しだ。

僕は駅から徒歩3分、2LDK、備え付き食洗機、床暖房、大量の宅配ボックスが完備された、そこそこのハイグレードマンションに清水の舞台から飛び降りる覚悟で契約をキメた。

 

ぶっちゃけ家賃は安くない。

安くはないのだが・・・本当に喧嘩は減った。

備え付き+外付けで食洗機が2台あるから洗い物の手間は激減したし、床暖房のおかげで今年の冬は一度もエアコンをつけることなく居間で快適に過ごせた。

 

宅配ボックスが埋まった事は一度としてなく、再配送を頼んだ事も今まで一度としてない。

そしてなにより、朝の通勤時間が減った事で妻の身体的負担が激減し、疲労の蓄積量も随分減った。

 

「こんなにも・・・イライラをぶつけられないだなんて・・・まるで夢をみているようだ」

 

いまでは妻も憑き物が落ちたかのように晴れ晴れとした顔をしている。

 

あなたも、共同生活者と喧嘩が絶えないようならば、一度イライラの原因を取り除けるだけ取り除いてみるのを検討する余地はある。高い家賃を払う価値はあるとだけは言っておこう。

 

5.SPORTIA 腰痛 サポートベルト コルセット 薄型

実は僕は学生時代の運動のしすぎで腰痛持ちなのだが、最近また腰の痛みがちょっと酷くなってきた時にこの商品をみつけた。

これはたったの1000円なのだが、姿勢矯正力が本当に凄い。

腰に巻きつけると自然と最も腰に負担がかからない姿勢に身体を矯正してくれるので、本当に腰への負担が激減した。

 

これなら職場の変な椅子だろうが、腰への負担はほぼゼロである。

全腰痛持ちはマストバイなアイテムだろう。

 

腰痛が特にない人でも、立ち仕事でキレイな姿勢を保ち続けなくてはいけない人とか、姿勢が悪くて何とかしたい人にもこのアイテムは役立つと思う。

機材が勝手に良い姿勢を作ってくれるので、ぶっちゃけ凄くラクに姿勢がよくなる。

こういうアイテムをつかってラクをするのも、己への善行である。

 

おまけ。巨大PCディスプレイ+ファイヤーTV

これは自分の話ではないのでアレなのだが、友人から聞いて面白かったので追加で書いておく。

 

彼はめでたい事に最近子供が産まれ、育児に励んでいるのだが、一つの悩みがあったという。

幼な子に付き合い続けてると本当に心底体力を全部奪われるようで、それはもうエラいシンドいというのである。

 

自分の子は可愛いが、このままじゃさすがに鬱になる。

そう判断した彼は、今までは悪として絶対に家に家に設置しなかったテレビの設置を検討したのだという。

 

「よくよく考えてみれば、自分も英語の勉強によく映画とかみてたし、まあ子供の日本語リスニング能力開発にも役立つだろ」

 

ただ、テレビを置くとNHKに課金しなくてはならない。

年間2万円超・・・それだけは頑なに嫌だと思った彼は、苦肉の策として巨大モニターにファイヤーTVをぶっ込み、Amazonプライムを再生できるようにしたそうだ。

 

映像作品への子供の食いつき力は半端ない。

そうして彼は育児を動画コンテンツに多少ぶん投げる事に成功し、育児への労力はかなり減ったという。

 

ちなみに彼の子の齢はまだ1歳とのことだが、オススメコンテンツはAmazonこどもチャンネルにあるNHKのいないいないばぁとの事である。

この番組は全国の幼子が夢中になっているようで、ワンワンとうーたん、子役の子の歌って踊る姿に彼の子供はゾッコンだそうだ。その姿をみて、彼はあんなにも憎かったNHKへの課金を再検討しているとの事である。

 

こんなもんだろうか。

自宅がトレーニングジムに早変わりするケトルベルについては別項目で書いたので、そちらを参照されたし。

いやぁ、物で生活を改善するのって、気持ちいいですよねぇ。

 

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【登壇者紹介】

安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00

参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。


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(2025/6/2更新)

 

 

【プロフィール】

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高須賀

都内で勤務医としてまったり生活中。

趣味はおいしいレストラン開拓とワインと読書です。

twitter:takasuka_toki ブログ→ 珈琲をゴクゴク呑むように

noteで食事に関するコラム執筆と人生相談もやってます→ https://note.mu/takasuka_toki

(Photo:Owen W Brown