20130627184718!Wiki毎月5億人が使っているというウィキペディアだが、かなり頻繁に寄付の要求が来る。

ページを開くと、

 

ウィキペディア読者のみなさまへ。 私たちは世界で5番目のウェブサイトを運営する小さな非営利組織です。

わずか175人のスタッフが4億5千万人のユーザーを支えており、他のトップサイトのようにサーバー、電力、家賃、プログラム、人件費がかかります。 ウィキペディアは特別なものです。例えるなら、みんなの図書館のようなもの、また知の神殿のようなものでもあります。私たちが考え、学ぶことができる場所です。

独立性を守るため、私たちは広告を掲載しません。政府からの援助も一切受けません。 私たちはみなさまの寄付で運営されており、その平均額は¥3000です

。今、あなたの支援が必要です。もしこのメッセージをお読みのみなさまがコーヒー1杯分の価格ずつご寄付くださったとしたら、この資金募集は1時間以内に終わります。ウィキペディアがお役に立ちましたら、また1年広告なしで運営できるよう1分のお時間をください。 私たちが資金募集のことを忘れてまたウィキペディアの仕事へ戻れるよう、どうかご協力ください。 よろしくお願いします。”

 

といったメッセージが表示される。あまりにもしつこいので、根負けして寄付をしてみました。ただし1000円だけ。セコイですが。

まあ、お世話になってますし。

 

 

寄付はとても簡単で、上部のバナーで「寄付をする」と選択するとクレジットカードか、paypalか、どちらで寄付をするかどうか聞かれるので、クレジットカードの情報を入れておしまい。

なんともあっさりです。FAQはここ。

 

しばらくするとメールアドレスに、メールが届きます。

 

 

 

ウィキメディア財団にご寄付いただきありがとうございました。

私どもの寄付お願いのバナーを無視するのはとても簡単なことです。にもかかわらず、あなたがそうしなかったことを大変うれしく思います。ウィキペディアはこのようにして日々の請求書を支払っているのです―つまりあなたのような方々から頂いたお金で、私たちはこのサイトを無料で全世界の皆さんにご利用いただけるよう維持していけるのです。

みなさんは自分がウィキペディアに寄付するのは、ウィキペディアが役に立ったから、完璧でないにしても、みんなのために書かれていて信頼できるからだ、と言ってくれています。ウィキペディアは誰かが自己宣伝するのを助けたり、特定の価値観を押し付けたり、真実でないことを信じさせようとしたりするためのものではありません。私たちの目的は真実を伝えることであり、あなたがいるからこそそれが可能になるのです。このサイトに資金提供をしたという事実こそが、私たちの独立性を維持し、あなたが必要とし、欲しているものをウィキペディアが提供することを可能にし続けているのです。まさにあるべき姿です。

あなたには以下のことを知っておいていただきたく思います。あなたの寄付は単に、あなた自身へのサービス提供コストをカバーするだけのものではありません。平均的な寄付者は自身がウィキペディアを利用するためだけでなく、他の何百人もが利用するためにも支払ってくれているのです。あなたの寄付によって、例えば次のような人々がウィキペディアを利用し続けられるようになります。バンガロールにいてプログラミングを独学している野心的な女の子ウィーンでパーキンソン病であると診断されたばかりの中年の主婦、1850年代の英国について調べている小説家、サンサルバドルでカール・セーガンのことがたった今わかった10歳の子ども、といった人々です。

こうした方々を代表して、そしてウィキペディアとその他の姉妹プロジェクトの5億人にもおよぶ読者に代わって、全人類の叡智の総和をすべての人々に利用可能にしようという、私たちの試みに加わっていただいたことを感謝いたします。あなたのご寄付が世界をよりよい場所にします。ありがとうございます。

ほとんどの人たちは、ウィキペディアが非営利で運営されているとは知りません。このメールをあなたのご友人にシェアして、寄付するようお薦めすることもご検討ください。そしてもしご興味があれば、ウィキペディアになにか新しい情報を追加することもお試しいただければと思います。例えば誤記や小さな間違いを見つけたら、それを直してみてください。何か足りないと思う部分があれば、追加してみてください。

心より感謝申し上げます。ご寄付は必ず誠実に使用させていただきます。

ありがとうございます,
スー

 

 

180人ほどで運営されているらしい。去年の年次レポートを見ると、凄まじい黒字。儲かってますね。

当分潰れることはなさそうで、安心しましたが、これをみると、「会社だろうと、寄付で成り立つ組織だろうと、役に立ては人はカネを払う」と思う。

「マネタイズ」という言葉があるけど、本質じゃないな。「どうやって課金するか」なんて言っているうちは本当に良いものではないのかも。

 

「皆がすすんでお金を持ち寄ってくれる」のほうが、やっていて楽しいかも。

 

関連記事:Wikipediaは儲かっているのか?

 

 

【安達が東京都主催のイベントに登壇します】

ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。


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<2025年7月14日実施予定>

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3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
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・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう

【登壇者紹介】

安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00

参加費:無料
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(2025/6/2更新)