jcp-logo-yoko共産党の志位和夫氏が、こんなツイートをしていた。要は、「企業と経営者は利益を手中にしているのに、労働者には分配されていない」という趣旨だ。

 

どこから持ってきたデータなのかわからないが、いろいろとツッコミどころが満載である。

 

まず「上位400社」から持ってきたデータなので、成果を出したら役員の報酬は増えていて当然であるし、内部留保が増えているのは設備投資をしたからだろう。(彼は内部留保を、現金か何かをを貯めこんでいると勘違いしているのかもしれないが)

あえて言うなら、「業績が下がった会社」の役員報酬が増えているならば糾弾したら良い。

 

また、この一年株主配当が増えたのも当たり前で、株主は株価の下落というリスクを負っている以上、利益が出た時にはキチンと分配される権利があるのは当たり前である。ただでさえ株主は債権者に比べて立場が弱いのだ。

しかも、大企業の株を最も保有しているのは年金や銀行、郵政などである。これはすなわち共産党が言う「労働者」に還元されているということだ。

 

さらに、「労働者の賃金が上がっていない」という話だが、労働者の賃金は業績が下がっても下げにくいので、成果が出たことに伴う賃金の上昇が1%程度と言うのはむしろ当然だ。と言うかむしろ1%「も」上がっている。

また、経営者に比べて労働者の人数は極めて多いので、労働者の賃金上昇の総額と、経営者や株主にリターンされた利益の総額を比べて「どっちが多い」という比較をしなければ、公平とはいえない。

 

ということで、共産党のトップが本気でこんなことを言っているのであれば、不勉強も甚だしい。

有権者はそんなことも理解できないほどアホだと思っているのだろうか。

個人的には共産党に大して何の関心もないのだが、さすがにこれは思わず、「釣りなのか?」と疑ってしまうレベルだ。

 

 

【お知らせ】
Googleの検索結果はAI Overviewが上部を占めるようになり、「〇〇とは」型の解説記事は掲載されても訪問されなくなりつつあります。それでも読まれ、AIに推奨されるコンテンツをどう作るか——安達裕哉が解説するウェビナーを開催します。


このウェビナーでお伝えする内容
・AI Overviewの拡大によって、検索経由の流入がどれだけ減っているのか(最新データで確認)
・辞書系・解説記事・単純な統計など、AIの登場で効果が低下したコンテンツの共通点
・AIまとめに「勝っている」ページの共通点と、これから力を入れるべき7種類のコンテンツ
・AIの回答の中で、自社が名指しで推奨されるための3原則
・AIに推奨されると、なぜクリック率・コンバージョン率・滞在時間が高くなるのか
・GA・コンバージョンフォーム・プロンプト監視による、AI検索対策の効果測定の方法

【対象】
BtoB企業のマーケティング、広報・PR、コンテンツ企画、Webサイトの担当者・責任者/オウンドメディアやSEO記事の流入減少に直面している方/ChatGPTやGoogleのAI回答の中で自社を推奨・引用させたい方/経営層・事業責任者として限られた予算でAI時代の情報発信を見直したい方


セミナー名:AIの登場で効果が低下したコンテンツを救うたった2つの対策
開催日時:2026年9月10日(木)11:00-12:00
配信形式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
登壇:安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役)


お申込み・詳細
こちらのウェビナー詳細ページ をご覧ください。

(2026/9/1更新)