6590821749_1cb3efebfd_z会社の繁栄は、良い人材を獲得できるかどうかに大きく左右される。したがって、企業にとって良い人材を獲得できるかは死活問題である。

どうしたら一流の人を獲得できるのか、私は様々な会社において採用の面接をしながら、いつも考えていた。

 

もちろん、一流の人を獲得するためには「一流の人」とはどのような人なのかをよく知らなければならない。もっと突っ込んで言えば、「一流と二流の人とを分かつものとは何か」を定義する必要があった。

 

そこで私は、様々な書籍を当たり、多くの会社の人事にインタビューを行い、経営者に「成果をあげる人物はどのような人物か」を聞き、「一流と二流のちがい」を明らかにするよう努めた。

 

そして現在は「一流」には条件が三つあると考えている。

 

 

1.自ら目標・基準を設定できること

自分で目標や基準を設定できない人物は、一流ではない。自分が目指す到達点やなすべきことを自分で決められる人が、いくら払ってでも会社に来て欲しい人物であることの第一条件である。

具体的には、

「現在、どんな目標があるか?」

「現在、どのような基準を設定しているか?」

という趣旨の話を聞く。

 

2.高い目標・基準を設定していること

私であるからこそ、この基準を設定している、と胸を張って言える人物が一流である。今は未熟であっても、高みに上り詰めたい、世界に誇れる仕事したい、そのように言い切れる。

自分には何かを成し遂げられる、成し遂げたい、そのように思考する人物が一流である。

そのためには、

「それは、目指す価値のあることなのか?」

「どのくらい価値あることなのか?」

という趣旨の話を聞く。

 

3.何が何でも、目標を達成する

一流の人物は、諦めない。自分で決めたからこそ、自分に妥協せず、目標を達成するまでどんな犠牲を払ってでもやり続ける。

彼には一流たる美学がある。他者には必ずしも厳しいわけではない。優しさも持っている。しかし、自分に対しては徹底して容赦しない。妥協は自殺に等しい。

目標や基準は彼にとって神聖なものなのである。

そのためには、

「目標を達成したか」

「困難にどう立ち向かったか」

を教えてもらう。

 

 

もちろん上の三つの条件だけで採用することはない。

しかし、数々の組織で「一流」と呼ばれる成果を出した人々を見れば、彼らがほぼ一様に上のような特性を身に着けていると感じた。

 

一流と二流を分かつものは、スキルでもない、学歴でもない、弁が立つかどうかでも、身なりが良いかどうかでもない。そう言った瑣末なことではなく、彼の目標・基準に対する美学と矜持こそ、一流と二流を分かつ唯一のものである。

 

 

 

【お知らせ】
ティネクトが開発した生成AIによるマーケティング自動化支援ツール「AUTOMAGIC」(登録無料)のご案内です。

AUTOMAGICは、webブラウザ上で商品情報を入力するだけで、

・ターゲット分析
・キャッチコピー
・ネーミング
・キャンペーン企画案
・商品紹介LPの文章

を自動で出力します。

登録すると月間40,000トークン(約2記事程度)までは無料でご利用できます。

無料登録は こちら(AUTOMAGICサイト)

詳しい説明や資料が欲しい方は下記フォームからお問合わせください。

AUTOMAGIC お問合せ・資料ダウンロードフォーム

 

◯筆者Facebookアカウント https://www.facebook.com/yuya.adachi.58 (スパムアカウント以外であれば、どなたでも友達承認いたします)

◯【大学探訪記】を始めました。

「研究が楽しい」

「研究成果を知ってほしい」

「スタートアップを立ち上げた」

という学部生、大学院生、研究者、スタートアップの方は、ぜひ blogあっとtinect.jp 安達までご連絡下さい。卒論、修論も歓迎です。ご希望があれば、当ブログでも紹介したいと思います。

◯農家の支援を始めました。農業にご興味あればぜひ!⇒【第一回】日本の農業の実態を知るため、高知県の農家の支援を始めます。

(Photo:heather buckley)