暗記力「暗記するための勉強」は最近では嫌われているらしい。おそらく「つめ込み教育」とセットで批判されているのだろうと推測するのだが、考える力のほうが暗記するということよりも大事であると主張する人が多い。

しかし、実態はそうではない。実は「暗記」があってはじめて、「考える力」や「その他のクリエイティブな力」が養われる。

 

数学の問題を解くときに、「考える力」はもちろん必要である。ただし、「定理」や「いくつかの基本的な解法」を暗記しているという前提だ。

クリエイターが広告を作るときに、「創造する力」はもちろん必要である。ただし、「以前に見たスバらしい作品たち」や、「Photoshopなどのツールの使い方」を暗記しているという前提だ。

ピアニストがピアノをひく時、「表現力」はもちろん必要である。ただし、「曲」や「鍵盤の位置」などを暗記しているという前提だ。

サッカー選手がサッカーをするときに・・・

 

 

くどいのでもうやめるが、何かしらの成果をあげる力はすべて、「暗記」を前提としている。そして、この暗記のレベルは「一夜漬け」のレベルではない。一夜漬けなど、1周間も経てば忘れる。それは「本気でする暗記」ではない。

本気でする暗記は、繰り返し、数多くの修練を通じて「意識しなくても思い出せる」レベルの暗記である。

 

 

意識しなくても思い出せる、という状況になった時、はじめて人間はその知識を「使いこなせる」レベルになったということである。

「暗記」が悪いのではない。「暗記すること」のほんとうの意味がわからないまま、ひたすら暗記を求められることが悪いのだ。

 

 

これで本の読み方も変わる。「この本いい本だな」と思ったら、それを何回も読んで、中身を頭に入れてしまおう。

「身につく」という言葉はいい言葉だ。本を読んで、身につく。まさに言い得て妙。

 

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Google検索にAI Overviewが表示され、ChatGPTやPerplexityで情報収集するユーザーも増えています。検索順位を上げるだけでは、企業の情報が見つけられなくなる時代に、何をすべきか——。Books&Appsの弊社ティネクト代表安達裕哉が「経営oneplusサミット2026 Summer」に登壇します。


<2026年7月30日 開催予定>

AI検索対策最前線:手法から効果測定まで

安達裕哉 登壇|経営oneplusサミット2026 Summer 内セミナー

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これから重要になるのは、AIに正しく理解され、引用され、推奨されるための情報発信です。SEOからAIOへと変わりつつある考え方から、具体的な対策手法、効果測定の考え方までをコンパクトに解説します。

登壇者
安達裕哉(ティネクト株式会社 代表取締役社長)
Deloitteで12年以上にわたり大企業から中小企業まで業務プロセス改善コンサルティングに従事。近年はAIによるコンテンツ作成を専門とする。著書に『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』『頭のいい人が話す前に考えていること』など。


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(2026/6/26更新)