「水を使わないトイレ」というものがある。5年ほど前から出てきているらしいのだが、「無水トイレ」という名前で販売されている。
「水を流すからかえってトイレが臭う」という逆転の発想の賜物だ。
”人間(哺乳類)は小便をアンモニアではなく、尿素として排出するんですね。
でも、この尿素に水を加えてしまうと、空気中や便器に付着しているバクテリア(細菌)が活性化してしまい、尿素が分解されて、あの臭いアンモニアに変わってしまうので、だかろこそ敢えて水を使わないトイレだと、究極の消臭効果が得られるという仕組みだったのであります。”
とのこと。
洗浄するための水が原因で、トイレに悪臭が発生するとは、なんとも皮肉な結果です。
最近では、センサー付きのトイレが増えて、自動洗浄してくれるトイレが殆どになりましたが、無水トイレでは、貴重な資源である水と電気が大幅に節約できる。
工事の手間も自動洗浄トイレに比べるとはるかに簡便なものになっているとのこと。
ただし、5年ほど立った今、全トイレの中で無水トイレのシェアは2%に過ぎず、ほとんど普及していないらしい。特に、TOTOやINAXなどの国内大手は無水トイレの供給に否定的。
そりゃ、自分たちのビジネスを根底から覆す可能性のあるトイレだから、積極的には売らないでしょう。
でも、それ以上に我々ユーザーの認知の問題もあるかもしれません。
イノベーションがあまりにも常識と異なると、ユーザーは戸惑う。
「え?水洗トイレじゃないの?汚いんじゃない?臭いんじゃない?」という極めて常識的な感覚と反するものが受け入れられていくには、時間がかかるのかも。
技術的なイノベーションだけでは、普及の速度には限界がありそうです。マーケッターの出番なのでしょうか。
(2026/6/26更新)
Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。

<2026年7月30日 開催予定>
AI検索対策最前線:手法から効果測定まで
安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー
講演概要
これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。
登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。
開催日時:2026年7月30日(木)13:35-13:55
配信形式:オンライン(経営oneplusサミット2026 Summer 内)
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