(写真は井上農園さんの畑です)
こんにちは。農家支援プロジェクトの加賀です。
今回は、【農業ブログ第9回 規格外野菜を購入していただける方5組、募集】で
実際に規格外野菜を購入いただいたユーザー様からいただいた声をご紹介したいとおもいます。
茨城県にお住まいのOさん
ブログで募集して、最初にお申込みをいただいたOさんにお願いをして
感想をメールでいただきました。
規格外野菜を購入した理由についてこのようなコメントをいただいております。
29歳の時、今後のキャリアを考え、会社員として定年まで働くことに疑問を感じました。
その結果、一つ選択肢として農家を目指したことがあります。
実際に農家をしている人に突撃で話を聞きに行ったり、
農業法人の新卒説明会に混ざりこみ、理想と現実を知りました。
* 消費者に届けるまでのマージン
* 天候により、年収にばらつきが出る
* 生産調整があり、大量に作ってもそれが売上に直結しない
* 直販にできれば課題を解消できる部分もあるが、販路開拓が難しい
上記等の理由で現実的には副業として代々農家を続けている人が多く、
専業ではなかなか生活できないということを知りました
とくに、生産調整により、少しでもカタチの悪い野菜は売りに出せない(出さない)
という点は、生産者と消費者両方にマイナスの影響が大きいと感じました。
そのため、規格外野菜という課題に対し、何かできないかとうっすらと考えていました。
このような理由で購入に至ったと書いていました。
これは私も同じことを農家さんに訪問して感じたことです。
そして、商品に対して率直なご意見もいただきました。
以下率直な感想を記載します。
【妻視点】
(良かった点)
— 土もついていて新鮮なのが見た目でも分かる
— 丁寧な直筆の説明があり、心がこもっていることが分かる
— 子供も味の違いが分かったらしく、「おいしい」とサラダをお代わりしていたほど
(改善点)
— 主婦目線だと値段に対する量は少ない
— 折角の新鮮な野菜だが、封なしのビニールに入っており、新鮮さが維持されていない
— おすすめ調理が記載されているため、欲を言えば専用にカットされているとありがたい
特に4月に守谷(東京へのアクセスは非常に良いのですが、茨城)に越したこともあり、
農家直営の野菜は安価に手に入りやすいということも影響しました。
とは言え、こちらでは手に入らないニンニク等あるため、
その点は魅力に感じます。
このような感想をいただきました。
ユーザーさんからいただいた声を「井上農園」さんにフィードバックしました。
井上農園さんからはこのようなコメントをいただきまいた。
「今までこのような改善点をもらったことがないのでとても参考になります。
お子様にも喜んでいただいてうれしいです。」
「量に関しては初回の出荷ということもありできるだけ多く、当日取れた規格外野菜を
入れたつもりですが、少し考えたいと思います。」
「ただ、産直やスーパーと比較されるとどうしても割高に感じるとおもいます」
「封ができなかったのは、野菜のサイズの問題で本当に申し訳ないです。袋詰めした野菜が大きすぎて、封ができませんでした。封入する袋も化学物質過敏症の方に配慮した素材の袋を使っているので合うサイズの袋のご用意がありませんでした。
こちらも改善していきます。」
「これからも遠慮なく、改善点を教えてください。」
このようなコメントをいただきました。
いただきましたご意見をもとの農家さんと一緒にサービスの改善を
していきたいとおもいます。
続き⇒【農業ブログ第14回】農薬を使わないほうがきれいな野菜ができると言っている 農家「山下農園」さんを取材しました。
【安達が東京都主催のイベントに登壇します】
ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。

こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい
<2025年7月14日実施予定>
投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは
借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである
2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる
3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう
【登壇者紹介】
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00
参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。
お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください
(2025/6/2更新)