はじめまして。Webマーケティングポータル「ferret(https://ferret-plus.com/)」編集長の飯髙です。(自己紹介:【仕事のチカラ Vol.7】月間170万PVのオウンドメディアを1年で作り上げた人はどんな人?)
普段、働き方に関することを考える機会が多くあります。
最近、Book&Apps(https://blog.tinect.jp/)の安達さんとお話する機会があり、そのことを伝えたらぜひ寄稿してほしいと、ありがたい言葉を頂いたので不定期にはなりますが、寄稿させていただきます。
それでは本題にはいります。今回は、「リーダーは社内ではなく、社外を見て下さい。」です。
早速ですが、本質のお話をします。
会社員の多くは、社内の評価ばかりを気にしていませんか?
もちろん、社内の評価が高いことは決して悪いことではありません。会社員である以上、社内の評価はあげたいものです。
社内で実績もなく評価も低い人が、社外の評価ばかり高めるっていうのは間違っています。社内の評価はしっかりあるということは、もちろん前提です。
ただ、一方でこれって本当に自分の価値を高められていますか?という疑問が生じます。
仕事がら、多くの人に会う機会があります。個人的にこの人すごいなって思う人は、やはり社外の評価が高いです。逆に、社内の評価ばかり気にしている人ってそもそもそういう場にはでてこないものです。
つまり、社内ばかり目を向ける人って既にその場にいないってことです。もし、なにかの機会で社外との飲み会の場にいるとしましょう。きっと大した話もできないで終わります。
さて、では自分のリーダーのことを考えてみてください。みなさんのリーダーは、どうですか?ちゃんと社外に目を向けていますか?
トゲがあるかもしれませんが、まったく社外と飲み会がないとか、いろいろな知り合いがいないって方が自分のリーダーならそれはとっても不幸なことだと思います。
これだけSNSが一般化され、どんな人にもわりと気軽に会える今の時代に、リーダーが内輪のりでは、そこのメンバーも「ここで、評価されればいいんだ」と、勘違いしてしまいます。
これはもう負のスパイラルのはじまりです。
例えば、学生時代多くの人が仲良しがいてグループが存在します。
あるグループは、いつものメンバーで盛り上がる。
あるグループは、他のグループと交流をもち、盛り上がる。
客観的にどっちに属したいかって明確ですよね。
もし、前者と思う人がいればそれはそれでいいと思います。ただ、今も昔も、外と関係をもてない人は組織としても問題になります。
例えば、ある問題が生じた時、相談相手が社内にしかいないっていうのはナンセンスすぎます。社外と交流しているリーダーは、問題によって相談する相手がいます。つまり、答えが複数になるんです。
答えを一つしか持っていないリーダーと、複数持っているリーダー、どちらが有能かは明らかです。
社内の評価は、社内のものさしで評価をされるので、1年も働けば何が評価されるかわかりやすいでしょう。
ただ、社外の評価は日々変わります。それに柔軟に対応することや、別に評価目的でなくても、会いたい人に会うっていう行為は、とても大事なことではないでしょうか。
社内ばかりを見ているリーダー、例えば売上目標ばかり見ていて、お客さんを見ていないリーダーにいいたいのは、成果は会社の外にある、ということです。社内を見ても意味はありません。
その観点からしても、僕はそんなリーダーは、いますぐリーダーをやめるべきだと思います。
ティネクト(Books&Apps運営会社)提供オンラインラジオ第6回目のお知らせ。

<本音オンラインラジオ MASSYS’S BAR>
第6回 地方創生×事業再生
再生現場のリアルから見えた、“経営企画”の本質とは【ご視聴方法】
ティネクト本音オンラインラジオ会員登録ページよりご登録ください。ご登録後に視聴リンクをお送りいたします。
当日はzoomによる動画視聴もしくは音声のみでも楽しめる内容となっております。
【今回のトーク概要】
- 0. オープニング(5分)
自己紹介とテーマ提示:「地方創生 × 事業再生」=「実行できる経営企画」 - 1. 事業再生の現場から(20分)
保育事業再生のリアル/行政交渉/人材難/資金繰り/制度整備の具体例 - 2. 地方創生と事業再生(10分)
再生支援は地方創生の基礎。経営の“仕組み”の欠如が疲弊を生む - 3. 一般論としての「経営企画」とは(5分)
経営戦略・KPI設計・IRなど中小企業とのギャップを解説 - 4. 中小企業における経営企画の翻訳(10分)
「当たり前を実行可能な形に翻訳する」方法論 - 5. 経営企画の三原則(5分)
数字を見える化/仕組みで回す/翻訳して実行する - 6. まとめ(5分)
経営企画は中小企業の“未来をつくる技術”
【ゲスト】
鍵政 達也(かぎまさ たつや)氏
ExePro Partner代表 経営コンサルタント
兵庫県神戸市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。3児の父。
高校三年生まで「理系」として過ごすも、自身の理系としての将来に魅力を感じなくなり、好きだった数学で受験が可能な経済学部に進学。大学生活では飲食業のアルバイトで「商売」の面白さに気付き調理師免許を取得するまでのめり込む。
卒業後、株式会社船井総合研究所にて中小企業の経営コンサルティング業務(メインクライアントは飲食業、保育サービス業など)に従事。日本全国への出張や上海子会社でのプロジェクトマネジメントなど1年で休みが数日という日々を過ごす。
株式会社日本総合研究所(三井住友FG)に転職し、スタートアップ支援、新規事業開発支援、業務改革支援、ビジネスデューデリジェンスなどの中堅~大企業向けコンサルティング業務に従事。
その後、事業承継・再生案件において保育所運営会社の代表取締役に就任し、事業再生を行う。賞与未払いの倒産寸前の状況から4年で売上2倍・黒字化を達成。
現在は、再建企業の取締役として経営企画業務を担当する傍ら、経営コンサルタント×経営者の経験を活かして、経営の「見える化」と「やるべきごとの言語化」と実行の伴走支援を行うコンサルタントとして活動している。
【パーソナリティ】
倉増 京平(くらまし きょうへい)
ティネクト株式会社 取締役 / 株式会社ライフ&ワーク 代表取締役 / 一般社団法人インディペンデント・プロデューサーズ・ギルド 代表理事
顧客企業のデジタル領域におけるマーケティングサポートを長く手掛ける。新たなビジネスモデルの創出と事業展開に注力し、コンテンツマーケティングの分野で深い知見と経験を積む。
コロナ以降、地方企業のマーケティング支援を数多く手掛け、デジタル・トランスフォーメーションを促進する役割を果たす。2023年以降、生成AIをマーケティングの現場で実践的に活用する機会を増やし、AIとマーケティングの融合による新たな価値創造に挑戦している。
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(2025/7/14更新)
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