ある学生の方から、質問を受けたことがある。
「すぐに管理職になるわけでもないのに、なぜリーダーシップの話を聴くのか、実際に皆が管理職になるわけでもないのに、なぜリーダーシップの話を聴くのか」と。
おそらく、根底には学生と社会人の「リーダーシップ」に関する意見の相違がある。
学生の側から見れば、「リーダーシップ」を問われる理由は、人を使ったり、人の相談にのったり、何かチームで成果を上げたり、そういった「人の上に立つ」能力を見られていると思うかもしれない。
しかし、「リーダーシップ」に関する質問の意図は、別のところにある。
面接官が知りたいのは、「人の上に立つ能力」ではない。
では、何を知りたがっているのか。
実は、ほとんどの面接官が本当に知りたいのは「進んで誰もやらないことを引き受ける責任感」だ。
漫画:眞蔵修平
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