サラリーマンにとって、何が一番怖いか、と聞くと、「リストラされること」という答えをいただくことが多い。しかし、それは表面的なことだけを見た回答だ。
サラリーマンにとって本当に最も辛く、怖いのは「この先10年、15年同じ状態が続くこと」だ。
なぜならば、人間は「変化が起きないこと」に耐えられないからだ。実際、転職する人々の話を思い出して欲しい。
「この先ずっと同じ生活が続くかと思うと、やってられないと思った」
という人。
それなりに収入が高いにもかかわらず
「給料が上がらない。これからも上がらないだろう。それが嫌だった。」
という人。
「自分の十年後が、あの課長の姿と思うと、絶望した。先が見えてしまった」
という人。
皆、変化がないことに絶望している。
確かに人は、時として「今より悪くなる可能性」よりも「ずっとそのまま変わらず」のほうがよりつらく感じるのかもしれない。
「悪くなる可能性」と聞けばなんとかしようとあがいたり、環境を変えようという努力をするかもしれない。「悪い時もあれば、良い時もある」を受け入れる人もいよう。
が、「ずっとそのまま」「10年20年先の姿がわかってしまう」のは厳しい。
その一方で勇気を出し、 荒海に漕ぎだす人もいる。転職やリストラは大きなリスクを伴うが、 「例え給与が下がったとしても、変化がないよりは良い」と考える人も多い。
「あの時リストラされた良かったです」
「あの時会社をやめていなかったらここまでやれませんでした」
という人々がいる。
もちろんそう言った人たちの話は一部の意見であり、中には手痛い失敗をした人もいよう。
しかし、面白いことに失敗をしてなお、変化を求め続ける人も数多くいるのだ。
「起業して、自己破産しました」という方で、今もなお起業家として活躍する方もいる。
「転職して、給与が半分になった上、2年でその会社を辞めました」という方で、新しいチャレンジを始めようと言う方もいる。
「創業者で、社長をやってきたにも関わらず、その会社を追い出されました」という方で、再び立ち上がる人もいる。
彼らに共通するのは、ただひとつ「勇気」だ。
大航海時代に新大陸を求めた船乗りたち、南極点到達レースに身を投じた探検家たち、根底にあるのは彼らと同じ、起業家精神だ。
変化には勇気が必要だ。だが、勇気はあなたの人生を大きく変える。「失敗してよかった」と思えるほどに。
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(文責-ティネクト株式会社 取締役 倉増京平)
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