会社で真面目に働いていると、大体3年遅くても5年経つと後輩や部下を持ち、大なり小なりリーダーとしての振舞いが必要とされる場面が来る。それは仕事の実績のみならず、日頃の言動や行動が常に見られ、判断されていると思った方がいい。

出世したのだから、少しは背伸びしてでも「風格」を身につけたい、と思った時に読むべき7つのコラムをBooks&Appsよりご紹介します。

 

新米リーダーが必ずやらなければいけないこと。

働いてある程度経つと、リーダースキルを求められる。もちろんリーダーは天才でなくては務まらないものではなく、だれでもできる仕事です。(本文より一部抜粋)

トラブル続きのチームが、リーダーのある「性質」によってそんな状態であっても常にまとまりを保つことができた。その性質とは?あのローマ時代最高のリーダーと称されるユリウス・カエサルも同じ性質を持っていたらしい。 本文はこちら

 

有能なリーダーは、矛盾を統合する。

真に有能なリーダーは、矛盾を統合する存在だ。それは様々な経営者や管理職、組織の幹部などを見ていて強く感じる。実際「有能さ」と言うのは、矛盾を発見したときの態度に強く現れる。(本文より一部抜粋)

矛盾にぶつかった時、真のリーダーはどのように考えているのか。それは計らずも哲学者ヘーゲルの言葉に裏付けられていることでもあった。 本文はこちら

 

リーダーに必要なのは、強さではなく、やせ我慢である。

リーダーが公平で、毅然としており、厳しくあることで集団はまとまりを保つことができる。それは当たり前のことである、と言っても良いかもしれない。(本文より一部抜粋)

で、結局結論やせ我慢なのかよ?実は多くの管理職は「強い人」ではない。 本文はこちら

 

「頭の良いリーダー」と、「行動力のあるリーダー」どちらに人はついていくか。

往々にして「頭で考えるタイプ」と、「まずやってみるタイプ」は両立しない。果たして、どちらのリーダーに皆が、「自発的について行きたくなるか」という話だ。

結果は明白だった。成果が同じくらいなら、圧倒的多数が「行動力のあるリーダー」についていきたいと言ったのだ。逆に「頭の良いリーダー」は酷評された。(本文より一部抜粋)

これはおもしろい!多くの人が「行動力のあるリーダー」についていきたいと言ったその理由の分析がさらにおもしろい!どんな人間が、どんな理由で、人を惹きつけているのであろうか? 本文はこちら

 

暗黒面に堕ちた会社員たち

仕事をしていると、「あ、この人は……堕ちた人だ」と思う時がある。
力と引き換えに、色々なものを捨てた人たちだ。(本文より一部抜粋)

そんな暗黒面に堕ちてしまったと思われても仕方のない人たち10例。さて、この10例を見て「本当かな?」と思った人は現代の稀有な存在な幸せな社会人、「あるある」と思った人が実はフツーの社会人、「え、なんでこれが?」と思った人はおそらくあなた自身が… 本文はこちら

 

フリードリヒ・ハイエク 「頭のいいやつは群れたりしない」

カリスマ経営者は一つの原理、考え方に非常に固執する傾向にある。そして、徐々にそのまわりにはYESマンが集結し、ついにはその側近たちが他の社員たちに、カリスマに追従するように圧力をかけはじめる。原理は教義と化し、それについて異論を挟む人は放逐される。(本文より一部抜粋)

求心力の強い会社にいると、誰もが感じるあの違和感。でも、それに抗うことは現実的には難しい。心の奥底にその感覚をグっとしまって働くしかないのか?いいえハイエクは、その感覚は「間違ってない」と、あなたの背中を押してくれる。 本文はこちら

 

「知りながら害をなすな」

2兆円の賠償金を支払え――「キャメル」などの銘柄で知られるアメリカの大手タバコ会社「RJレイノルズ・タバコ」に対して、米フロリダ州の陪審団が、懲罰的賠償として約236億ドル(約2兆3900億円)の支払いを命じる評決を言い渡し、話題となっている。(本文より一部抜粋)

たかだかタバコの販売に対してなぜこのような巨額の賠償支払いになったのか?その背景には、ある重要な「倫理観」に関しての厳しい懲罰があった。ドラッカーの有名な一節を例に解説。本文はこちら

 

【安達が東京都主催のイベントに登壇します】

ティネクト代表・安達裕哉が、“成長企業がなぜ投資を避けないのか”をテーマに東京都中小企業サイバーセキュリティ啓発事業のイベントに登壇します。借金=仕入れという視点、そしてセキュリティやDXを“利益を生む投資”とする考え方が学べます。


ウェビナーバナー

お申し込みはこちら(東京都サイト)


こんな方におすすめ
・無借金経営を続けているが、事業成長が鈍化している
・DXやサイバーセキュリティに本腰を入れたい経営者
・「投資」が経営にどう役立つかを体系的に学びたい

<2025年7月14日実施予定>

投資と会社の成長を考えよう|成長企業が“投資”を避けない理由とは

借金はコストではなく、未来への仕入れ—— 「直接利益を生まない」とされがちな分野にも、真の成長要素が潜んでいます。

【セミナー内容】
1. 投資しなければ成長できない
・借金(金利)は無意味なコストではなく、仕入れである

2. 無借金経営は安全ではなく危険 機会損失と同義
・商売の基本は、「見返りのある経営資源に投資」すること
・1%の金利でお金を仕入れ、5%の利益を上げるのが成長戦略の基本
・金利を無意味なコストと考えるのは「直接利益を生まない」と誤解されているため
・同様の理由で、DXやサイバーセキュリティは後回しにされる

3. サイバーセキュリティは「利益を生む投資」である
・直接利益を生まないと誤解されがちだが、売上に貢献する要素は多数(例:広告、ブランディング)
・大企業・行政との取引には「セキュリティ対策」が必須
・リスク管理の観点からも、「保険」よりも遥かにコストパフォーマンスが良い
・経営者のマインドセットとして、投資=成長のための手段
・サイバーセキュリティ対策は攻守ともに利益を生む手段と考えよう

【登壇者紹介】

安達 裕哉(あだち・ゆうや)
ティネクト株式会社 代表取締役/ワークワンダース株式会社 代表取締役CEO
Deloitteにてコンサルティング業務に従事後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサル部門立ち上げに参画。大阪・東京支社長を経て、2013年にティネクト株式会社を設立。
ビジネスメディア「Books&Apps」運営。2023年には生成AIコンサルティングの「ワークワンダース株式会社」も設立。
著書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)は累計82万部突破。2023年・2024年と2年連続で“日本一売れたビジネス書”に(トーハン/日販調べ)。
日時:
2025/7/14(月) 16:30-18:00

参加費:無料
Zoomビデオ会議(ログイン不要)を介してストリーミング配信となります。


お申込み・詳細
お申し込みはこちら東京都令和7年度中小企業サイバーセキュリティ啓発事業「経営者向け特別セミナー兼事業説明会フォーム」よりお申込みください

(2025/6/2更新)

 

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