先日訪問したあるwebを生業とする会社で、会社の運営方針を見せていただいた。
本質を突いているようで面白かったので「紹介していいですか?」とお聞きしたところ、OKとのことだったのでここで紹介したい。
1.こだわりがあるのは良いが、頑固はこまる。
誰だってこだわりの一つや二つあるし、極めたいと思うことは良いことだ。が、他者の考え方を受け入れる余地が無いのは、困る。
2.自信を持つのは良いが、傲慢はこまる。
仕事に自信を持つのは望ましい。だがそれが行き過ぎて、他者を見下すようになるのは困る。
3.自己主張は良いが、無神経は困る。
自分の考えを持たず、自己主張出来ない人は、会社への貢献の度合いが小さい。だが、自己主張にも言い方があり、作法がある。周囲への配慮が欠けた無神経は会社へ貢献するどころか、会社を壊す。
4.無知は良いが、知ったかぶりは困る。
無知であること自体は悪いことではない。むしろ学びは無知を自覚するところから始まる。だがそこにとどまっている知ったかぶりは困る。知ったかぶりは無知でいつづけることを選択した人である。
5.バカをやるのは良いが、無気力は困る。
バカをやる人は皆に愛される。バカなことをやらずして、新しいことを成し遂げる人はおらず、応援してくれる人を持つこともない。
だが、無気力は困る。なにもしないのはバカをやるよりも遥かにダメな行為である。バカなことでも良いから、行動せよ。
6.真面目なのは良いが、非効率は困る。
なんでもコツコツ真面目にやることは重要だ。しかし、真面目であることが目的になり、非効率に陥ることは避けなければならない。
7.自由なのは良いが、無責任は困る。
基本的に会社における活動は自由であり、殆どのことは自らの裁量でやってよい。だが、自由には必ず責任が伴う。自分でそれを引き受ける覚悟を持つこと。
8.顧客を大切にするのは良いが、値引きは困る。
我々の活動は顧客が居てこそ成り立つ。大切にしなければならない。信用を得なくてはならない。だが、我々が顧客と呼ぶのは、値引きを要求する会社ではなく、我々のサービスに相応の価値を認めてくれる会社のみである。
(企業名が入っている部分など、会社を特定できそうな箇所は編集しています)
-スパークル株式会社- 1.企業の課題解決に向けたDX推進人材の採用・育成に関する状況 -ティネクト株式会社- 1.「営業リストが尽きた時に次に取るべき行動とは?」
(文責-ティネクト株式会社 取締役 倉増京平)
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