この日を待っていた。

2000年 オレiBook買ったよ。→ Macってよく落ちるやつでしょ。(実際は漢字Talk時代の話)

2002年 オレiPod買ったよ。→ 高くね?(3万円以上した)

2004年 オレPowerBookG4(今のMacbookの原型)買ったよ。→ 見た目かっこいいけど。仕事で使えないでしょ。(2004年までOffice未対応)

2006年 オレiPod Hi-Fi買ったよ。 → そんなの売ってたの?(1年半で販売終了)

2007年 オレiPhone買ったよ。→ それケータイじゃないでしょ。(初代iPhoneは日本では電波入らない。)

2015年 オレApple Watch買ったよ。 → 自己満でしょ。(そのとおり)

 

いつもそうやってオレのApple魂を揺さぶってきた、オレの隣に座ってる男アダチ。

Mac持ってるけど、デュアルブートしてウィンドウズ入れてる背徳者。

以前iPhone使ってたくせに、簡単にAndroidに乗り換えたリアリスト。

ジョブズ死んでから、Appleに俄然興味を失った健全な人。

 

そんなアダチが、Appleストアで買っちゃいました。

Apple Watch(信者向けクソ製品)の華々しいデビューの影で、ひっそり発売されたアイツ。

新MacBookを。

IMG_4556

(上 新MacBook 中 MacBook Air 13″  下MacBook Pro 15″)

リアルポチ(つまりその場で購入)りました。(脳内嫁さんの声を振り切って)よくがんばったアダチ。よくぞ、また戻ってきた。オレとAppleストアスタッフのM園さんで「バイお祈り」を念じたおかげです。

 

使用して約1ヶ月アダチに感想を聞きました。当初弱いと言われていたスペックとか新しいUSB-Cというポートってどうなのか。

実際使用しているアダチに聞くと、スペックは動画編集するわけでもないし、全く気にならない(相変わらすデュアルブートはしている)。USB-Cはとても便利がいい、だって電源アダプターいらなくなったし。

 

オレのスティーブはこう言ってます。

「今はスタバみたいなカフェ行くと、多くの人がMacBook開いて、仕事をしたりネットサーフィンなのかな?何かそれらしくやってるね。すごいうれしい。

そこで座ってずっと観察していたんだけど、みなほとんどの人がiPhoneも同時に使ってるんだ。それもすごいうれしい。まるでここはApple Storeかって思っちゃうよ。

それで、もちろん長時間いる人もいて。そうすると、やっぱり電源が欲しくなる。それで皆どうするかって言うと、バッグの中からMacBookの電源アダプター取り出して、スタバの数少ないんだけど、コンセントに挿すよね。

その時思ったんだ。え、なんでMacBookだけは電源アダプターなんだろ?今じゃiPhoneだってiPadだって、それこそiOSをパクりやがったAndroidデバイスすらUSBで充電できるのに。

それで思ったんだ。MacBookだってiPhoneやiPadのようにUSBで充電できるってね。

そう、それが今回新たにゼロから設計し直した新MacBookなんだ。今までよりさらに薄くなったし、もちろんRetinaディスプレイ。

サイズは12インチ。でもほらみて、MacBook Air11インチより小さい。ディスプレイの枠を極限までなくして、キーボードのサイズも見直したんだ。それができた理由は、電源ポートやSDカードスロットをなくしてUSB-Cに統一したからだよ。

USB-C規格は、はじめての採用だけどこれからはこれが標準になるよ。だってこんな小さくてパワフルなんだから。充電もUSBポートもSDカードだってすべてこれでできる。つまり専用の電源アダプターはいらなくなったんだ。iPhoneやiPadと同じようにUSBで充電できるよ。これを採用しない手はないよね。

さらに、もう一つ。とっておきのお知らせ。ずっと前から大嫌いだったんだけど右クリックってやつをなくしたよ。

これ本当に嫌いだったんだ。オレたちが最初につくったマックにはそんなものはなかった。ある時からどうしても必要になったからその機能を持たせてたんだけど。

ビル(ゲイツ)みたいにめちゃくちゃ頭いいと、機能をたくさんつけちゃうんだ。で、センスないから、ボタンも一緒にたくさんつけちゃうんだ、あれはほんとウンザリだ。

俺たちが考えた方法は、もちろんボタンを増やすことではない。いかにボタン1つで多くの機能を持たせるかだ。

今までクリックとは2種類だった。押すか押さないか。当然だね。そして、気がついた。押す押さないともうひとつある。それは「強く押す」だ。

押すという行為に奥行きを出すことで、1ボタンで様々なことができるようになった。これで右クリックは再びなくなった。新しい感圧トラックパッドを開発したんだ。でも見た目は今まで通りだ。ついにここまで来た。洗練を突きつけるとシンプルになる。すごいね。

このMacBookは今後5年先をみすえたノートブックだ。はじめてノートブックを買う人にとって、はじめてにして史上最高なノートブック。色は従来のシルバーに、ゴールドとスペースグレイも加わった。スターバックスをはじめとしたカフェや大学のキャンパスそしてオフィスですでにMacBookを使ってくれている多くの人にとっても、今まで以上に使いやすく魅力的ものになったと思うよ。」

アダチ曰く、最高のMacBookだとのことです。

(了)

今までのオレのスティーブの発言はこちら

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安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
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(2025/6/2更新)

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