どうもしんざきです。civ6では既に何軒の図書館を建設したか分かりません。大事ですよね、図書館(研究力的に)。
Welqの騒動からこっち、web界隈では企業メディアのモラルについて問われる流れが続いているようです。先日拝見したのは、浴衣の画像の盗用についてのお話です。
まとめサイトの盗用、ある“浴衣画像”が「収拾つかない」事態に
オリジナルの画像が盗用に盗用を繰り返されてひどいことになっている、というお話ですね。こんなのは氷山の一角どころか氷山の一かけらで、権利者の方がひどい不利益を受けているケースというのは、他にもそれこそ山のようにあるのでしょう。
これとは別に、「実際に盗用・無断転載された」際にそのメディアに料金を請求するノウハウ、というような記事も出てきておりまして、こういうケースは是非一般的になって、一部の「キュレーションメディア」やまとめサイト等による盗用や無断転載が「割に合わない」ものになって欲しいなあ、と強く希望する次第です。
キュレーションメディアに写真をパクられたら請求書を送ることにした
「まとめサイト」にブログ記事が無断転載されていたので損害賠償を請求してみた結果
コピペや転載ではなく、「自分で考えて自分で書く」人が報われるWebが実現することを願って止みません。
それはそうと。
メディアの倫理や著作権の意識についての話はそれはそれで重要なのですが、最近つくづく思うのは、「Webで適切な情報を探すことが、加速度的に難しくなっている気がするなあ」ということです。
今回メディアとしてのwelqが問題になったのも、「医学関係のキーワードを検索した時に、盗用や誤情報がふんだんに含まれたwelqのページが大量に引っかかるから、というのがそもそものきっかけでした。下記が先日拝読した記事です。
DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)
Googleを始めとする検索エンジンの傾向が把握され過ぎて、「品質の高くない情報を大量に掲載して検索上位を独占し、検索流入のPVから収益をあげる」という、web全体の情報の質を低下させるような行為が、ひとつのノウハウとして確立されてしまっている、ということについては否定し得ない事実であろうと考えます。
今回DeNAについては「たまたま炎上して注目されたし、たまたま大企業だった」ということで状況が改善に向かいましたが、皆さんご承知の通り、こんなのはweb全体を観ればほんの一部分もいいところであって、もっと小規模な組織の、もっとモラルが低いサイトは数える気にもならない程大量にあります。そして今も変わらず、Googleの上位ワードの多くはそういったサイトに占領されている状態です。
つまり、「確度の高い、適切な情報」を探す為に必要なコストが、加速度的に上がり続けている」というべき事態に、しばらく前からなっているのではないかと。
勿論この状況を改善する為の努力はしていかなくてはならないですが、我々としては保険も打っていかなくてはいけないなあ、と。つまり、適切な情報を探す為の手段、適切な情報を判断することが出来る目を、常日頃から養っておかなくてはいけないんじゃないかと、私などは考える訳なんです。
私は三児の父なので、自分の話だけでなく、子どもたちがこれから大きくなっていくに際し、どのように「情報」と付き合っていくのかなあ、ということを考えます。
これからの時代、生活とwebが直結し、生きていくに当たってwebが必要不可欠なものになっていくだろう、ということは今更言うまでもない既定路線です。「webとどのように付き合うか」というのは、常に問われ続ける課題になっていくでしょう。
となると、webの重要な機能である「情報との付き合い方」を、まずはwebでないところで練習しておくことは大事なことなんじゃないかと。
その為のアプローチの一つとして、「図書館の楽しみ方」「知りたいことを、図書館で調べる方法」というものを早めに教えて、練習させてあげたいなあ、と今は考えており、その方法をあれこれ考えたり試したりしています。
以前も書いたように、もともと「図書館で好きな本を借りてきて、読みたければ読めばいいし、読みたくなければ無理に読まなくてもいい」という方針はずっと継続しております。それが幸いしてか、現在は長男長女次女とも、図書館のことを「いろんな本が読める楽しい場所」と認識してくれているようですが、「何かを調べる」ということについてはまだまだこれからの話です。
例えば、「知りたい情報が集まっている分野を確認して、その本を探す練習」。これは、図書館の検索システムを有効利用すれば簡単ですし、「検索で本を早く探す勝負」でもすれば結構子どもはノってきそうです。
例えば、「その情報を誰が書いたのかを確認し、他にその人が言っていることと対照して、信頼できるかどうか考える練習」。大抵の本には著者情報が掲載されていますし、著者検索をすればその人が書いた他の本をすぐその場で眺めてみることも出来ます。単純に、好きな著者を見つけて、その人が書いた本をコレクター感覚で読み漁ってみるのだっていい経験でしょう。
「あるテーマについて、他の人が言っている情報も確認して、齟齬がないか、齟齬があったらどちらが妥当なのか考える練習」。「ある情報の出典を探す練習」。「ある情報について、一番最初に書かれた本はなんなのかを確認する練習」。
全部が全部、図書館を上手く使えば簡単に練習できることばかりですし、なんならゲーム仕立てにして子どもと遊ぶことも出来そうなテーマばかりです。子どものころの自分に照らしても、「図書館遊び」って楽しいんじゃないかと思うんですよ。
考えてみれば、「出典は大事だよ」とか、「同じテーマでも複数の情報ソースがあって、比較してみるのも大事だよ」みたいなことって、私に関していえば図書館で遊んでる内に段々わかってきた概念だったように思うんですよね。逆に、「何かを調べる」という経験を最初からwebでしてしまうと、そういうことって結構気づきにくいんじゃないかって気がするんですよ。
だから、webに出る前の練習という意味でも、リテラシーの入り口の一つという意味でも、「図書館を利用し倒す」という経験は早い内にさせてあげたいなあと。その為にも、まずは今度の土日にでも長男と一緒に図書館に行って、長男が好きな電車について、一緒に調べてみようと思ったりするわけなんです。
図書館楽しいですよね。図書館の楽しみ方を、今後とも子どもたちとも共有していきたいなあと、端的に言うとそういうことになります。
今日書きたいことはそれくらいです。
製薬・バイオ企業の生成AI導入は、「試行」から「実利」を問うフェーズへと移行しています。 (2026/01/19更新)
単なる理論ではなく、現場で成果を出す生成AI活用の“実装方法”を知りたい方に最適なウェビナーです。
本セミナーでは、製薬・バイオ企業でのPoC(概念検証)から得られた実データとノウハウを元に、「どこにAIが効くのか」「どこが難しいのか」を明確に解説します。

【開催概要】
・開催日:2026年2月12日(木)
・時間:12:00〜13:00
・形式:オンライン(Zoom/ログイン不要)
・参加費:無料(定員150名)
本セミナーでは、13チームのPoCで時間を50〜80%削減したノウハウを余すことなく共有します。適用可否の見極め、評価設計、失敗領域への対応方法、全社展開のガバナンス設計まで、実践的な内容です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
・製薬・バイオ・化学業界のDX/業務改革担当者
・AI導入プロジェクト責任者・企画部門・法務・人事などの全社展開担当者
・PoC設計や効果測定の「型」を学びたい方
・自社の生成AI活用を確実な成果につなげたい実務担当者
【セミナーの内容】
・生成AIの“適用可否”を短期間で見切る方法(PoC設計・評価の型)
・現場で成果を出すAI活用ノウハウ(バックキャスティング/プロンプト構造化 等)
・適用が難しい領域(PowerPoint・OCR 等)の整理と次の打ち手への転換
・横展開に向けたガバナンス設計とナレッジ共有
【登壇者】
奥田 真輔 氏
システム開発やITコンサルティングを経て、
外資系製薬企業で15年以上のITビジネスパートナーとして人事からコマーシャル、
メディカルなど製薬企業の様々な分野のプロジェクトに携わる。
現在はネクセラファーマ株式会社で、システムだけではなく、企業風土改革や業務改善をリードし、
日本発グローバルバイオ製薬企業にむけて、同社の成長基盤の構築に尽力している。
岡田 雄太(ワークワンダース株式会社 CTO)
野村総合研究所に新卒入社後、証券総合バックオフィスシステムやオンライントレードシステムなどの開発に従事。
その後、8 Securities(現SoFi Hong Kong)へ出向し、日本人唯一のエンジニアとして国際的なプロジェクトに携わる。
BOOSTRYでは信託銀行向けSaaSの立ち上げと成長を牽引。
WiseVineではCTOとして開発組織を30名規模に拡大し、プロダクト開発を推進。
2025年4月よりワークワンダース株式会社CTOに就任。AI活用を中心とした開発支援をリードする。
【お申込み・詳細】
こちらのウェビナー申込ページをご覧ください。
【プロフィール】
著者名:しんざき
SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ。三児の父。
レトロゲームブログ「不倒城」を2004年に開設。以下、レトロゲーム、漫画、駄菓子、育児、ダライアス外伝などについて書き綴る日々を送る。好きな敵ボスはシャコ。
ブログ:不倒城













