昨日は大量のみこしが練り歩いており、神田祭でにぎやかでした。
神田祭は神田明神の催すお祭りで、歴史は結構あり、有名なお祭りのようです。
神田祭(かんだまつり)とは、東京の神田明神で行われる祭礼のこと。山王祭、深川祭と並んで江戸三大祭の一つとされている。京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの一つにも数えられる。
(Wikipedia)
最近ではインターネットで祭りの中継を行ったり、アニメとコラボしたりと、モダンな取り組みも。この時期の会場周辺のお店、マンションには、提灯がぶら下がり、なかなかよい雰囲気です。

今年はご遷座400年ということで、大きなイベントとのこと。
神田明神は、天平2年(730)今の大手町・将門塚周辺に創建され、お祀りされました。その後、徳川家康公が江戸幕府を開き、江戸城の拡張を始めるにあたりまず慶長8年(1603)駿河台の地に仮遷座され、さらに元和2年(1616)4月、表鬼門守護の地となる、現在の外神田へ鎮座の地が選ばれました。
これ以降、当社は『江戸総鎮守』として、将軍はじめ江戸の庶民たちが崇敬する神社となりました。
当社では平成27年の神田祭を、ご遷座400年奉祝大祭として行うことと致します。(神田明神webサイト)
ちなみに、神田明神といえば私は境内で買える「柴崎納豆」が好きです。大粒の納豆が好きな人にはたまらないと思います。
さて、お祭りの紹介はこれくらいなのですが、祭りを見物しながら、一つのことを考えていました。「かみさま」を信じるという行為の意味についてです。
現代において深い信仰を持っている日本人はおそらく少数派です。
私も例外ではなく、神仏に祈るのは初詣の時くらいです。中世においては宗教と政治が深く結びつき、信仰を利用した政治が行われていましたが、現代ではむしろ政治と宗教は切り離そう、という動きのほうが主流かもしれません。(実態は知りませんが)
しかし、こうした祭りにおいてはやはり「かみさま」の乗り物である神輿は担がれますし、宗教的行事は後世に引き継がれていきます。
神仏の奇跡を当てにせず、政治とも関係ない世の中で、このような宗教行為の意味は何なのでしょう。現代において「かみさま」をうやまう理由は一体なんでしょう。
果たしてこれは重要な行為なのでしょうか。
おそらく「今も重要」なのでしょう。「かみさま」をうやまう行為自体が、おそらく大事なのです。なぜでしょうか。それは、「かみさま」という存在を仮定することが、人間を謙虚にするからです。
人間は今のところ地上で最強の生物です。しかし、「かみさま」を仮定することで、我々は自分たちに制約を課し、横暴な振る舞いに歯止めをかけ、道徳的な行為をするよう自省することができます。また、
「より大きな意思」
「世界の仕組み」
言葉はどんなものを使おうと構いませんが、我々は「自分たちよりも偉大な存在」を仮定することで、さらなる高みを目指すという行為に正当性を与えます。
それゆえ、このような宗教的行事は無くならないでしょう。我々自身に箍をはめ、高みを目指させる「何か」がかわりに見つかれば、「かみさま」もその役割を終えるかもしれません。
余談ですが、アーサー・C・クラークの小説、「幼年期の終わり」は、そのような仮定のもと、どのように人類が振る舞うかを想定した小説です。興味のある方はぜひ。
(2026/4/30更新)
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