小学生の娘(現在8歳)の、夏休みの宿題を手伝いました。

 

と言っても、中身を手伝うことは当然、できません。

当たり前ですが。

「宿題」をやることは、結局の所一生ついてまわる問題ですので、娘に「宿題のやり方」を学んでほしいと思いました。

 

ちょうどこの夏は家にいることが多かったので、そういう環境を作ることを目標に、親子で取り組むことにしました。

具体的には「宿題をやるルール」を整備したのです。

 

宿題をどうすべきか

ルールの詳細の前に、ちょっと書いておかねばならないことがあります。

 

実は「夏休みの宿題」に関しては、当メディアに貴重なノウハウが寄稿されていました。

こちらの記事です。

夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話

長男(今年9歳)が通っている学校は、かなり宿題が多い学校のようで、低学年でもそれなりの量の宿題が出ます。当然、夏休みの宿題も結構な量です。

長男は、普段の勉強については特に苦労をしていないようですが、やはり小学生であって、計画的に宿題をするのは苦手です。

一年生の時の夏休みの宿題も、結局すべて片づけるのはかなりギリギリになっていたようで、8月下旬くらいに泣きべそをかきながら宿題をやっているのを観測しました。

小学校の宿題に親が口出しするのもどうかなと思いまして、一年の頃はあまり干渉しなかったんですが、ちょっとそれを見て反省というか、考えを改めました。

宿題の本来の意味は、「家庭での勉強の習慣を作ること」だと思います。それが機能しないばかりか、単に嫌な思い出ばかりになってしまい、机に向かうこと自体がイヤになってしまったら可哀想だなーと思ったからです。

そこで、2015年の夏休みは、多少干渉してみることにしてみました。

2016年に書かれた記事ですが、当時しんざきさんのお子さんは9歳。

2015年の夏休みのことですので、ちょうどウチの娘と同じ8歳のときの体験談、ということになります。

 

これはちょうどいい、ということで、参考にさせていただくことにしました。

 

このしんざきさんの記事には「大きな仕事の消化」に対しての真理が含まれています。

それは以下の部分です。

(自分自身の経験から)予想はしていましたが、長男が宿題ギリギリになる理由と状況を整理すると、

・タスクの事前抽出が出来ていない

・同じく、タスクの全量が事前に把握出来ていない

・なんとなく「すごく多い」というイメージだけで、着手の心理障壁が上がり、着手自体が遅れてしまう

・タスクに取り掛かってしまいさえすれば、タスクの遂行速度に問題はない

このあと、しんざきさんのお宅では、ipadで使える「タスク管理ツール」へタスクを登録し、息子さんがご自身でタスクを消化していけるような仕組みを作っておられました。

息子さんが「進捗管理ツール」に興味を持ったとのことで、うまいやり方です。

 

ただ、ここで一思案です。

我が家では、ipadは娘のものではなく、ipadをポンとわたして、「あとはこれでタスクを管理しなさい」というと、多分Youtubeなどで遊んでしまう。

さらに、進捗管理のソフトウェアに興味を持ってくれそうなら良いのですが、「なんか、これ自体が難しそう」と言いそうだ、と思ったのです。

 

できるだけ「進捗管理」しないで済む計画を作る

そこでウチでは少しやり方を変えることにしました。

といっても、ほとんどしんざきさんのお宅とやり方は変わりませんが、できるだけ「進捗管理」しないで済む計画を作ることにしました。

 

以下は、実際にやったことです。

1.宿題をすべて娘に書き出してもらう

2.夏休みの日数を数えてもらう

3.「宿題をやらない日」と「予備日」をそこから引いて、「宿題をやれる日数」をだす

4.1.と3. の答えから、1日あたりにやるべき宿題の量を決める。

 

難しいことは一つもありません。というか、昔から「夏休みの計画」というと、みんなこんな感じだったと思います。

できたのがこれ。

ちょっと読みにくいのですが。

ここまで来ると、大体毎日どの程度宿題をやればよいかが、娘にわかったようです。

 

―①パーフェクト夏(という国語と算数のドリル)を1日1ページ裏表、国語と算数両方やる

―②わくわく夏休み(という日誌)を1日ひとつやる

 

①と②はかなりボリュームが多いので、毎日の必修です。

 

―③まとめテスト、算数と国語を1日1枚ずつやる

―④絵日記を1日1枚ずつやる

―⑤夏休み読書記録カードをやる

―⑥夏休み課題発見をやる

 

③〜⑥は、各2〜3枚しかないので、①と②に加えて、どれかを一つやるという選択科目になりました。

 

一日あたりのボリュームは、結局1日あたり約30分程度となりました。

あとは毎日、決められた分量を機械的にやるだけ。

 

ここまで来ると、しんざきさんのお宅と同様に、「宿題の見通し」がよくなったので、娘は安心したようでした。

 

「日次ルーティン」をこなすためのルールを作る

ただし、これでは単なる「計画」であって、実際に大変なのは「毎日ルーティンをこなすこと」です。

そこで、娘と話し合い、もう少しルールを設定しました。

それが以下のルールです。

 

1.朝起きたら、「遊ぶ」まえに必ず宿題に手を付けるようにする。

2.宿題が終わるまでは、「ゲーム」および「Youtube」は禁止する。

 

日によって「気分が乗る日」と「乗らない日」があるのは間違いありません。

しかし、一旦宿題を始めてしまえば、逆に「惰性で宿題をやってしまう」ので、朝起きたらすぐに宿題をやるというルールにしました。

 

ただ「どうしてもやりたくない時」もあるのは事実です。

妹や弟と遊び始めてしまったり、本を読み始めてしまったりすることもあります。

 

その場合、あまりガミガミ言うことはしないほうが良いかな、と思いました。

ガミガミ言われると、もっと嫌になるんじゃないかな、と思いましたので。

 

そこで、娘の好きな「ゲーム」と「Youtube」だけは宿題が終わるまでは禁止することで、どこかで区切りをつけて、宿題をやるように促すことにしました。

 

結果、ある程度予定通りに宿題は終了した。

結果的に、宿題は夏休み終了の5日ほど前に終了しました。

ほぼ計画通りに終わったので、娘も「ちゃんとおわった!」と嬉しそうでした。

それ自体は良かったことと思います。

 

なお、以下は余談です。

 

途中、娘から「これで本当に全部終わるのかな」と不安の声があがったこともありましたが、「計画通りやれば終わる」と回答しました。

計算したとは言え、「宿題の山」を見ると、不安は払拭できないようです。

 

また「今日は気分が乗っているからもっとできるよ」という発言もありました。

それに対しては「やりたいならどうぞ」というくらいで、特に前倒しにこだわることはしませんでした。

どちらかと言うと、毎日少しずつ、決まった分量をやることを重視しました。

 

夏休みが終わりに近づき、学校の準備をする時、一枚「絵日記」をなくしていることに気づき、急遽「予備日」を使って対処しました。

やはりスケジュールに余裕をもたせることは、非常に重要だと思います。

 

現場からは以上です。

 

 

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システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、 メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。

岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。


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(2026/01/19更新)

 

 

 

【著者プロフィール】

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元Deloitteコンサルタント/現ビジネスメディアBooks&Apps管理人/オウンドメディア支援のティネクト創業者/ 能力、企業、組織、マーケティング、マネジメント、生産性、知識労働、格差について。

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