iOS7が、現在のiOS6から大幅なデザインの変更を行ったことにより、大幅に操作性が変化しそうである。海外でも話題になっており、日本でも現在のところ、賛否両論といったところであるが、iPhoneの発売した当時に比べると、スマートフォンやタッチパネルに慣れた人が多い今、もっと使いやすいデザインが登場するのも時間の問題だろう。
ところで、「デザイン」は、一般的にはクリエイターのセンスに依存するものと思われがちであるが、実はそうではない。もちろん、「芸術作品」を作ろうと思えば別の話だが、誰にでも書こうと思えば「わかりやすい」文章がかけるのと同じく、だれでも「デザインの良い物」は作ることができる。
例えば、冒頭の画像で紹介している「インターフェースデザインの心理学」という本はデザインを科学的な見地から分析を行なっている事例を取り上げ、デザインの素人にもわかりやすく「良いデザインとは何か」や、「人はどのように視覚から判断するのか」ということについて解説をしている。
いくつか面白いものを紹介しよう。
- 文字を読む時、行が長いほうが早く読めるが、一般的には短い行のほうが好まれる
- 一度に覚えられるのは4つだけ(人が一度に覚えられるのは7つまで(マジックナンバー7)という説があるが、「これは科学的根拠がない迷信だ」とバッサリ)
- 注意力の持続時間は10分が限度である(90分はウソ!)
など、今まであまり疑ってこなかった「よく言われる話」を実験結果をもとに訂正し、また、そういった「事実」をもとに、ウェブページなどのデザインはこうすべき、という提言をしている。
このような法則を知り、レイアウトやフォントについての知識を得て、ある程度の訓練を積めば、「デザイン力」は誰にでも身につけることができる。
ちょっとした資料などをつくるとき、デザイン力があればそれだけ受け手に影響力のあるものを作れるのだから、身につけておいて損はない。なお、日本語のプレゼンテーション資料などについて、特に詳しくデザインの基本を知りたい方は、「伝わるデザイン」というサイトもあるので、あわせて見ていただくのも悪くない。
(2026/10/1更新)
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