(写真は、井上農園のさくらんぼの木です)【農業ブログ第六回】生産者を取材しました。「井上農園」さんの畑をご紹介します。の続きです。
井上農園さんで栽培している見事なセロリです。普通スーパーなどで小売価格、一本2百円程度で売られているイメージですが、出荷額は、10キロで3600円になるそうです。
これだけ手間を掛けて、収穫して、丁寧につめて、例え1トン出荷しても、36万円にしかなりません。
ここから肥料代などの原価を引くと、「人件費は出ないです。家族でやっているから、なんとかやっていける」と言うレベルになります。また、突発的な災害の時もあります。昨年の夏の台風で、ビニルハウスの屋根が飛んでしまい、修理費に80万円かかったそうです。
ビニルハウスの修理をする費用と、2トンのセロリを出荷する費用が同じというのは、農作物がちょっと安すぎる気もします。
それでも、井上さんは「安全な食物」にこだわり続けてもう40年以上、有機農業を続けておられます。
ちなみに、案内していただいた井上農園さんの娘さんは、小学校の時、一人だけ給食を食べず、家のお弁当を食べていたそうです。お弁当は玄米と野菜のみ。筋金入りです。
下は、庭で干していた、しいたけです。天日干しです。
下は、野菜を洗う加工場です、といっても、水道と刃物があるだけの簡単な作業場です。
実は、ここの野菜はプロの方も使っておられます。
高知県で、地元の人に長く愛されている「西村商店」さんです。西村商店さんは、「地産地消」を掲げ、地元の安心、安全な野菜を使った定食などを提供しているお店です。
西村商店さんでは、井上農園さんを始めとした、様々な有機農業をやっておられる農家から直接買い付けた野菜を使った料理を提供しているそうです。
井上農園さんの野菜を使った料理を頂いてみました。
最も違いがわかりやすいのは、大根と人参、セロリだったと思います。野菜スティックは味音痴の私でも違いがわかるほどでした。
その他、かぶ、キャベツ、白菜、レタスなどもいただきました。
また、こちらの大根のステーキ(?)もとてもいい味でした。大根を似て味を含ませ、上から魚のあらをほぐし、とろみを付けたものをかけています。「ぶり大根」に近い味がしました。
次回は、別の有機農業の農家さんをご紹介したいと思います。
⇒【農業ブログ第八回】生産者の取材をしました。「によどの恵み畑」を紹介します。
オウンドメディアが“武器”になる時代が再び!生成AIで変わる企画・制作・継続のすべてを解説
生成AIの登場で、かつてハードルだったコンテンツ制作・目標設計・継続が一変。
本セミナーでは、なぜ今オウンドメディアが“やるべき選択肢”となったのか、
費用対効果を可視化し社内を動かす企画へ落とし込む方法を、3名のプロが分担してお届けします。

こんな方におすすめ
・オウンドメディアに興味はあるが成果が見えず投資できない
・社内の理解が得られず、企画が通らない
・記事は作っているが、何がKPIなのか曖昧で迷走している
・コンテンツ施策を始めたいが、マーケ知見が不足している
<2025年6月19日実施予定>
生成AIによるコンテンツマーケティング自動化で、オウンドメディアの悩みが9割解消された話
メディア運営が劇的に変わった3つの要因【このセミナーで得られる5つのこと】
・オウンドメディア再評価の最新トレンドがわかる
・生成AI×人間の役割分担で発信体制を最適化する方法
・“継続できるメディア”を支える編集と企画の仕組み
・企画を通すための費用対効果の可視化手法
・実例ベースで学ぶ社内提案ロジックと構成
【セミナー内容】
第1部|なぜ今、オウンドメディアなのか?
登壇:安達 裕哉(ティネクト代表)
第2部|やりきる編集とは? 発信体制の仕組み化
登壇:桃野 泰徳(ティネクト編集責任者)
第3部|通る企画として社内を動かす 費用対効果の「規格」設計
登壇:倉増京平(ティネクトマーケ責任者)
日時:
2025/6/19(木) 10:30-11:30 + Q&A
参加費:無料 配信形式:Zoomウェビナー
お申込み・詳細
こちらウェビナーお申込みページをご覧ください
(2025/6/10更新)
・筆者Facebookアカウント https://www.facebook.com/yuya.adachi.58 (スパムアカウント以外であれば、どなたでも友達承認いたします)
・農家の記事を始めました。農業にご興味あればぜひ!⇒【第一回】日本の農業の実態を知るため、高知県の農家のご支援を始めます。